東京地下鉄株式会社向けに有事対応時情報共有のための専用アプリケーションを開発・提供

2020 年 4 月 6 日
株式会社チェンジ


東京地下鉄株式会社向けに
有事対応時情報共有のための専用アプリケーションを開発・提供


株式会社チェンジは、東京地下鉄株式会社より委託を受け、地下鉄の土木構造物(トン
ネル、橋りょうなど)で有事が発生した際に、発生現場と事務所間での円滑な情報共有を目
的とした Web/iPad 専用アプリケーションを開発・提供いたしました。


開発した専用アプリケーションは MRER(Metro Railway Emergency Reaction)と呼
ばれ、有事が発生した際の現場と事務所間での円滑な情報共有、ならびに運行再開に向けた
復旧作業の迅速化に向けた活用が開始されています。


従来の有事対応の手法として、有事発生後に現場対応と並行して、事務所で情報収集・整
理・対応指示を行っており、事務所側の対応者が現場対応者から聞き取った内容をホワイト
ボードに書き込んで情報の共有が行われていましたが、情報共有までのタイムラグや、コミ
ュニケーションミス、確認漏れ等を課題認識しておりました。


本アプリケーションを利用することにより、現場担当者が直接 iPad の専用アプリケーシ
ョンから、現場の写真や動画の共有、対応状況のリアルタイムな報告が可能となりました。
また、報告内容を一部テンプレート化することにより、現場担当者が行う情報入力の手間も
大幅に効率化します。


さらに、最終的な報告書の作成に向けて、アプリケーションに集約された有事の対応履歴
情報(時系列)を活用する機能を使うことで、報告書作成にかかる時間の削減、報告内容の
精度向上にもつながります。


株式会社チェンジでは、本アプリケーションの構想立案段階から検討に参画し、2018 年
にプロトタイプアプリケーションをリリースし、有事対応訓練での利用を経て、2019 年に
正式にアプリケーションをリリースいたしました。


株式会社チェンジの代表取締役兼執行役員社長の福留大士は、「当社は NEW-IT を用い
たファーストラインワーカー向けの DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進して
おり、本アプリケーションの提供はまさにファーストラインワーカー向けのデジタル武装
を実現した好事例になるものと考えております。
本アプリケーションを通して、迅速で正確な情報共有が行われることで、社会インフラで
ある鉄道の安全・安定への貢献と、ファーストラインワーカーの生産性向上を実現して参り
たいと考えております」と述べております。
(※iPad、iPhone は Apple Inc.の商標です。



■株式会社チェンジ:
https://www.change-jp.com/
本社:東京都港区 代表取締役:福留 大士


■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。




本件の問い合わせ先:
株式会社チェンジ
東京都港区虎ノ門 3-17-1
Control & Management 担当
メール:ir_info@change-jp.com

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