ユニ電子とインフォテリア、現場でのIoT活用推進で協業

報道発表資料
2017 年 9 月 21 日
インフォテリア株式会社
ユニ電子株式会社


ユニ電⼦とインフォテリア、現場での IoT 活⽤推進で協業
ユニ電⼦の IoT デバイス5種にインフォテリアの「Platio」が⼀挙対応し
計測などが伴うビジネスシーンで業務の効率化を推進!


ユニ電子株式会社(本社:東京都品川区、取締役社長:杉村和則、以下ユニ電子)とインフォ
テリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下
インフォテリア)は協業し、本日よりインフォテリアの IoT 対応モバイルアプリ開発ツール
「Platio」が、ユニ電子の IoT デバイスに標準対応することを発表します。
この協業により、ユニ電子の IoT デバイスが捉えたセンサー情報を、Platio を介して iPhone や
iPad などのモバイル端末で取得しクラウド上での情報管理・記録が可能となり、計測などが伴う
ビジネスシーンで IoT の手軽な導入が実現され、業務の効率化を推進します。

<ユニ電子の IoT デバイス(センサー)とインフォテリアの「Platio」の連携イメージ>




■ ユニ電子とインフォテリアが協業する背景
IoT ソリューションによるビジネス変革・効率化を追求する現場では、それぞれの業務に求めら
れるデータを取得できるセンサーを選定した上でセンサーと接続してデータを取得し、そのデー
タを活用できるアプリケーションを個別開発することが多く見られます。この方法では、初期開
発費がかさむ上、利用するセンサーやアプリ画面の変更をするたびに開発工数や費用がかかり、
現場が求める IoT 活用を実現するためには、大きな負担を強いられています。
そこで、この度の両社の協業では、インフォテリアが提供する IoT 対応モバイルアプリ開発ツ
ール「Platio」が、ユニ電子が提供する IoT デバイス(センサー)との Bluetooth 接続に対応する
ことで、モバイルアプリを介してクラウド上で情報管理・記録することが可能になります。


これにより、今までセンサーの情報を手書きで記録してからデータ化していたような業務で
は、センサーからの情報を iPhone や iPad などのモバイル端末でワンタッチで取得してクラウド
で情報管理・記録できるようになり、業務の大幅な効率化を実現します。
更に、Platio ではセンサーからの蓄積データも取得可能になったため、スタッフが定期的に巡
回するような現場でも、一定期間の IoT データをまとめて取得することが可能となります。これ
によって、センシングデータの収集の初期費用の削減と IoT 活用の敷居を下げることが可能で
す。ユニ電子とインフォテリアは、今後とも両者の IoT 製品・サービスを活用したビジネス変革
や効率化を提案してまいります。


■Platio に対応するユニ電子の各種センサー

ユニ電⼦の各種センサー 機能

ワイヤレスで温湿度を測定できるセンサ
ーデバイスです。⼩型・デジタル出⼒・
低消費電⼒で⾃動⾞や医療機器に実績の
ある Sensirion 社 SHT20 を搭載してい
ます。輸送貨物、倉庫や室内といった移
動体や⼿の届きにくい場所の温湿度の記
録に最適です。最⼤でマイナス 20℃から
<ワイヤレス温湿度センサー Logtta「ログッタ」> プラス 60℃まで測定可能です。


⼆酸化炭素は室内空気質の重要な指標で
す。新しいエネルギー基準や断熱効果の
おかげで、家のエネルギー効率がどんど
ん良くなってきましたが、空気質は急速
に悪化しています。健康的な室内環境と
快適性を維持するため、そして居住者の
⽣産性や健康を向上させるためには強制
<CO2 センサー Logtta CO2> 換気が必要となります。

IP64 相当の温湿度センサーです。ビニー
ルハウスや植物⼯場といった⽔のかかる
環境でも使⽤できます。最⼤でマイナス
20℃からプラス 60℃まで測定可能で

す。



<防滴温湿度センサー Logtta WR>





ユニ電⼦の各種センサー 機能

フレキシブル・プリント・ケーブル
(FPC)の先端に温湿度センサーがある
ので、冷蔵庫のドアや保冷 BOX の蓋を
開けずに内部の温湿度を確認することが
できます。最⼤でマイナス 40℃からプラ
<ワイヤレス温湿度センサーLogtta Cable>
ス 120℃まで測定可能です。

⽔や氷の温度をセンシング、記録、無線
による送信を可能にします。
⽔槽の⽔温のデータロギング、冷却・排
⽔温のモニタリング、氷の状態把握など
への活⽤が期待されています。最⼤でマ
イナス 30℃からプラス 80℃まで測定可
能です。
<ワイヤレス⽔温センサーLogtta Water>




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■「ユニ電子株式会社」について( Web サイト http://www.uni-elec.co.jp/index.html )
ユニ電子は 1966 年に設立され、半導体・電子部品商社として 50 年以上にわたり大手電機企業
向けにマイコン、テレビ用大規模集積回路、各種センサー、無線モジュール等を販売および技術
サポートしてきました。2014 年からは、技術サポートで培ってきた技術力を生かし、自社による
IoT センサーデバイスの開発を開始しました。将来的に主力事業のひとつになることを目標とし、
あらゆるセンサーをデバイス化する独立系の「IoT センサーデバイスカンパニー」を目指していま
す。

■「インフォテリア株式会社」について( Web サイト https://www.infoteria.com/ )
1998 年に国内初の XML 専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、
企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・
販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログ
ラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 6,291 社(2017 年 6 月末
現在)の企業に導入されています。また、 「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料
などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダード
として、1,276 件(2017 年 6 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。





■「Platio」について
現場業務用 iPhone、iPad 用アプリを手軽に作れるサービス。プログラミングの知識は一切不
要。ブラウザでのマウス操作で、モバイルアプリが作れます。様々なセンサーなどの対応機器と
は Bluetooth で簡単に接続できデータの受信が可能です。現在、業界標準である体温・体重・血圧
計に対応のほか、Cerevo 社(BlueNinja)をはじめとするセンサー機器との接続により 11 種類以上
のセンサー情報取得が可能となっています。今後も対応機器を増やしていく予定です。


<プレスリリース 掲載 URL>
https://www.infoteria.com/jp/news/press/2017/09/21_01.php



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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
ユニ電子株式会社 マーケティング部:森尻英男
TEL:03-6811-7478 / FAX:03-5463-3355 / E-mail: morijiri@uni-elec.co.jp

インフォテリア株式会社 広報・IR 室:長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@infoteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
インフォテリア株式会社 Platio 事業部 製品担当:松村宗和
TEL:03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@infoteria.com

インフォテリア、ASTERIA、Platio はインフォテリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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