ラック、サイバーセキュリティ対策の砦、運用監視センター「JSOC」を7年ぶりにリニューアル

平成 29 年 7 月 21 日
各位
会 社 名 株 式 会 社 ラ ッ ク
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 西 本 逸 郎
(JASDAQ・コード番号:3857)
問合せ先 コ ー ポ レ ー ト ・コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 室 長
岩 﨑 勝
電 話 03-6757-0107

ラック、サイバーセキュリティ対策の砦、運用監視センター「JSOC」を7年ぶりにリニューアル
~ホワイトハッカーをイメージした白を基調とするデザインを採用するとともに、需要拡大への拡張性を確保~

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下ラック)は、セキュリ
ティ監視センターJSOC(ジェイソック:Japan Security Operation Center)を一新し、7月20日より
稼動を開始しました。ホワイトハッカーをイメージした白を基調とするデザインを採用、さらに延床
面積を従来の約2倍とすることで、需要拡大への拡張性を確保するとともに、社員が働きやすい明る
い職場環境へと一新しています。




新 JSOC
ラックのセキュリティ監視・運用サービスの歴史は、2000年に東京・お台場にセキュリティ監視セ
ンターを構築し、同年開催された「九州・沖縄サミット」の公式サイトにおける不正アクセス監視・
対応から始まりました。2002年には深刻化するサイバー攻撃に対応するため規模を拡大し、虎ノ門に
初代JSOCを開設、さらに2010年に本社移転に伴い平河町に移設しました。JSOCはラックにおけるセキ
ュリティサービスの象徴であるとともに、日本におけるセキュリティ監視・運用サービスの先駆者と
して、事業規模、サービス内容の充実を図ってまいりました。


近年、サイバー攻撃は巧妙化、悪質化が進んでおり、2014年の標的型攻撃による情報漏えい事件の
多発、2015年の身代金要求型、2016年の分散サービス妨害(DDoS)型攻撃※1といった金銭要求による
被害拡大など、サイバーセキュリティ対策は経営課題となり、ますます重要となってきました。
このようななか、ラックは、収集した脅威情報をもとに開発している独自の防御手法(JSIG※2)を
活用し、これらのサイバー攻撃に対する高品質なセキュリティ監視サービスを行っています。さらに、
パロアルトネットワークス社が提供する次世代ファイアウォール製品などクラウド環境に対応したサ
ービスを展開するとともに、2017年10月には、多発するDDoS型攻撃に対して世界トップシェアを有す
るアカマイ社製品向けのセキュリティ監視サービスを、日本で唯一提供開始する予定です。
また、サイバー攻撃への対策が必須となるなか、個別企業に特化した独自のセキュリティ監視(プ
ライベートSOC※3)需要も拡大しており、今回のリニューアルにおけるサービス拡張で対応することが
できます。
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ラックはこのようなセキュリティ対策需要に対応するため、日本最大級のセキュリティ監視センタ
ー「JSOC」を一新し、7月20日より稼動いたしました。
リニューアルした主な内容は次の通りです。


●ホワイトハッカーをイメージした白を基調とするデザインへの変更
サイバー攻撃を想起させる従来のダークな雰囲気から、ホワイトハッカーをイメージした白を基
調としたデザインへと変更しました。

●スタッフの職場環境の向上
インシデント発生時に各チームで即時ミーティングできるスペースを確保するとともに、セキュ
リティアナリスト一人ごとのスペースも拡張し、働きやすさの改善と業務効率向上の両立を図り
ました。

●体制強化のためのスペースの拡張
職場環境改善に加え、セキュリティ監視の需要増加に向けて、延床面積を従来の約2倍に拡大し、
将来的な新サービスの対応を可能としています。




※1 分散サービス妨害(DDoS)型攻撃
標的となるコンピュータに対し、複数のマシンから大量にデータを送りつけ処理負荷を与えることで、サー
ビス機能停止状態へ追い込むサイバー攻撃。Distributed Denial of Service attack。

※2 JSIG(JSOC original Signature)
監視実績に基づいて得られた事象に加え、自社内の「サイバー救急センター」
「サイバーグリッド研究所」と
連携し、製品標準の機能では発見できない未知の脅威にも対応できる独自シグネチャ(定義ファイル)。



※3 プライベートSOC(Security Operation Center)
セキュリティ対策製品の監視、運用、解析、ログ収集等を実施する、企業独自のセキュリティ監視運用セン
ター。

以上



【 株式会社ラックについて 】 (https://www.lac.co.jp/)

ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」
「マーケティング・オートメ

ーション支援」
「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情

報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等の

お客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。2015年、2016

年には日本市場におけるセキュリティサービスの実績、事業戦略が高く評価され、総合力を有する企業として米フロスト&サリ

バンから年間最優秀賞を受賞しています。



* ラック、LAC、JSOC、JSIGは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。

* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。




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