位置情報を活用した働き方と人事データを活用した分析サービスの開発着手

2022 年 6 月 24 日
株式会社チェンジ
(コード番号:3962 東証プライム)




位置情報を活用した働き方と人事データを活用した分析サービスの開発着手
〜物理的に働き方が多様化する中、社員のエンゲージメント向上や退職予兆検知を支援〜



株式会社チェンジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:福留 大士、以下 チェンジ)と株式会社ビ
ーキャップ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岡村正太、以下 ビーキャップ)は、働き方が多様
化する環境における人財マネジメントの強化(エンゲージメントの向上、退職予兆の検知と対応、業績優秀
者の働き方の特定等)に向けて、働き方×位置情報(働く場所とコミュニケーション・人との関係性)を利用
した分析サービスについて商用化に向けた開発に着手します。


新型コロナウィルスの影響を受け、大企業を中心に働き方の変化およびオフィスの活用のあり方が大きく変化
しています。主要なトレンドとしては以下が挙げられます。
 オフィス勤務と、在宅・サテライトオフィスのハイブリッドによる働き方への変化
 オフィスが作業を行う場所から、コミュニケーション・コラボレーションの場へと変化
 働き方・働く場所が広がる中で、社員の状態把握や適切なマネジメントが引き続き課題として重要


コミュニケーションの多くがオンライン(Web ミーティング・ビジネスチャット・電子メール)上で行われる中で、
社員 1 人 1 人のモチベーションやパフォーマンスを物理的な接点機会を通じて確認することのハードルが高まっ
ています。
このような環境においてチェンジでは、ビーキャップの持つソリューションにより得られるデータ(誰が・いつ・どの場
所で働いているか、社員同士がどのような接点を持っているか等)を、人財マネジメントに効果的に活用するた
めのサービス開発に着手いたしました。


この取り組みによって、現在の居場所や施設利用状況を可視化することにとどまらない、次のようなメリットが
挙げられます。
 働く場所と人とのコミュニケーション接点の状態の可視化:
社員が実際にどの空間/場所を利用し、他メンバーとどのような接点を持っているかを見える化します。
勤怠管理の仕組みでは把握できない社員の働き方の実データをもとにした分析や施策の検討を可能
にします。




 人との交流/関わりの状況と人財の状態の関係性の可視化:
特に物理的な対人コミュニケーションの濃淡と、社員の状況との関係性を分析します。ハイブリッドな環
境におけるハイパフォーマーの働き方を特定し人事施策へのインプットを可能とします。
 働き方データに基づくリテンション・パフォーマンスアップのための打ち手の可視化
特に社員のリテンションに向けて、モチベーションの状況、ひいては退職につながる予兆に対する具体的
な打ち手を描くことを可能とします。(チェンジの提供する企業向けスキル向上/マインド醸成トレーニン
グとの連携等)


<参考>働き方・人財マネジメントの分析に用いるデータ
働き方に関わる位置情報 人財マネジメントに関わる情報
 人別の勤務時間  入社・退職情報
 オフィス/在宅/サテライトの利用割合  期間ごとのパフォーマンス
 オフィス内の自席・会議室など施設/場所の利 (業務上の KPI や評価情報)
用状況  エンゲージメント情報(各種サーベイ結果)
 他メンバーとの交流の状況  各種トレーニングの受講状況や結果
※ サービスの内容は設計中であり、実際にリリースされる内容とは異なる可能性があります。


今後、サービスの具体化とあわせて、エンゲージメントサーベイやオンライン/リアルにおける人財マネジメント力
の向上のためのトレーニングサービス等の連携を図り、より人事部門および現場における部下/後輩指導担当
者の課題に即したソリューションとしての拡充を進めてまいります。




本件の問い合わせ先:
株式会社チェンジ
東京都港区虎ノ門 3-17-1
Control & Management 担当
メール:ir_info@change-jp.com





5465