装置・システムのメンテナンスを行う、日立ハイテクフィールディングが「Handbook(ハンドブック)」を採用し、作業手順書を配信

報道発表資料
2016 年 4 月 5 日
インフォテリア株式会社


装置・システムのメンテナンスを行う、日立ハイテクフィールディングが
ハ ン ド ブ ッ ク

「Handbook」を採用し、作業手順書を配信
~ 業務の効率化と作業品質の向上に貢献 ~

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下、インフォテリア)は、株式会社日立ハイテクフィールディング(本社:東京都新宿
区、代表取締役社長:杉山 秀司、以下、日立ハイテクフィールディング)が、モバイル向けコン
テンツ管理(MCM)システム市場において 4 年連続市場シェア No.1※を獲得している
「Handbook(ハンドブック)
」を採用したことを発表します。
■日立ハイテクフィールディングの「Handbook」利用イメージ




■ 日立ハイテクフィールディングが「Handbook」を採用した背景と効果
【Handbook 採用の背景】
日立ハイテクフィールディングでは、日立ハイテクノロジーズが製造する各種分析装置をはじ
め、幅広い分野の装置・システムの保守及びメンテナンスサービスを提供しています。業界内で
先駆け、4 年前から約 500 名のサービスエンジニアにタブレットを配布、現場で作業報告書を作
成・送信できる仕組みの構築など、サービス内容や業務効率の向上に積極的に取り組んできまし
た。
そうした中、さらなる課題解決として、エンジニアが顧客訪問時に携行する各種マニュアル、
作業手順書など荷物の重量軽減のため、タブレットに作業手順書を配信するソフトウェアの検討
を開始しました。複数の提案検証の結果、作業をしながら簡単な操作で手順書を参照できる“直
感的なインターフェース”と、メールの転送禁止や有効期限設定など、機密漏洩リスクの少ない
“セキュリティの高さ”が評価され、Handbook の採用が決定しました。


【 Handbook を導入した効果 】
・作業手順書全 260 冊分のほか、製品マニュアルや技術資料などをタブレットに配信
・メンテナンス作業の急な発注や、紙の手順書では参照しにくい環境下での作業にも
対応可能に
・紙のマニュアルや手順書を印刷する必要がなくなり、印刷コスト・オフィス内での
保管コストの削減に貢献



【Handbook による作業効率化とコスト削減】
現在、日立ハイテクフィールディングでは、260 冊分の全作業手順書に加え、製品マニュアル
や技術資料などもタブレットに配信しています。
これにより、急遽、顧客先から次の顧客先に出向くことになっても、従来のような電話指示に
頼らず、手元のタブレットで資料を参照して対応が可能になりました。また、紙の作業手順書を
閲覧しにくい暗所での作業もタブレットなら明るい画面で、自由に拡大してスムーズに作業がで
きます。予め必要な資料をダウンロードしておけば、インターネット環境の悪い場所でも資料の
閲覧に影響はなく、さらに紙のマニュアルや指示書を都度印刷する必要もなくなり、紙コストや
オフィス内の保管コストの削減にもつながっています。
Handbook 導入当初はミドル世代を中心としたエンジニアに対して、タブレット使用方法の理
解・浸透が懸念されていましたが、直感的な操作により全員に抵抗なく使用されていることが、
活用履歴の検証からも明らかになっています。




Handbook で作業手順書を参照しながら、メンテナンス作業を実施



■今後の展開
現在は月に 1 回、Handbook のログを解析し、利用状況を確認していますが、作業中に閲覧し
たのか、移動中に閲覧したのかなどの分析は、サービス報告書と照らし合わせないとわかりませ
ん。そこで新たにサービス業務全体の分析用統合データベースを構築中です。サービス基幹シス
テムの利用履歴やサービス報告書情報に加え、Handbook 活用履歴情報もデータベースに蓄積す
る予定です。また、各システムからデータベースへのデータの取り込みや、現場に必要な分析レ
ポートの出力には、データ連携ミドルウェア ASTERIA WARP を活用します。Handbook の履歴
情報を、他システムの情報とマージし、分析・フィードバックすることで、より現場に役立つシ
ステムに進化させ、さらなるサービス業務の改善につなげます。
日立ハイテクフィールディングによる具体的な導入事例はこちらのサイトでご紹介しています。
https://handbook.jp/case/fieldworker/hfd


■「株式会社日立ハイテクフィールディング」について
( Web サイト http://www.hitachi-hightech.com/hfd/)
世界の最先端分野を牽引する日立ハイテクノロジーズグループの中核企業として、各種分析装置
をはじめ、研究開発・産業・医用・半導体製造関連など、幅広い分野の装置・システムの保守お
よびメンテナンスサービスを行っています。

■「Handbook」について( Web サイト https://handbook.jp/ )
「Handbook」は、モバイルデバイス向け文書管理市場でシェア第 1 位を獲得しているサービス
で、文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画までのあらゆる電子ファイルをク
ラウドに保存し、タブレット端末で持ち運べ、指先めくり表示ができるようにするソフトウェア
です。一般的なクラウド・ストレージ・サービスやタブレット端末向けのビューアー・アプリケーシ
ョンと異なり、閲覧者ごとの配信設定や端末紛失時の情報漏えいを防ぐ機能、あるいはネットワ
ーク接続できない場所でもファイルを予めダウンロードしておけば表示できる機能など、タブレ
ット端末をビジネス活用する上で必要な機能が搭載されているのが特長です。対立しやすい情報
セキュリティの確保と操作性の高さを丁寧なインターフェース設計で両立している点が高く評価
され、「2015 年度 グッドデザイン賞」を受賞しています。

■「インフォテリア株式会社」について( Web サイト https://www.infoteria.com/ )
1998 年に国内初の XML 専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、
企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・
販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログ
ラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 5,305 社(2015 年 12 月
末現在)の企業に導入されています。また、 「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資
料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダー
ドとして、現在 971 件(2015 年 12 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

※ ITR「ITR Market View:エンタープライズ・モバイル管理/スマートアプリ開発市場 2014/
2015」モバイルコンテンツ管理市場:ベンダー別売上金額シェア (2012~2015 年度予測)

<プレスリリース 掲載 URL>
https://www.infoteria.com/jp/news/press/2016/04/05_01.php



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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
インフォテリア株式会社 広報・IR 室:長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@infoteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
インフォテリア株式会社 ネットサービス事業本部 製品技術部:中嶋誠
TEL: 03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@infoteria.com
インフォテリア、ASTERIA、Handbook はインフォテリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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