東京ビッグサイトの展示会でVIP ラウンジ利用状況を可視化

報道関係各位
2023 年 7 月 28 日
アステリア株式会社
岡谷エレクトロニクス株式会社

東京ビッグサイトの展示会で VIP ラウンジ利用状況を可視化
64 個のセンサーで新型コロナ 5 類移行後の人流回復に伴う混雑を回避

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、東証プライム
3853、以下 アステリア)と、ノード統合プラットフォーム「Gravio(グラビオ) 」の販売パート
ナーである岡谷エレクトロニクス株式会社(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:水野 治、以
下 岡谷エレクトロニクス)は、Gravio を利用した「VIP ラウンジ利用状況可視化システム」を開
発し、東京ビッグサイトで開催された RX Japan 株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社
長:田中岳志、以下 RX Japan)主催の「自治体・公共 Week 2023」及び「Japan Sports Week
2023」の VIP ラウンジで混雑回避の効果を上げたことを発表します。

VIP ラウンジの状況を可視化 VIP ラウンジ入り口に
テーブル下に設置した人感センサー
(空席数、CO2 濃度、温湿度 他) 設置したサイネージ




■「VIP ラウンジ利用状況可視化システム」開発の背景と概要
RX Japan は日本最大級の展示会の主催会社として、年間 90 本以上の多種多様なイベントを
開催しています。新型コロナウイルス感染拡大時には展示会を縮小し、来場者数も減少していま
したが、2023 年 5 月 8 日の 5 類感染症への移行に伴いイベントの収容率や人数上限が撤廃さ
れ、展示会においても来場者が急増するなか、混雑回避の需要が高まっていました。
そこでアステリアと岡谷エレクトロニクスはイベント会場の混
雑回避ソリューションとして Gravio による「VIP ラウンジ利用状
況可視化システム」を開発。6 月 28 日から RX Japan が東京ビッ
グサイトで開催し、3 日間で約 45,000 人が来場した「自治体・公
共 Week 2023」と「Japan Sports Week 2023」の VIP ラウンジ
で運用しました。
「VIP ラウンジ利用状況可視化システム」は電源不要の人感セ
ンサーなど計 64 個のセンサーで VIP ラウンジの混雑状況をリア
ルタイムで可視化。来場者は VIP ラウンジを利用する際に事前に
各自のスマートフォンや、展示エリアに設置したサイネージで混
雑状況を把握することが可能です。
これにより、来場者は空いているラウンジを事前に選択できる スマホで混雑状況を確認する様子
ことで、満足度の向上や展示会の離脱率低下に貢献しました。





■運用実施概要
期間/会場 2023 年 6 月 28 日~6 月 30 日/東京ビッグサイト 東 4・6・7 ホール
対象展示会 自治体・公共 Week 2023、 Japan Sports Week 2023(主催:RX Japan)
<自治体・公共 Week 2023> <Japan Sports Week 2023>
設置 ■人感センサー:30 個 ■人感センサー:30 個
センサー数 ■温湿度・大気圧センサー:1 個 ■温湿度・大気圧センサー:1 個
■CO2 センサー:1 個 ■CO2 センサー:1 個
・QR コード読み取りによるスマートフォン等手元のデバイス
混雑状況
・VIP ラウンジ入口に設置したサイネージ
確認方法
・自治体・公共 Week 展示場内 岡谷エレクトロニクスブースのサイネージ
■今後の展開
アステリアと岡谷エレクトロニクスは、新型コロナウイルスの 5 類感染症移行に伴った各種イ
ベントの復活に向け、来場者数や利用人数を可視化することで人流を分散し、効率的な人流制御
や展示会をはじめとするイベント運営の最適化に貢献してまいります。
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■「アステリア株式会社」について( Web サイト https://jp.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターや
デバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の ASTERIA Warp は、異な
るコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 9,931
社(2023 年 3 月末現在)の企業に導入されています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料
などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,680 件
(2023 年 3 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■「岡谷エレクトロニクス株式会社」について( Web サイト https://www.oec.okaya.co.jp/ )
岡谷エレクトロニクス株式会社は、上場企業である岡谷綱機株式会社の 100%出資にて 1984 年に設立。創業当
初から数々の世界的大手企業とパートナーシップを結び、半導体やソフトウェア、電子部品などの製品を提供する
ことで、ものつくりに貢献してきました。近年では付加価値を高めるソリューション提供に注力し、特に IoT セン
サーや LiDAR センサー等を活用した混雑度センシングソリューションに力を入れています。40 年近くに及ぶ歴史
の中で蓄積された技術力を発揮し、これからも社会課題解決に貢献してまいります。

■「RX Japan について」について( Web サイト https://www.rxjapan.jp/ )
RX Japan 株式会社は、東京都中央区に本社を置く国際産業見本市及びセミナーの主催・企画・運営する企業で
す。東京ビッグサイトや幕張メッセなどでエレクトロニクス、新エネルギー、素材、自動車、医薬、医療・バイ
オ、IT、フラットパネル、ものづくり、農業、宝飾、メガネ、出版、ファッション、雑貨、文具、コンテンツなど
等の産業分野の大規模国際見本市を年間約 90 本以上主催、定期開催しています。

■ノード統合プラットフォーム「Gravio」について( Web サイト https://www.gravio.com/jp )
Gravio は、様々な場所に設置されたノードで現場の各種データを収集し、Gravio Cloud サービスへ集約・統合
をすることで情報の一元管理を行います。これらのデータは、様々なサービスとのシームレスな連携が可能とな
り、効果的な活用を実現するとともに、ノーコードかつ直感的な画面設計による簡単な操作で各種設定が可能で
す。システム構築に必要なノードおよびクラウド両方のソフトウェア、データ格納、管理サービス、ノードデバイ
スやセンサーにより、複雑になりがちな現場 DX をシンプルに実現いたします。

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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口) 】
アステリア株式会社 広報・IR 部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL : 03-5718-1297 / 携帯電話 : 080-2158-2167(小出) / E-mail : press@asteria.com
岡谷エレクトロニクス株式会社 テクノロジー本部 ビジネス推進部:深澤宗洋
TEL : 045-475-1502 / E-mail : bd_info@oec.okaya.co.jp

【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 グローバル Gravio 事業部:垂見智真
TEL : 03-5718-1240 / E-mail : pm@asteria.com
アステリア、Asteria、Handbook、Gravio は、アステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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