株式会社シナジー、公共・自治体向けパッケージ製品ActiveCityへのデータ移行に、データ ハンドリング プラットフォーム RACCOONを採用

Press Release
2022 年 8 月 24 日
株式会社データ・アプリケーション


株式会社シナジー、公共・自治体向けパッケージ製品 ActiveCity への
データ移行に、データ ハンドリング プラットフォーム RACCOON を採用
~15 プロジェクト以上で活用、開発生産性が 3 割アップ~



株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:DAL、
スタンダード市場:3848)は、沖縄県を本拠地とする情報サービス事業者の株式会社シナジー(本
社:沖縄県宜野湾市、代表取締役:下地 勝也、以下、シナジー)が、既存システムから公共・自治
体向けパッケージ製品 ActiveCity へのデータ移行ツールとして、データ ハンドリング プラット
フォーム RACCOON を活用し、属人化の解消、生産性および利益率の向上を実現したことを発表し
ます。


■RACCOON 導入の背景
シナジーは、日本全国の公共・自治体向けに、内部情報統合基盤システム、文書管理システム、グル
ープウェア、CMS サービス、入札管理支援システムなどから構成される ActiveCity シリーズを提
供しています。本パッケージはカスタマイズ性も高く、自治体の規模に関わらず、フィット感高く
導入できる点も評価され、リリースから 10 年、すでに 100 を超える団体で導入されています。ま
た、新規顧客への導入は、それまで使われていた既存システムからのデータ移行が必須となってい
ました。


従来、既存システムからのデータ移行は、SQL のストアドプロシージャ※1 を駆使し、データエラー
のチェックや ActiveCity の統合データベースへのデータを投入してきました。この作業には、十分
なスキルやナレッジ、かつお客様との細かな調整が必要なため、熟練技術者がデータ移行に拘束さ
れるという状態が続いており、経営陣も憂慮していました。
この課題を解決したのが、データ ハンドリング プラットフォームの RACCOON で、その評価と効
果は以下のとおりです。
※1:ストアドプロシージャとは、データベースに対する複数の命令を1つのプログラムにまとめ、RDBMS に保存するストアド

プログラムという機能の一つです。



■RACCOON への評価と効果
1. GUI ベースのドラッグ&ドロップ操作でデータのマッピングができ、ストアドプロシージ
ャの記述に熟知していない技術者でも担当可能になり生産性が 3 割向上。
2. 経験の少ない技術者でも開発製造からデータ移行まですべて担えるようになり、利益率が向
上。
3. RACCOON はすぐに習得でき、協力会社も即戦力として動いてもらえるようになった。
4. 総務省が公開している地方公共団体の業務システムのデータ移行を軽減するための標準フ
ォーマット「中間標準フォーマット」を RACCOON の変換定義に設定。類似のフォーマッ
トであれば再利用でき工数削減が可能。




株式会社シナジー システム開発本部 奥本和樹様からは以下のコメントをいただいております。
「RACCOON を導入したことで、案件を担当する技術者が開発製造からデータ移行まですべて行え
るようになりました。規模の小さいものなら、一人でも可能です。そのため、開発原価が下がって利
益率向上を図ることができました。この点に関してトップからも高評価をいただいています。 現状、
約 10 名の ActiveCity 担当チームですが、人員の増加を行わずにプロジェクト件数を増やす対応力
が生まれました。



RACCOON を活用したデータ移行プロジェクトは、すでに 15 プロジェクトを超えています。今後、
ActiveCity シリーズのバージョンアップで生じるデータ移行や、財務会計など公共団体や地方自治
体で利用される他システムとの連携も強化していくとのことで、そこでも RACCOON を検討した
いとのことです。


【既存システムから ActiveCity へのデータ移行】




DAL は、データ移行や連携時に必要なデータ変換・加工の開発生産性と品質の向上を目指し、デー
タ活用を促進するデータ ハンドリング プラットフォームを提供していきます。
以上
■株式会社シナジー様の導入事例
https://www.dal.co.jp/casestudies/45synergy/


■データ ハンドリング プラットフォーム RACCOON について
http://www.dal.co.jp/products/dhp/raccoon/outline.html


■販売・価格について
◇販売価格(税別)
【RACCOON 本体】
サブスクリプションライセンス:月額 4 万円~
買取ライセンス:100 万円~
タームライセンス:月額 12.5 万円(最低期間 3 ヶ月)
【SaaS 接続オプション】
年額利用料 60 万円~(接続サービス毎)
◇販売経路:DAL のビジネス・パートナーを通じて販売しています。
ビジネス・パートナーは、https://www.dal.co.jp/partner/でご確認ください。


【株式会社シナジーについて】
株式会シナジーは、システム構築力・インターネット技術を基軸とし 20 年以上にわたって、文書管
理、庶務事務システムなど自治体向けの内部情報系ソリューションの構築・導入を行ってきました。
その経験をもとに、職員と住民の方々へ「もっと働きやすく、もっと暮らしやすい」環境を提供した
いと考え、自治体業務の電子化(DX)を促進する様々な製品の開発に取り組んでいます。
社会状況が大きく変わるなか、その変化に対応する高セキュリティな製品を生み出し、さらに新し
い価値を提供していきます。
【HP】https://synergy-spirit.co.jp/


【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DAL は、1992 年に UNIX 向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデー
タ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS (Advanced Communication
Management System) シリーズ」を提供してきました。
「ACMS シリーズ」は、国内の EDI パッケ
ージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに 2600 社 13500 サイトを越える企業のミッショ
ンクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み
出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。


【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【Twitter】https://twitter.com/dal_acms
【本件についてのお問い合わせ先】
報道関係 お客様
マーケティング本部 営業本部
Tel:03-6370-0909 Tel:03-6370-0909
Fax:03-3567-1151 Fax:03-3567-1151
E-Mail:pr@dal.co.jp E-Mail:sales@dal.co.jp


※DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOON, OCRtran は、株式会社デー
タ・アプリケーションの日本および海外での商標または登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

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