アクアコインでICチップ内蔵リストバンドとカードを使用したタッチ決済体験を実施

2021 年 6 月 10 日
株式会社アイリッジ




千葉県木更津市の電子地域通貨「アクアコイン」で
ICチップ内蔵リストバンドとカードを使用した
タッチ決済体験を 6 月 10 日から開始
セキュリティの高い非接触決済環境を検証

株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、
以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、
代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)は、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフ
ォーム「MoneyEasy」を利用した、千葉県木更津市を対象とする電子地域通貨「アクアコイン」において、
2021 年 6 月 10 日から 9 月 30 日の期間で、木更津市富来田地区在住の主に高齢者を対象としたタッチ決済体験
が実施されることを発表します。

タッチ決済体験の概要

2018 年 10 月より君津信用組合、木更津市、木更津商工会議所の 3 者が連携し普及を推進しているアクアコイ
ンは、2021 年 6 月 1 日現在、利用者数(アプリインストール数)16,375 ユーザーとなっています。しかし、
スマートフォンを持っていないと利用できない仕様となっており、特に高齢者の利用割合が低くなっています。
そこで今回、木更津市域内でも特に高齢化が進行している「富来田地区」において、IC チップを活用した誰でも
簡単に決済を行える「タッチ決済」を体験いただき、その成果を取りまとめることで、今後の活用に向けた環境
整備を行います。

スマートフォンを使用しないタッチ決済の方式としては、二次元コードの印刷されたカードを店舗側が読み取
る方式などもありますが、別途暗証番号を設定し毎回入力しなくてはならない点や、複製による偽造がしやすい
点などが課題となっていました。タッチ決済体験においては、この点から、セキュリティや UX(ユーザーエク
スペリエンス)の視点で優位性のある IC チップを使ったタッチ決済方式が採用されました。

タッチ決済体験の詳細

実施期間 2021 年 6 月 10 日〜9 月 30 日まで

タッチ決済体験協力者 20 名程度

タッチ決済体験で アクアコインに対応した IC チップを内蔵する
使用するデバイス ①リストバンド ②カード ※①②何れかでのタッチ決済が可能

木更津市富来田地区の 5 店舗
タッチ決済体験協力店 ※ふくちゃんバス、セブン-イレブン下郡店、中村医院、アサヒ薬局馬来田店、
道の駅木更津うまくたの里(2021 年 6 月 9 日現在)

協力店舗は加盟店向けアプリ搭載の Android 端末にて IC チップを読み取る。

タッチ決済体験では、アクアコインに対応した IC チップを内蔵するリストバンドとカードを体験者に提供し、
体験者には協力店舗にていずれか好きな手段でタッチ決済を体験していただきます。リストバンドやカードへの
アクアコインチャージは君津信用組合窓口で行えます。富来田地区におけるタッチ決済体験協力店舗は 5 店舗で、
協力店舗は加盟店向けアプリ搭載の Android 端末にて IC チップの読み取りを行います。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
今後の予定

2021 年夏に実証事業第 2 弾として、民間企業(移動販売事業者)との連携も視野に入れた事業展開を検討し
ています。フィノバレーでは今後も、電子地域通貨を通じたさまざまな課題解決を行ってまいります。




左 2 図:店舗での決済イメージ
右 2 図:IC チップ内蔵リストバンドとカード



アクアコインとは

アクアコインは、君津信用組合、木更津市、木更津商工会議所の 3 者が連携し普及を推進している、スマート
フォンアプリ上で利用できる電子地域通貨です。2018 年 10 月に商用化を開始し、ボランティア活動等に対する
ポイント付与を通じた地域コミュニティ活性化への活用をはじめ、デジタルプレミアム商品券の発行、3 者職員
の給与日に合わせた自動チャージの実施など、行政との連携においても国内で初めての試みを多数実施していま
す。2021 年 6 月 1 日時点で加盟店数 669 店舗、アプリインストール数 16,375 件となっています。
https://www.kisarazu-aquacoin.com/


MoneyEasy(マネーイージー)とは

株式会社フィノバレーが提供する、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォーム
システムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元
コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、
グループ会社である株式会社アイリッジの顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」と組み合わせることで
マーケティング機能を融合した決済基盤が構築でき、地域活性化への活用が期待できます。オフィス内通貨とし
ても利用できるため、社内制度との連携や社員間のコミュニケーション活性化施策などにも応用できます。



株式会社フィノバレー

株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通
じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方のデジタル地域通貨
「さるぼぼコイン」や千葉県木更津市の「アクアコイン」 、大分銀行の「デジタル商品券発行スキーム」などの支援実績があ
ります。2021 年 2 月には長崎県南島原市の「MINA コイン」、東京都世田谷区の「せたがや Pay」も提供開始しています。
https://finnovalley.jp/


株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジは、「TechTomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。 」という理念のもと、
スマートフォンを活用した企業の O2O(OnlinetoOffline)/OMO(OnlineMergeswithOffline)支援を軸に、フィンテッ
ク、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開しています。O2O/OMO 支援ではアプリの
企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリのマーケティング施策にも強みを持ち、ユーザーごとに結び付
きの強さを判断し優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進や CX 改善の支援を
行っています。
https://iridge.jp/


※記載されている各社の会社名、サービス名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。


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