「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」における当社子会社案件の採択のお知らせ

2020 年2月5日
各 位


A b a l a n c e 株 式 会 社
代 表 取 締 役 社 長 光 行 康 明
(コード番号:3856 東証二部)
問合せ先:IR・経営企画室長 河内 祐一
電話:03-6864-4001(代表)


「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」における
当社子会社案件の採択のお知らせ

当社の連結子会社である WWB 株式会社(以下、WWB)は、環境省が実施する 2019 年度「二
国間クレジット制度(
(Joint Crediting Mechanism : JCM))資金支援事業のうち設備補
助事業」の案件公募に代表事業者として応募し、採択されましたのでお知らせいたします。





【採択案件概要】
対象国:カンボジア王国
案件名:カンダール州におけるバイオマス・太陽光ハイブリッド発電プロジェクト
GHG 排出削減量:1,881 tCO2/年
代表事業者:WWB株式会社
共同事業者:AURA-Green Energy 株式会社
Angkor Bio Cogen Co., Ltd.


本案件は、WWB が AURA-Green Energy 株式会社とともにカンボジア国内において1MW の
太陽光発電と 0.5MW のバイオマス発電を併設した計 1.5MW 規模の JCM 初のハイブリッド発
電設備を建設し、現地精米所に発電電力を供給する計画です。
本事業を通じて、対象国であるカンボジアの温室効果ガスを削減し、さらに、日本国の
GHG 削減目標の達成への貢献を目的としております。本プロジェクトは、カンボジア政府
と日本政府の協力の下で実施されます。
現地精米敷地内に 1.0MWのグラウンド型太陽光発電と精米所から排出されるもみ殻を
燃料とした 0.5MWのバイオマス発電を併設したハイブリッド発電により、消費電力が増
加する昼間と一定した消費電力の夜間など変動する消費電力に対して、太陽光発電とバイ
オマス発電のデメリットを互いに補完することで、消費電力の変動に合わせた無駄が少な
く、且つ、安定した電力の供給を可能にする独自のハイブリッド発電システムの構築を行
います。
なお、本事業は北九州市及びプノンペン都の都市間連携事業において策定された「プノ
ンペン都気候変動戦略行動計画」の施策を具体化したものになります。




【グループの取り組み】
当社グループは、太陽光発電を主体とするグリーンエネルギーを推進することにより、
ESG/SDGs の実現に取り組んでおります。また、日本国内だけでなく、東南アジア各国を
はじめとする海外への展開も積極的に行い持続可能な脱炭素社会の実現とともに、開発途
上国の安定した電力供給と発展に貢献できるものと考えております。




【二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業とは】
優れた低炭素技術等を活用し、途上国における温室効果ガス排出量を削減する事業を実
施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国における温室効果ガスの削減ととも
に、JCMを通じて我が国及びパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資するこ
とを目的とする。優れた低炭素技術等の初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。



以上

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