無線LAN最適化ソリューション『Tbridge』をバージョンアップ

2018 年 6 月 20 日
<Press Release>
チエル株式会社



<チエル株式会社>

無線 LAN 最適化ソリューション『Tbridge®』をバージョンアップ
~今後の大規模ネットワークを視野に入れ、システムパフォーマンスをさらに向上~

学校教育向けの ICT 利活用を支援する、チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川居 睦、以下
チエル)は、2018 年 7 月 31 日(火)、無線 LAN 最適化ソリューション『Tbridge®(ティーブリッジ)』の改訂版(Ver4.0)を
リリースいたします。今後の ICT 教育の広がりに伴う大規模なネットワーク利用を見据え、パフォーマンスの向上と、
さらなる無線 LAN 環境の安定化を実現します。




■ 改訂版リリースの背景と製品概要
小学校では 2020 年から全面実施となる新学習指導要領において、課題の発見や解決を意識した主体的・対話的
な学びでの「アクティブ・ラーニング」の視点を念頭に、各教科において、タブレット端末やパソコンを利用した学びが
広がることが予想されます。また大学でも、キャンパス等への個人所有のデバイスの持ち込み(BYOD)や、ICT を活
用したアクティブ・ラーニングの推進を目的とした「学生 PC 必携化」の取り組みが広がるなど、無線 LAN 環境を利用
する通信端末の需要は年々高まっています。

一方で、昨今の学校現場においては、「遅い」「なかなか繋がらない」といった声が多く聞かれ、無線ネットワークの
環境整備が大きな課題となっています。そうした課題を一掃すべく、『Tbridge®』は、「把握→改善→安定化」をフルタ
イム・フルオートで実行することで、ロス・ディレイ・再転送の問題に対応し、トラブルを自動的に解決する無線 LAN 最
適化ソリューションとして、使いやすく効率的な無線 LAN マネジメントを実現してまいりました。

今回のバージョンアップでは、さらなる効率化を図るべく、①同時処理可能セッション数の増加、②バッファブロート
(※)への対策を実現しました。
① 同時処理可能セッション数の増加
⇒システム性能を向上させ各種設定を追加・見直すことで、同時処理可能なセッション数が約 8 倍程度増加。
② バッファブロートへの対策
⇒バッファ内のパケットの処理を改善することで、バッファブロートによる遅延を抑止。

(※)バッファブロートとは、ネットワーク内でのパケットのバッファ量増加により発生する遅延。転送速度低下の原因の一つとなる。


■ 『Tbridge』 製品 URL
http://www.chieru.co.jp/products/tbridge/index.html

■ チエル株式会社について【東証ジャスダック・コード番号:3933】
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて 2006 年 10 月に設立。シ
ェア NO.1 のフルデジタル CALL システム『CaLabo EX』をはじめ、タブレット対応授業支援システム、延べユーザー
数が 300 万人を超えるクラウド型教材配信サービス『CHIeru.net』などの開発・制作を手がける、学校教育市場に特化
した ICT 専業メーカーです。

取材に関するお問合せ先
チエル株式会社 社長室 山田 彩夏
TEL:03-6712-9721 FAX:03-6712-9461 E-mail:chieru-info@chieru.co.jp

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