えんフォト、年末年始の帰省シーズン目前に「子育てに関する情報収集と親世代との価値観の違い」に関する調査を実施

報道関係者各位
2023 年 12 月 18 日
株式会社うるる


【負担になる、価値観が合わない…】実親や義親へ子育て相談をしない親は3割超え!
相談しないものの「子どもの近況を報告・共有する」親は7割を超える結果に
Z世代の子育てに関する情報収集は、半数近くが「SNS」を活用
~えんフォト、年末年始の帰省シーズン目前に
「子育てに関する情報収集と親世代との価値観の違い」に関する調査を実施~
労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、 複数の SaaS を展開する株式会社うるる (東京都
中央区 代表取締役社長:星 知也)が運営する、保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービス「え
んフォト」は、年末年始の帰省シーズン目前に、未就学児をもつ 20 代から 40 代の親 500 名を対象とし
た「子育てに関する情報収集と親世代との価値観の違いに関する調査」を実施いたしました。
(https://en-photo.net/)




【調査サマリー】
・未就学児の親の 3 割強(34.2%)が、実の両親(以下、実親)や義理の両親(以下、義親)に子育て
に関する相談をしない。<結果 1> その理由は「相手の負担になるから」 (30.0%)が最も多く、次
いで 0.2 ポイント差で「価値観が合わないから」(29.8%)
。<結果 4>

・子育ての情報収集について 20 代(Z 世代)は「SNS」が 46.3%と半数近くにのぼる。40 代は「友
人」や「パパ・ママ友」から情報収集する割合が 20 代や 30 代と比べて高い結果に。 <結果 5>

・子育てに関して実親と義親のどちらか、もしくは両方ともに相談しない人も「子どもの近況は報告・共
有する」割合が 7 割強(72.8%)
。<結果 7> その方法は「SNS」
(36.9%)が最も多く、写真共
有サービスを利用する方は 3 割近く(28.7%)にのぼる。<結果 10>

・一方で子どもの近況を報告・共有をしない理由は「面倒だから」 (22.5%)が最も多く、次いで「義親
との関係性がよくないから」(21.1%)「迷惑だと思われそうだから」
、 (19.3%)という結果に。<結
果 11>
【調査背景】
妊娠や育児に関する常識は、昭和から平成、令和へと時代が変わるにつれて大きく変化しており、
「子育
て世代」と「祖父母世代」に関する価値観が合わないと感じている人のお悩みに合わせて「孫育てハンド
ブック」を発行する自治体も昨今増えています。そこで「えんフォト」では、未就学児の子育て中である
親を対象に、子育てに関する情報収集の方法や、パパ・ママ(子育て世代)とその親(祖父母世代)の価
値観の違いに関する実態を調査しました。

【調査結果】
<結果 1>
実親や義親に、子育てについて相談するか質問したところ、親の 3 割強(34.2%)が「実親と義親の両
方とも相談しない」と回答し、
「両方に相談する」人を上回る結果となりました。世代別で見ると 40 代
にその傾向が高く出ていることがわかり、 代と 30 代は
20 「実親には相談するが、義親には相談しない」
と回答した割合がそれぞれ 4 割近い結果となりました。




<結果 2>
子育てについて「実親と義親の両方、もしくはどちらかに相談する」と回答した方に、その頻度を聞いた
ところ「月に 1 回程度している」割合が 27.1%と最も高い結果となりました。
<結果 3>
子育てについて「実親と義親の両方、もしくはどちらかに相談する」と回答した方に、どのような相談を
しているのかを質問したところ、
「子どもの成長や健康について」が 7 割近い結果となり(69.6%)最も
高く、次いで「子どもの教育について」(32.2%)「子どもの食事(離乳食含む)について」
、 (23.4%)
となりました。




<結果 4>
子育てについて「実親と義親のどちらか、もしくは両方とも相談しない」と回答した方に、その理由につ
いて聞いたところ、
「相手の負担になるから」 (30.1%)が最も高い結果となりました。次いでほぼ同率で
「価値観が合わないから」(29.8%)の回答が高く、 「口出しや干渉をされるから」(17.4%)「ジェネレ

ーションキャップを感じるから」 (13.5%)が続く結果となりました。
<結果 5>
子育てについて「実親と義親のどちらか、もしくは両方とも相談しない」と回答した方の「子育てに関す
る情報収集の仕方」で最も多かったのは「インターネット」
(40.6%)でした。次いで 1.8 ポイント差で
「SNS」(38.8%) 番目に「友人」
、3 (33.0%)という結果になりました。

