複合観光施設を展開する倉敷アイビースクエア(岡山県)がPlatioを導入

報道発表資料
2021 年 10 月 13 日
アステリア株式会社

複合観光施設を展開する 倉敷アイビースクエア (岡山県)が Platio を導入
築 100 年以上の歴史的建造物(旧:倉敷紡績所)の点検・保守業務をアプリ化
観光客の忘れ物に関する情報をスマホでリアルタイム共有し現場業務を効率化
~ たった 3 日で独自アプリをノーコードで作成!リベンジ消費に備える DX 施策を推進中 ~

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以
下 アステリア)は、ノーコード※1のモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」が、岡
山県で複合観光施設を運営する株式会社倉敷アイビースクエア(本社:岡山県倉敷市、代表取締
役社長:藤原秀則、以下 倉敷アイビースクエア)に導入されたことを発表します。
倉敷アイビースクエアは、倉敷・美観地区で運営するホテルなどの観光施設に Platio を導入し、
築 100 年以上の歴史的建造物(旧:倉敷紡績所)の点検・保守業務のアプリ化に加え、観光客の
遺失物や宿泊施設の設備点検結果をリアルタイムで共有する 2 つの業務アプリを 3 日で作成。僅
かな準備期間で DX を実現したことで、忘れ物をした宿泊客からの問い合わせ対応などの現場業
務の効率化と顧客満足度の向上を実現し、リベンジ消費※2に備えた DX 施策を推進しています。

■倉敷アイビースクエアが「Platio」を導入した背景と効果
倉敷アイビースクエアでは、より一層のサービス品質向上を目的に、宿泊システムの導入によ
るペーパーレス化や日常業務の効率化を進めてきました。しかし、既存のシステムでは施設点検
や修繕作業などの日々の作業結果を記録する機能がなく、細かい記録は紙で管理していました。
また、繁忙期には月間 100 件以上届く観光客の遺失物を 1 つの台帳(紙)で管理していたため、
忘れ物に関する問い合わせがある度に、社員がフロント(遺失物の確認のために台帳を保管)と
倉庫(遺失物を保管)を往復する必要がありました。
そこで、倉敷アイビースクエアでは低コストかつ短期間で現場業務の効率化を実現するアプリ
を簡単に作成できる「Platio」の導入を決定。早速、独自アプリ「遺失物管理アプリ」&「施設点
検アプリ」を僅か 3 日で作成し運用を開始しました。このアプリの導入により、観光客などから
の問い合わせ対応で必要となる写真や詳細情報が Platio のアプリ上で閲覧できるようになり、フ
ロントでの台帳チェックや倉庫への行き来の問題が解消されました。

① 施設点検アプリ
倉敷アイビースクエアの施設の多くが明治時代に建築された歴史的
な建造物であることから、日々の施設メンテナンスが重要。修繕箇
所が発覚した時や施設の点検・修繕作業を写真とともにアプリに記
録することで、スタッフ間でリアルタイムな情報共有を実現しトラ
ブル発生を未然に防止。
客室での点検作業もアプリを使って現場で完了



② 遺失物管理アプリ
遺失物の拾得から受渡しまでを Platio のアプリで完結。施
設内で拾得された遺失物は拾得時の写真と共にアプリに記
録すると個別の QR コードを発行。この QR コードは、ア
プリで読み取ると遺失物に関する詳細情報を呼び出すこと
ができるので遺失物と共に保管する。遺失物の問い合わせ
があった際には、スタッフのスマートフォンから遺失物の
特徴や取得場所、日時を即座に確認可能。また、受取時の
サインもアプリの署名機能で完結させることでスムーズな
問い合わせ対応と受渡しを実現。 遺失物はアプリ上で登録・確認が可能




■ユーザーのコメント

Platio のアプリ作成はとても簡単で、業務をよく知る現場スタッフが自らアプリを作成・
修正できるので、現場が積極的にアイデアを出し業務改善に取り組むようになりました。業
務効率化するツールはたくさんありますが、Platio は紙で運用しているあらゆる業務をアプ
リ化できるところが気に入っています。紙で運用している定型業務はどんどん Platio を使っ
て効率化してより発展的な業務に注力できる環境をつくっていきたいです。
株式会社倉敷アイビースクエア
宿泊部客室販売課 神達 一鳳 氏 / 宿泊部フロントサービス課 磯田 康介 氏


■『Platio』の今後の展開
Platio は、各企業独自の業務アプリをノーコードで作成し僅か 3 日間で運用開始することがで
きることが高く評価され、幅広い業種の企業・団体で採用されています。現場業務のデジタル化
とプロセス改善により、現場の DX 推進にも大きく貢献しています。2020 年度は対前年比約 3 倍
の増収を記録しましたが今期もそのトレンドは継続中で、現場業務のアプリ化による業務プロセ
スの効率化を支援しています。Platio は、2022 年度末までに 500 件の採用を目指しています。
<事例掲載 URL:Platio> https://plat.io/ja/case/ivysquare


※1:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。ノーコードで開発することが
できる Platio は、プログラミング言語に関する専門的な知識がなくても、必要とする機能の実装や現場の
運用に合わせたアプリ仕様の調整等が可能。
※2:コロナ禍で抑えられていた旅行やエンターテイメントなどの消費が一気に爆発すること。

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■『株式会社倉敷アイビースクエア』について( Web サイト https://www.ivysquare.co.jp/ )
明治時代の倉敷紡績所(現クラボウ)発祥工場の外観や立木を可能な限り保
存し、再利用して生まれた、ホテル・文化施設をあわせもつ複合観光施設。

■『Platio』について( Web サイト https://plat.io )
Platio は、誰でも簡単に自社の業務にフィットするモバイルアプリをノーコードで作成し、活用できるクラウド
サービスです。誰もが自社の業務に合った最適なアプリを活用することで、ビジネスの現場における IT 化を推進
し、人手に頼っていた業務プロセスを効率化します。Platio で作成したアプリは、すぐに配信して現場で使い始め
られます。現場担当者がアプリから入力したデータはクラウド上に保管、管理者へリアルタイムに共有され、タイ
ムリーに現場の状況を把握できます。また、入力データの変化を自動で検知し、管理者へ通知する検知機能によ
り、異常にいち早く対応できます。複雑かつ高価格になりがちな業務用アプリを、手軽に作れるソリューションで
あることが評価され「2018 年度 グッドデザイン賞」を受賞しています。

■『アステリア株式会社』について( Web サイト https://www.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターや
デバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の ASTERIA Warp は、異な
るコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 9,208
社(2021 年 3 月末現在)の企業に導入されています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料
などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,607 件
(2021 年 3 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 部:長沼史宏・齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297 / 携帯電話:080-7834-0841 (長沼)/ E-mail: press@asteria.com
【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部
TEL:03-5718-1250 /E-mail: platio-pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。




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