株式会社セゾン情報システムズ、SaaS型マルチプロトコルゲートウェイサービス HULFT Multi Connect Service の基盤にACMS Apexを採用

Press Release
2022 年 11 月 18 日
株式会社データ・アプリケーション


株式会社セゾン情報システムズ、SaaS 型マルチプロトコルゲートウェイサービス
HULFT Multi Connect Service の基盤に ACMS Apex を採用
~決め手は標準実装のセキュリティ(PCI DSS)、マルチプロトコル、Web API。
INS ネット(ディジタル通信モード)のサービス終了を目前に開発期間 6 ヶ月で
新サービスをリリース~



株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:
DAL、スタンダード市場:3848)は、株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都港区、代表
取締役社長:葉山 誠、以下、セゾン情報システムズ)が、SaaS 型マルチプロトコルゲートウェ
イサービス HULFT Multi Connect Service の基盤に、エンタープライズ データ連携基盤 ACMS

Apex を採用したことを発表します。


昨今、発注や決済といった重要な企業間電子商取引(EDI)に広く使われてきた INS ネット(デ
ィジタル通信モード)回線のサービス終了が近付くなか、代替となるインターネット EDI に移行
する手段が EDI サービスに求められています。こうしたマーケットニーズに応えるべく、セゾン
情報システムズでは新たな SaaS 型マルチプロトコルゲートウェイサービスを構想してきました。
新サービスの必須要件は、クレジットカード会社や銀行など金融機関でも利用可能な高度なセキ
ュリティとお客様が利用する多様なプロトコルの提供、そして、各種システム担当者間の調整の
煩雑さを解消する運用画面を構築することでした。
セゾン情報システムズは HULFT と DAL の ACMS Apex を組み合わせることによりこの要件を
満たし、開発期間 6 ヶ月という短期間で新サービス HULFT Multi Connect Service をリリース
しました。採用の決め手は以下のとおりです。


1. 高度なセキュリティ機能を標準実装
ACMS Apex はクレジットカード業界のグローバルセキュリティ基準である PCI DSS を
標準機能として実装しているため、PCI DSS の複雑な要件への対応工数を削減でき、他ソ
リューションと比較しても最もリーズナブル
2. マルチプロトコル対応
AnserDATAPORT(Connecure 接続)を含む全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順・
広域 IP 網)や SFTP をはじめ、EDI 標準通信プロトコルのほとんどに対応しており、お
客様が求める多くの通信プロトコルを提供可能


3. Web API 機能
ACMS Apex の Web API 機能により、お客様システムや取引先とのデータ連携、さらに
は独自の運用管理画面を構築可能。その結果、インターネットを介して担当者ひとりで
EDI の基本的な設定ができ、接続先との疎通テストも容易


株式会社セゾン情報システムズ フィナンシャル IT サービスビジネスユニット 業務ソリューシ
ョン部 部長 姫野 輔様から以下のコメントをいただいております。
「接続先企業が数百社あっても、通信プロトコルのために新サービスを導入できない事態は避け
たいと考えました。そうした中、日本企業で多くの実績がある当社の HULFT と、マルチプロト
コルの ACMS Apex を組み合わせることで、最強のプロトコルラインナップになると考えました。
また高可用性が担保されているところもありがたかったです。ノード振り分けの考え方がすでに
あって、こちらであらためて設計せずに済みました。



ACMS Apex を基盤にした新サービスは、すでにクレジットカード会社で導入されており、その
うち 1 社ではマルチプロトコル効果により、接続先企業 90%以上の取引がカバーできています。
また他 1 社では完全自社運用であり、使いやすい運用画面により問い合わせが 1 件もないとのこ
とでした。




DAL は、2024 年 1 月の PSTN マイグレーションにむけたインターネット EDI への移行や Web
による企業間取引のペーパーレス化・デジタル化を支援し、データの利活用を促進、ビジネスス
ピードを高める企業の DX を支援してまいります。
以上
■株式会社セゾン情報システムズ様の導入事例
https://www.dal.co.jp/casestudies/46saison/
<動画>
https://dal-7.wistia.com/medias/fy77b9usmo
※弊社は動画配信プラットフォームに Wistia を利用しています。


■エンタープライズ・データ連携基盤 ACMS Apex について
https://www.dal.co.jp/products/di/apex/outline.html


■SaaS 型マルチプロトコルゲートウェイサービス HULFT Multi Connect Service について
https://www.hulft.com/service/hulft-multi-connect-service


【株式会社セゾン情報システムズについて】
「HULFT」シリーズを国内外で導入社数が 10,913 社(2022
株式会社セゾン情報システムズは、
年 3 月末時点 累積社数)を突破し、日本、北米、中国、ASEAN、EMEA と世界 46 カ国で利用
されております。フォーマットの異なる様々なデータをノンプログラミングでつなぐ EAI ソフト
ウェア「DataSpider」や、企業内に存在する様々なデータをカタログ化するメタデータ管理製品
「HULFT DataCatalog」とのシナジーを生かし、ファイル転送分野からデータ利活用まで包括的
にデータ連携のニーズをご支援する安全・安心かつ、柔軟な「つなぐ技術」を提供しています。
また基幹・業務システム上の様々なデータやシステムと、SaaS、アプリケーションなどを連携さ
せる次世代クラウド型データ連携プラットフォームとして「HULFT Square」の提供も予定して
います。これらの製品・サービスを通じて、データを俊敏な意思決定につなげるサービスを提供
する「データエンジニアリングカンパニー」を目指していきます。
【HP】https://home.saison.co.jp/


【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DAL は、1992 年に UNIX 向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデ
ータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS (Advanced Communication
Management System) シリーズ」を提供してきました。
「ACMS シリーズ」は、国内の EDI パッ
ケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに 2600 社 13500 サイトを越える企業のミッ
ションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーション
を生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【Twitter】https://twitter.com/dal_acms
【本件についてのお問い合わせ先】
報道関係 お客様
マーケティング本部 営業本部
Tel:03-6370-0909 Tel:03-6370-0909
Fax:03-3567-1151 Fax:03-3567-1151
E-Mail:pr@dal.co.jp E-Mail:sales@dal.co.jp


※DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOON, OCRtran は、株式会社デ
ータ・アプリケーションの日本および海外での商標または登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

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