また世代別でみると、Z 世代である 20 代は 5 割近く(46.3%)が「SNS」と回答した一方で、40 代は
SNS よりもインターネット検索で子育て関連の情報を収集する割合が 5 割(54.9%)を超え、次いで「友
人」
(45.1%)
、ママ・パパ友(38.5%)と「SNS」
(26.2%)を上回る結果になりました。世代によって
情報収集の仕方に差があることがわかります。




<結果 6>
子育てについて「実親と義親のどちらか、もしくは両方とも相談しない」 と回答した方を対象に、
「SNS」
や「インターネット」「友人」などからどのような情報を収集しているか聞いたところ、<結果 3>同様
に「子供の成長や健康について」の回答が 53.6%と半数以上を超え、最も多い結果となりました。
<結果 7>
実親、義親への相談の有無に関わらず、子どもの近況を報告・共有するかについては、78.0%が「実親
と義親の両方、もしくはどちらかに報告・共有する」と回答しました。また「実親と義親のどちらか、も
しくは両方とも相談しない」と回答した方がどのような傾向にあるか調べたところ、同じく 7 割以上
(72.8%)が「実親と義親の両方、もしくはどちらかに子どもの近況を報告・共有する」と回答しまし
た。




<結果 8>
「実親、義親の両方、もしくはどちらかに子どもの近況を報告・共有する」と回答した方にその理由につ
いて質問したところ、
「子どもの成長を共有したいから」
(61.0%)の回答が最も多い結果となりました。
<結果 9>
「実親、義親の両方、もしくはどちらかに子どもの近況を報告・共有する」と回答した方に、その頻度に
ついて聞いたところ最も多かった回答が「月に 1 回程度している」(33.3%)となりました。




<結果 10>
「実親、義親の両方、もしくはどちらかに子どもの近況を報告・共有する」と回答した方に、その方法に
ついて聞いたところ、 「SNS」(36.9%)が最も多く、次いで「年末年始や長期休暇などに顔を見せに行
く」(31.5%)「写真共有サービス」
、 (28.7%)でした。
<結果 11>
「実親、義親のどちらか、もしくは両方とも子どもの近況を報告・共有しない」と回答した方にその理由
について聞いたところ、 「面倒だから」
(22.5%)が最も多い結果になりました。
「迷惑だと思われそうだ
から」
(19.3%)といった不安から報告・共有しない方も一定数いることがわかりました。




【考察】
株式会社うるる 執行役員/おもいで事業グループ管掌 田中偉嗣

この度の調査により、子育てに関する情報収集と親世代との価値観の違いに関
する実態が見えてきました。

子育てに関して実親や義親に相談するかについては、親の 3 割強(34.2%)が
「実親と義親の両方へ相談しないと」回答し、世代別でみても 3 割以上を超え
る結果となりました。特に 40 代は「実親、義親へ相談しない」割合が最も高い
ことがわかります。相談しない理由として「相手の負担になると思うから」の
回答が 3 割(30.1%)に上り、親への配慮が垣間見える一方で、
「価値観が合わ
ないから」
(29.8%)の回答も 3 割近くありました。

昨今、昭和や平成の常識が異なることから子育てに関しても意見が衝突するケースも少なくないことか
ら「孫育てハンドブック」や「祖父母手帳」の発行が自治体や企業で広がっています。今回の調査でも実
親や義親へ子育てに関する相談をしない理由として 10 人に 1 人以上が、
「口出しや干渉をされるから」
(17.4%)「ジェネレーションギャップを感じるから」
、 (13.5%)、
「昭和的な考えに共感できないから」
(11.1%)「親の子育て論を押し付けられるから」
、 (10.0%)を選択しており、
「祖父母の孫育て」をサ
ポートするガイドブックの必要性を物語っています。これから年末年始を迎え実家や義実家に帰省する
方も多くいらっしゃると思いますが、自治体などが発信する前述した情報も参照いただき親世代とのコ
ミュニケーションに役立てていただきたいと思います。

また実親や義親、もしくはどちらかに子育てに関する相談をしない方は、「インターネット」や「SNS」
で子育てに関する情報収集をすることが多いようです。特に 20 代は 2 人に 1 人が「SNS」を活用して
いる一方で、 代は
40 「インターネット」
(54.9%)についで「友人」
(45.1%)
、「ママ・パパ友」
(38.5%)
の回答が多く「SNS」(26.2%)の割合を上回っていることから、「SNS」のような不特定多数の場では
なく、面識のあるリアルな友人・知人へ子育て相談する傾向が高いといえます。

