フォーバルテレコム、RPAツールと「ASTERIA WARP」を連動し、RPA適用範囲を拡張

報道発表資料
2018 年 1 月 24 日
株式会社フォーバルテレコム
インフォテリア株式会社

フォーバルテレコム、RPA ツールと「ASTERIA WARP」を連動し、
RPA 適用範囲を拡張。業務の完全自動化を実現!
手作業から自動化されたことで人的ミスはゼロ、月 50 時間以上の業務時間の削減へ

株式会社フォーバルテレコム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:谷井 剛、証券コー
ド:9445、以下 フォーバルテレコム)とインフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取
締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 インフォテリア)は、フォーバルテレコムが
PC 操作の自動化と複雑な業務やバックエンド業務に至るまでの一連の業務処理を完全自動化する
ため、RPA ツールの WinActor(開発:NTT アドバンステクノロジ株式会社)と ASTERIA
WARP を連動したことを発表します。これにより、月末月初に集中する担当者の業務を大幅に削
減。現在、既に月 8 時間以上の業務時間の削減効果が出ていますが、今後は月 50 時間以上の削減
効果を導き出せる見込みです。その他にも、手作業から自動化されたことで、人的ミスをほぼゼ
ロにするなどの多大な効果が得られました。

■ RPA ツールの WinActor と ASTERIA WARP の連動イメージ




■ フォーバルテレコムが RPA ツールを「ASTERIA WARP」と連動した背景と効果
フォーバルテレコムは、5 年前に ASTERIA WARP を導入し、受注・決済に関わる業務処理を
自動化していました。しかし、その後のビジネス拡大により、当初はシステム化するほどではな
いと考えていた手作業を中心として人的労力を伴う処理件数が増え、担当者の業務時間が大幅に
増加しました。



これを解決するため、2017 年6月に RPA ツール「WinActor」を導入し、ASTERIA WARP で
生成したデータをもとに請求書の作成業務など月末月初に集中する PC 上での単純作業を自動
化。その一方、代理店から入手した情報の基幹システムへの登録業務などでは、ASTERIA
WARP 実行前に登録データを特定のフォルダーにセットするなどの事前処理が必要でした。この
ような有人操作の必要な処理が 60 種類ありました。これらの事前処理に WinActor を利用するこ
とで、フロントエンドからバックエンドまでの処理を完全自動化し、これにより担当者の業務負
荷は大幅に削減され、人的ミスも防止できる体制を構築することができました。

■ フォーバルテレコムの ASTERIA WARP と WinActor の使い分けの指針
現在、フォーバルテレコムでは以下の指針に従い2製品を使い分けています。

ASTERIA WARP DB アクセスを伴う業務。データのフィルタリング、フォーマット変換、
で実装する業務 メール処理、報告処理、複雑な処理など。

WinActor
個人の PC 画面上での単純作業、Web データ取得、プリントアウトなど。
で実装する業務


業務手順が確定しており、かつデータ件数が一定数以上(1,000 件を越える
どちらででも
場合は WinActor では処理時間が長時間となり運用が厳しい)の場合には
実装可能な業務
ASTERIA で実装するのが望ましい。


■ フォーバルテレコムの ASTERIA WARP と WinActor の連動の指針
フォーバルテレコム 経営管理本部 システム開発部 部長 内海義朗氏は、ASTERIA WARP と
WinActor の連動について次のように述べています。


「ASTERIA はプログラミングをより簡単に行えるよう UI をラッピングしていますが、
RPA ツールは ASTERIA をさらに事務レベルの UI でラップしたようなものと言えま
す。UI をかぶせることでその分できることの制約も出ますので、より高度な処理を行い
たい場合には、RPA ツール→ASTERIA→プログラムの方向で呼び出して使っていくと
良いと考えています。 」


■ ASTERIA WARP の RPA ツールとの連動についての今後の展開
RPA ツールの普及に伴い、バックエンドの処理を自動化する ASTERIA WARP との連動需要は
増大しつつあります。このニーズに応えるため、インフォテリアでは、今後さらに積極的に RPA
ツールベンダー各社との協業を進め、より利用しやすい連動環境の提供や事例公開を目指してま
いります。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ----------

■株式会社フォーバルテレコムについて(Web サイト:http://www.forvaltel.co.jp/)
・設 立 1995 年 4 月 5 日
・事業内容
◆ブロードバンド関連(スマートひかり等)サービスの企画・提供
◆fit コール(国内電話、国際電話、移動体通信サービス)
◆セキュリティ認証支援コンサルティング事業




■「ASTERIA シリーズ」について(Web サイト:https://www.infoteria.com/jp/asteria )
企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内市場において 11 年連続シェア No.1 ※1 製品である
ASTERIA シリーズは、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携で
きる ASTERIA WARP を主力製品とするミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサー
バから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプロ
グラミングなしで行えることが評価されています。

■インフォテリア株式会社について(Web サイト:https://www.infoteria.com/ )
1998 年に国内初の XML ※2専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社
は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開
発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプ
ログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 6,497 社(2017 年 9
月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議
資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダ
ードとして、1,326 件(2017 年 9 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

※1:テクノ・システム・リサーチ社「2017 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」
※2:Extensible Markup Language の略で、任意のタグを使用してデータを記述する言語のこと。


フォーバルテレコムによる具体的な導入事例はこちらのサイトでご紹介しています。
https://www.infoteria.com/jp/warp/case/w_forvaltel/

<プレスリリース 掲載 URL>
https://www.infoteria.com/jp/news/press/2018/01/24_01.php


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- -------------

【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
インフォテリア株式会社 広報・IR 室 長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@infoteria.com

株式会社フォーバルテレコム システム開発部 内海義朗
TEL:03-3233-1301 / FAX:03-3233-1322

【製品に関するお問い合わせ先】
インフォテリア株式会社 ASTERIA 事業本部 営業推進部 製品担当:東出武也
TEL:03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@infoteria.com

インフォテリア、ASTERIA、Handbook はインフォテリア株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。





9139