世田谷区のデジタル地域通貨「せたがやPay」、運用開始から1年が経過し加盟店2,000店舗を突破

2022 年 3 月 22 日
株式会社アイリッジ



世田谷区のデジタル地域通貨「せたがや Pay」、
運用開始から1年が経過し加盟店2,000店舗を突破
流通総額は 19 億円超に拡大し自治体の DX に大きく貢献
来年度には国民健康保険ポイント事業や入浴券の電子化等への活用も予定

株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、
以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、
代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)は、フィノバレーがデジタル地域通貨プラットフォーム
「MoneyEasy」のシステム提供と運用支援を行う東京都世田谷区のデジタル地域通貨「せたがや Pay」の加盟店
数が、運用開始から約 1 年となる 2022 年 3 月 3 日に 2,000 店舗を突破し、また流通総額が 19 億円超となった
ことを発表します。

加盟店 2,000 店舗&流通総額 19 億円までの歩み
「せたがや Pay」は、東京都世田谷区(区長:保坂 展人)の支
援のもと、世田谷区商店街振興組合連合会(所在地:東京都世田
谷区、代表理事:桑島 俊彦)が運営する、世田谷区を対象とする
デジタル地域通貨です。2021 年 2 月 20 日に提供開始後、コロ
ナ禍における感染予防対策として非接触決済への関心が急速に高
まったことや、各種キャンペーンやソーシャルメディアでの加盟
店紹介、アプリ利用サポートイベントの開催等を通じて利用者数
と加盟店数を順調に伸ばし、スタートから約 1 年となる 2022 年
3 月 3 日時点で加盟店 2,000 店舗の大台を突破しました。利用者
数は 53,000 ユーザー、流通総額 19 億円となっています。

今後の予定
「せたがや Pay」では、利用者の利便性向上を目的とした加盟店検索機能強化とコインの個人間譲渡機能、加
盟店の運用効率化を目的とした決済画面 UI(ユーザーインターフェース)改善を今春中にも実施予定です。

また、世田谷区では 2022 年度予算において、「せたがや Pay・プレミアム付区内共通商品券の発行支援」を
含む産業振興予算として約 6 億円を計上しており、国民健康保険ポイント事業や入浴券の電子化などでも「せた
がや Pay」を活用していく予定です。フィノバレーでは今後も使いやすい UI や魅力的なコンテンツ、キャンペ
ーンの企画・運用を通じ、「せたがや Pay」の普及促進を目指してまいります。

■今月対応予定の新機能・改修内容詳細

駅からお店検索機能 駅を起点とした加盟店検索が可能に(図 1)
個人間譲渡機能 チャージしたコイン残高を他の利用者に譲渡することが可能に(図 2)
決済画面 UI 改善 ⚫ 支払い時、金額確認画面の金額表示が上下反転表示されるようになり、加盟店側の
金額確認がよりスムーズに(図 3)
⚫ 支払い確認ステップが 1 つ減り、よりスピーディーな決済が可能に
⚫ 完了画面でのアニメーション表示によりひと目で決済完了確認がしやすく(図 4)




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
図 1 駅からお店検索 図 2 個人間譲渡 図 3 金額確認 図 4 決済完了


「せたがや Pay」について

「せたがや Pay」は、東京都世田谷区の支援のもと、世田谷区商店街振興組合連合会が 2021 年 2 月に提供開
始した、世田谷区を対象とするデジタル地域通貨です。ユーザーは「せたがや Pay」アプリをダウンロードして
現金をチャージすることで、世田谷区内の「せたがや Pay」加盟店でキャッシュレス決済が行えるようになりま
す。チャージは全国のセブン銀行 ATM で原則 24 時間 365 日、スマホでかんたんに行えます。
店舗の二次元コードをアプリで読み取る方式で専用端末不要のため、店舗側は初期投資費用がかからず導入で
きます。これまでの紙幣型商品券に比べ安価かつ迅速な発行および運用ができることから、世田谷区による商品
券事業にも活用され、地域内での経済循環を活性化する効果が期待されています。
また、自治体が支援する強みを活かし、世田谷区が付与する行政ポイントの受け皿としての活用や、地域の情
報インフラとしての活用も、今後見込まれています。

https://setagayapay.com/


■せたがや Pay 概要

対象者 アプリ(無料)をダウンロードされたユーザー ※世田谷区民以外も利用できます
利用可能店舗 世田谷区内の約 2,000 店舗(2022 年 3 月時点)
チャージ可能場所 全国のセブン銀行 ATM
※セブン銀行 ATM が設置されている施設の営業時間外はご利用いただけません。

チャージ上限金額 チャージ金額は 1,000 円単位で、チャージ上限は 10 万円です。
交換単位 1円=1コイン
有効期限 最終利用日から 1 年間


MoneyEasy(マネーイージー)とは

株式会社フィノバレーが提供する、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォーム
システムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元
コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、
グループ会社である株式会社アイリッジのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」と組み合わせることでマー
ケティング機能を融合した決済基盤が構築でき、地域活性化への活用が期待できます。オフィス内通貨としても
利用できるため、社内制度との連携や社員間のコミュニケーション活性化施策などにも応用できます。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
株式会社フィノバレー

株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通
じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方のデジタル地域通貨
「さるぼぼコイン」や千葉県木更津市の「アクアコイン」 、大分銀行の「デジタル商品券発行スキーム」、長崎県南島原市の
「MINA コイン」
、東京都世田谷区の「せたがや Pay」
、熊本県人吉市の「きじうまコイン」などの支援実績があります。
https://finnovalley.jp/


株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジは、 「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日より
も便利な生活を創る。 」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業の OMO(Online Merges with Offline)支
援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、VUI(音声インターフェース) 、業務支援等、幅広い領域で DX を支援し
ています。OMO 支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリマーケティングにも強みを持
ち、データに基づく施策でユーザーを優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進
や CX 改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/


※記載されている各社の会社名、サービス名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325

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