法人向け中距離輸送サービス「洛西貨物自動車(京都府)」がPlatioを導入

報道発表資料
2023 年 7 月 26 日
アステリア株式会社

法人向け中距離輸送サービス「洛西貨物自動車(京都府)」が Platio を導入
積込・納品状況を荷主と写真で共有する「配送記録アプリ」でトラブル予防
配送状況の見える化でドライバーの負担軽減!「物流の 2024 年問題」の一助に

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、
以下 アステリア)は、ノーコード※1のモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」が、
法人向け中距離輸送サービスを提供する洛西貨物自動車株式会社(本社:京都府京都市、代表取
締役社長:村上 光明、以下 洛西貨物自動車)に導入され、配送業務における現場の DX に寄与し
たことを発表します。開発したアプリは Platio One による「ぴくラビ」という名称で販売を開始
し、「物流の 2024 年問題」※2対応の一助となっています。

■洛西貨物自動車が「Platio」を導入した背景と効果
洛西貨物自動車をはじめとする B to B の配送業では、荷主
や配送先との信頼の下、一部の取引において対面での貨物の積
込や納品、納品書などの管理文書を省略することがあります。
しかし、対面でのやり取りがないため配送状況の問い合わせが
多く、窓口担当や配送業務中のドライバーの負担となっていま
した。さらに、管理文書を省いたことから配送記録が残らず、
配送遅延や貨物破損などのトラブルが課題になっていました。
そこで同社は、「配送状況の見える化」を実現するモバイルアプリの導入を検討し、アプリ開
発未経験でもノーコードで手軽にアプリが作成でき、現場や荷主の改修リクエスト対応も簡単な
Platio を採用。集荷・配送時の写真や位置情報などを手軽に共有できる「配送記録アプリ」をア
プリ開発未経験の営業部長が、わずか 2 日で作成しました。ドライバーは配送予定を登録すると
ともに貨物の積込・納品時にはその様子を写真で登録。荷主や同社の窓口担当者に自動で共有さ
れます。その結果、問い合わせが激減し、ドライバーや問い合わせ窓口の大幅な負担軽減となり
ました。貨物の紛失や破損疑いの発生時は、配送記録を証跡として素早い対応、原因調査ができ
ることから大きなトラブルへの発展を防いでいます。また、蓄積した配送記録情報を活用し、配
送計画や必要車両数の見直しを図るなど、効率化とコスト削減にも効果が出ています。

「配送記録アプリ」概要 アプリに配送状況を登録する様子




■Platio One による配送記録アプリ「ぴくラビ」の外部提供について
Platio One では作成したアプリを社外に有償で提供することが可能です。洛西貨物自動車はそ
の機能を活用し、現場の知見を活かして開発した配送記録アプリ「ぴくラビ」を 1 ユーザー4,400
円で提供を開始。同じ課題を持つ業界内で「物流の 2024 年問題」解決に貢献しています。



■洛西貨物自動車によるユーザーコメント

配送記録を写真や位置情報とともに残しておくことは、ドライバーをトラブルから守ることに
つながります。配送遅延時にはプッシュ通知で管理者に状況を知らせることで、迅速なイレギュ
ラー対応が可能になりました。また、貨物がトラックいっぱいに積まれている様子をアプリを通
して荷主様と確認し、事前に車両数を増便するなど、経験値として共有されていた情報をデータ
として共有できるようになりました。このようなデータ活用を通して配送リソースの最適化が可
能になり、「2024 年問題」に向けた取り組みにもつながっています。
今回の取り組みは現場からも荷主様からも好評で、同じ課題に悩んでいる運輸業でもこのアプ
リを使えば業務改善が図れると考えました。そこで、Platio One という製品を通じ、「ぴくラ
ビ」という名称で配送記録アプリのサービス提供も開始しています。
洛西貨物自動車株式会社 営業部部長 白石 完 氏

<Platio による「配送記録アプリ」画面イメージ>
配送ルートを選択 積み込み・納品を記録 配送遅延時のプッシュ通知




※1:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。ノーコードで開発することができる
Platio は、プログラミング言語に関する専門的な知識がなくても、必要とする機能の実装や現場の運用に合わせた
アプリ仕様の調整等が可能。
※2: 2024 年 4 月から施行される運送業での働き方改革関連法によって予想される物流の問題や混乱の総称。

<事例掲載 URL:Platio> https://plat.io/ja/case/rakusai
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■『洛西貨物自動車株式会社』について( Web サイト https://www.rakusai-trucking.com/ )
「安心と信頼・満足」を届けたいをモットーに 京都、滋賀を中心に物流サービスを展開する、医療機器の総合商社 ㈱増田医
科器械グループの物流会社です。

■『アステリア株式会社』について( Web サイト https://jp.asteria.com/ )
1998 年に創業し、2002 年に最初のノーコード製品の提供を開始したアステリア株式会社(当時インフォテリア株式会社)
は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品
の ASTERIA Warp は、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業
を中心に 9,931 社(2023 年 3 月末現在)の企業に導入されています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料
などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,680 件(2023 年 3 月
末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■『Platio』について( Web サイト https://plat.io/ )
Platio は誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービスです。現場のデ
ジタル化と業務プロセス改善をスピーディーに実現できるため、現場の DX 推進に最適です。Platio は 100 種以上の豊富なテン
プレートによりプログラミング未経験の現場担当者でも業務アプリを簡単に作成できます。アプリに入力したデータは管理者へ
リアルタイムに共有されるほか、検知機能により現場の異常をいち早く管理者へ通知できます。複雑かつ高価格になりがちな業
務用アプリを、手軽に作れるソリューションであることが評価され、2018 年度には 「グッドデザイン賞」を受賞しています。
2022 年には、アプリ作成・活用だけでなく、データ連携までをノーコードで実現できる Platio Connect を発売。これにより、
現場データと様々なシステムやサービスをシームレスに連携し、データ活用の支援もしています。
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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL: 03-5718-1297 / 携帯電話: 080-2158-2167(小出)/ E-mail: press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部
TEL: 03-5718-1250 /E-mail: platio-pm@asteria.com

アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。




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