最後に、子育てに関して「実親や義親のどちらか、もしくは両方へ相談しない」ものの、
「子どもの近況
を報告・共有する」方の割合は 7 割(72.8%)を超えています。またその方法として「SNS」
(36.9%)
や「写真共有サービス」
(28.7%)があげられていることから、昭和と平成で子育てに対する価値観の違
いはあるけれども、子どもの成長や思い出の写真は、パパ・ママ(子育て世代)とその親(祖父母世代)
の懸け橋になっているのではないでしょうか。

子どもの近況を共有することを通じて、自然と実親・義親との子育てについて話すことが増え、より実
親・義親から子育てのサポートを受けやすくなる可能性があるため、子どもの写真や動画を共有するこ
とが子育て支援につながる可能性を秘めていると感じました。一方で子どもの近況を共有しない理由と
して「面倒だから」
(22.5%)が最も多い理由になっており、より手軽に子どもの写真や動画を共有でき
るサービスを開発していかなければと感じております。


【調査概要】
・調査名:子育てに関する情報収集と親世代との価値観の違いに関する調査
・調査対象:0 歳~6 歳の未就学児をもつ 20 代~40 代の親
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2023 年 12 月 2 日~12 月 3 日
・サンプル数:500 名


えんフォトは、これまで全国約 4,500 園以上で導入され、累計約 27 万人(2023 年 3 月末時点)の保護
者が利用している保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービスです。子どもたちの体験や成長、そ
れに伴う笑顔を写真に残すことで、家族の大切な“思い出づくり”に貢献してきました。

今後も、子どもたちの思い出を大切にするために保育の ICT 化を推進し、保育に関わる全ての方に喜ん
でいただけるよう、さらなるサービス拡充に取り組んで参ります。


【えんフォトとは】
(https://en-photo.net/)
「世界中のファミリーにもっと幸せな思い出を届けよう」

えんフォトは、WEB 上で『写真展示』
『販売』
『購入・決済』などすべて完結する、幼稚園・保育園/保
護者向けオンライン写真販売サービスです。

●WEB で園の写真を選択・購入可能
園が撮影した写真をアップロードし、保護者に写真公開のお知らせメールを一斉送信。保護者は WEB 上
で写真を選び、注文すると 5 営業日以内に写真が届く仕組みです。園側は WEB にアップロードするだ
けなので、プリントや掲示の手間を一切かける必要がありません。

●我が子をすぐに見つけられる!顔認証機能
顔認証機能がついているので、保護者が我が子の写真を簡単にピックアップできます。認証した写真を
優先的に表示できるので、写真を探す手間が省けます。

●フォトグラファーがいなくても大丈夫!「えんフォト」が園にフォトグラファーを派遣するサービス

「うるる」はクラウドソーシング事業「シュフティ」も運営しています。クラウドワーカーであるフォト
グラファーを園に手配しますので、依頼するフォトグラファーがいない園でも子どもたちの可愛い写真
を撮ることができます。


【うるるグループ 概要】株式会社うるる(https://www.uluru.biz/)
設立:2001 年 8 月 31 日
所在地:東京都中央区晴海 3 丁目 12-1 KDX 晴海ビル 9F
代表者名:星 知也
事業内容:
◆CGS(Crowd Generated Service)事業 ※CGS とは、クラウドワーカーを活用したうるる独自のビ
ジネスモデル
・電話代行サービス「fondesk(フォンデスク) 」
・入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)「nSearch(エヌ・サーチ)※1」

・幼稚園・保育園向け写真販売システム「えんフォト」
・出張撮影サービス「OurPhoto(アワーフォト)※2」
◆クラウドソーシング事業
・プラットフォーム「シュフティ」の運営
◆BPO 事業 ※3
・総合型アウトソーシング「うるる BPO」
・高精度の AI-OCR サービス「eas(イース) 」
・障害者雇用トータル支援サービス「eas next(イース ネクスト) 」

※1 株式会社ブレインフィードにて運営
※2 OurPhoto 株式会社にて運営
※3 株式会社うるる BPO にて運営


■サービスに関するお問い合わせ先
株式会社うるる 担当:田中
TEL:03-6221-3064 E-Mail:t_tanaka@uluru.jp


■報道関係者のお問い合せ先
株式会社うるる ブランド戦略部 広報:小林・高橋・岩田
TEL:070-8803-4325 E-Mail : pr@uluru.jp

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