「データ通信再生装置・再生方法・再生プログラム」に関する特許を取得

<Press Release> 2018 年 8 月 10 日
チエル株式会社



<チエル株式会社>

「データ通信再生装置・再生方法・再生プログラム」に関する特許を取得
~当該特許を活用した「製品開発パートナー」を募集します~

学校教育向けの ICT 利活用を支援する、チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川居 睦、以下
チエル)は、2018 年 7 月 13 日(金)、「データ通信再生装置、データ通信再生方法及びデータ通信再生プログラム」に
関する、日本における特許を取得いたしましたので、お知らせいたします。

【特許権の概要】
特許番号: 第 6368843 号
発明の名称: データ通信再生装置、データ通信再生方法及びデータ通信再生プログラム


■ 本特許の概要

昨今、様々な場面で活用されているアクティブ・ラーニング型授業では、教員用の PC(以下、「教員 PC」とする)と学
習者用の PC(以下、「学習者 PC」とする)との間、または学習者 PC 間で、音声や画像等のデータの通信を行うケー
スが多く見られます。データ通信のうち「音声データ」のやりとりに関しては、自身が発した音が相手の PC を経由して
遅れて戻ってくる、いわゆる「エコー」が発生します。このようなエコーによる問題を、これまでのノイズキャンセリング
の仕組みよりも容易に解決する仕組みの考案が本特許です。

図表:本特許の概要
具体的には、①教員 PC でキャプチャした音声を、
②モノラル音声として転送し、③学習者 PC でステ
レオ音声に分離し、④左チャネルは通常再生、右
チャネルは逆位相で再生します。⑤学習者 PC で
キャプチャした音も含め、⑥モノラル音声として転
送し、⑦改めてステレオ音声に分離、⑧同じく左チ
ャネルは通常再生、右チャネルは逆位相で再生し
ます。

このような仕組みで音声データをやりとりすることで、専用のハードウェアや新たなノイズを発生させることなく、自
身の PC の音声が戻り二重に聞こえる、「エコー」を無くすことが可能となります。

■ 本特許を活用した「製品開発パートナー」を募集

本特許は、複数の PC 間でマイクや PC 音声の相互の転送、再生を必要とするインターネット通話アプリ、Web 会
議システムといった様々な場面で容易にエコーを取り除くことができる画期的なシステムです。
チエルでは、この仕組みを使った製品開発を行うパートナーを広く募集いたします。
ご興味・ご関心をお持ちの方は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。


■ チエル株式会社について【東証ジャスダック・コード番号:3933】
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて 2006 年 10 月に設立。シ
ェア NO.1 のフルデジタル CALL システム『CaLabo EX』をはじめ、タブレット対応授業支援システム、延べユーザー
数が 300 万人を超えるクラウド型教材配信サービス『CHIeru.net』などの開発・制作を手がける、学校教育市場に特化
した ICT 専業メーカーです。

取材に関するお問合せ先
チエル株式会社 社長室 山田 彩夏
TEL:03-6712-9721 FAX:03-6712-9461 E-mail:chieru-info@chieru.co.jp

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