インフォテリア のIoT対応モバイルアプリ開発基盤「 Platio 」がMAGLAB のIoT実証実験サービス「 リユースPoC 」の標準ツールに採用

報道発表資料
2017 年 12 月 8 日
インフォテリア株式会社
株式会社 MAGLAB

インフォテリア の IoT 対応モバイルアプリ開発基盤「 Platio 」が
MAGLAB の IoT 実証実験サービス「 リユース PoC 」の標準ツールに採用
~ IoT 機器の設置/保守時に「Platio」を活用し、作業の効率化を実現! ~

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下 インフォテリア)と株式会社 MAGLAB(本社:高知県高知市帯屋町、代表取締役:
武市真拓、以下 MAGLAB)は、MAGLAB が提供する IoT 実証実験サービスプログラム「リユー
ス PoC」に、インフォテリアの IoT 対応モバイルアプリ開発基盤「Platio」を IoT 機器の設置・
保守時に機器の稼働状況や電波強度を確認するための標準ツールとして採用されたことを発表し
ます。MAGLAB では、2017 年 12 月 15 日以降の新規プロジェクトより Platio を導入し、これま
で設置・保守現場での IoT 機器の接続状況、電波強度などの確認ではパソコンが必要でしたが、
Platio の機能を活用するとモバイル端末のみでの状況確認が可能となることから作業時間の大幅
な短縮や業務の効率化を図る方針です。
<「リユース PoC」における「Platio」の利用イメージ>




■ PoC(実証実験)実施時の現状と課題
業務プロセス等への IoT/AI 技術の投資判断では、実証実験(以下 PoC: Proof of Concept)によ
る効果検証が行われます。最近では IoT や AI の活用シーンが高度・複雑化するなかで、PoC も複
雑化、高コスト化が進む傾向にあります。こうした課題を解決するために MAGLAB では、過去
に実施した PoC の接続環境やデバイスを組み合わせて再利用することで、複雑な効果検証であっ
ても低コストでの PoC を実現、さらには本番への移行もスムーズに展開することを目的としたサ
ービスプログラム「リユース PoC」を提供しています。しかしながら、IoT の PoC 実施時におい
て接続環境はそれぞれ異なりますので、作業現場では、センサー、ゲートウェイを始めとする IoT
機器の設置・保守時に様々なトラブルが発生し対処する必要がありました。
<現場での対応が難しい具体的な作業項目と課題>
・センサーなどの設置作業をしながらパソコンを操作し対象機器の動作状態を把握すること
・IoT 機器の状態把握にはログデータを見るしか方法がなく、瞬時に把握できない
・作業担当者はツールに対する高い専門性が求められるため、作業の分担が難しい。
・電波状況の把握ができないため、機器の設置場所選定に試行錯誤を繰り返す必要がある。


■「Platio」導入により期待される効果
Platio は、非エンジニアでもノンプログラミングで簡単に業
務用アプリを開発できるツールです。対応する IoT 機器との接
続も設定のみでアプリを構築することができます。また、アプ
リのカスタマイズ性にも優れているため、現場の環境に合わせ
て DIY 感覚で柔軟な修正も可能です。
MAGLAB では、 「リユース PoC」の実施における現場の課
題を解決するためにカスタマイズ性に優れる Platio の採用を決
定しました。PoC で使用する IoT 機器の稼働状況、電波強度な
どを Platio のモバイルアプリが“見える化” 。リアルタイムで
の数値確認が実現され、現場作業の効率化を図ります。

<Platio の導入効果>
・現場でパソコンを用いることなくモバイル端末のみで作業可能
・専門的な知識がなくても対象機器の状態把握が可能
・ログデータは必要なデータのみ編集・表示されるため状態把握
作業が効率化
・非エンジニアによる設置作業を遠隔のエンジニアがサポートす
るなど作業の分業化を促進
・数値化された電波強度を確認しながら作業できるため最適な
IoT 機器の設置場所を選定可能

【Platio の画面イメージ】
IoT 機器から発せられる電波の強度を確認するアプリの画面

MAGLAB では 2017 年 12 月 15 日以降の新規プロジェクトより「Platio」を導入します。

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■「リユース PoC」とは( Web サイト https://maglab.jp/reusepoc/ )
MAGLAB が提供する「リユース PoC」とは、IoT/AI 技術の投資判断において実施される実証
実験が複雑化、高コスト化の傾向が増えつつある現在、実施済みの PoC を組み合わせて再利用す
ることで、本番への移行率を向上させることを目的としたサービスプログラムです。 課題を設定
せずに PoC を実施することによりゴールが曖昧になり、プロジェクトが長期化しがちという問題
を解決するために、ユーザーの解決したい課題をパートナーと共に調査を行い、その課題をベー
スとした「リユース PoC」を提供することで、機器やソフトの選定に時間を要することなく、解
決したい課題に対して動作検証と設定済みな環境が提供され、実験の開始と分析が容易となりま
す。

■「Platio」について( Web サイト https://plat.io )
現場業務用 iPhone、iPad 用アプリを手軽に作れるサービス。プログラミングの知識は一切不
要。ブラウザでのマウス操作で、モバイルアプリが作れます。様々なセンサーなどの対応機器と
は Bluetooth で簡単に接続できデータの受信が可能です。現在、業界標準である体温・体重・血圧
計に対応のほか、Cerevo 社(BlueNinja)をはじめとするセンサー機器との接続により 11 種類以上
のセンサー情報取得が可能となっています。今後も対応機器を増やしていく予定です。

■「MAGLAB」について( Web サイト https://maglab.jp/ )
本社 :高知県高知市帯屋町 1 丁目
東京オフィス :東京都渋谷区渋谷 2-22-6 10F
代表取締役 :武市 真拓



IoT/AI に特化したリユース PoC プロバイダー。実証実験である PoC を効率良く再利用すること
で、IoT/AI プロジェクトの成功率を向上、世の中に IoT/AI を利用した課題解決策の普及を加速す
ることをミッションとしている。

■「インフォテリア株式会社」について( Web サイト https://www.infoteria.com/ )
1998 年に国内初の XML 専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、
企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・
販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログ
ラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 6,497 社(2017 年 9 月末
現在)の企業に導入されています。また、 「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料
などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダード
として、1,326 件(2017 年 9 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

<プレスリリース 掲載 URL>
https://www.infoteria.com/jp/news/press/2017/12/08_01.php

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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
インフォテリア株式会社 広報・IR 室:長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@infoteria.com

株式会社 MAGLAB 担当: 武内、武市
E-Mail: pr@maglab.jp

【製品に関するお問い合わせ先】
インフォテリア株式会社 Platio 事業部 製品担当:松村宗和
TEL:03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@infoteria.com

株式会社 MAGLAB 担当: 武内、武市
E-Mail: pr@maglab.jp

インフォテリア、ASTERIA、Handbook、Platio はインフォテリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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