米国Telestaxへの出資に関するお知らせ

2019 年8月 15 日
各 位
会 社 名 株式会社ネクストジェン
代表者名 代表取締役 執行役員 社長 大西 新二
(JASDAQ コード:3842)
問合せ先 取締役 執行役員 天田 貴之
(TEL.03-5793-3230)


米国 Telestax への出資に関するお知らせ


当社は、Telestax, Inc.(本社:米国テキサス州、以下 TLX)が実施する第三者割当による新株発行(シリーズ
B 優先株式)を、NEC ネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之、東
証:1973 NESIC、以下 NEC ネッツエスアイ)、LIVEOAK VENTURE PARTNERS 1A, L.P.及び PINNACLE VENTURES,
L.L.C.の4社で引き受けることになり、出資が完了いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


1.出資の理由
当社グループは、2019 年5月 16 日に公表した新たな中期経営計画における新事業方針の一つとして、クラ
ウドサービス関連分野における CPaaS(Communications Platform as a Service) 事業の拡大を掲げ推進して
おり、当社連結子会社である株式会社 LignApps(以下 LA)における主力事業として展開しております。
TLX は 米国においてオープンソースソフトウェア企業として設立され、CPaaS におけるプラットフォーム
の構築を主に成長を続けている企業であります。2017 年後半からは CPaaS Enabler として On-Premises 型から
Cloud 型へのモデル転換を実施し、CPaaS のサービスを安価、高品質で提供できることが同社の強みとなって
おります。
CPaaS 事業についてはLAの主力事業としてサービス展開に向けた準備を進めておりますが、音声通話、
メッセージング(SMS/チャット)
、WebRTC、ビデオなどの様々なコミュニケーション手段が API によってアプ
リケーションに簡易に組み込めることによって、多要素認証、プログラム SMS 配信、カスタマイズ IVR、自動
予約(スケジューリング)などのソリューション提供が可能となるものです。アプリケーションとは、既存新
規のマーケティング・オートメーション、CRM、SFA、UCaaS、コンタクトセンター等であり、独自のオムニ
チャネルの構築が可能となることなどから、当社グループ各社においても、CPaaS 機能を自社製品・サービス
に付加した新たなソリューションの展開を図っております。
本件は、LAの資本業務提携先である NEC ネッツエスアイをはじめとして共同で行う出資案件であり、TLX
と強固な協力関係を構築することで、今後の CPaaS システムの機能向上、企画・開発等の連携強化やグローバ
ル市場動向の共有等を期待するものであります。当社においても本件出資はグループ全体の企業価値向上に資
するものと判断し、本件第三者割当による新株発行を引き受けることといたしました。





2.出資先の概要
(1) 名 称 Telestax, Inc.
(2) 所 在 地 米国テキサス州オースティン市
(3) 代表者の役職・氏名 CEO・Paul Doscher
(4) 事 業 内 容 CPaaS を使用したリアルタイム通信システムの設計・開発
(5) 設 立 年 2010 年
LIVEOAK VENTURE PARTNERS I, L.P.、PINNACLE VENTURES, L.L.C.、経営陣、
(6) 大株主及び持株比率 従業員他。
なお、持株比率については、TLX の意向により非公開とさせていただきます。

資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
上場会社と当該会社
(7) 当社の連結子会社LAと当該会社とは、総代理店契約を締
と の 間 の 関 係
取 引 関 係 結しており、CPaaS ビジネスにおいて、製品・サービスに
関する購買関係があります。
当該会社の最近3年間
(8) の連結経営成績及び連 先方との秘密保持契約に基づき、開示を控えさせていただきます。
結財政状態


3.取得価額
先方との秘密保持契約に基づき、開示を控えさせていただきますが、第三者機関により財務・法務デュー
デリジェンスを実施した上で算出された価額にて取得しております。


4.今後の見通し
本件による、当期の連結業績に与える影響は軽微でありますが、開示すべき事項が生じた場合は速やかにお
知らせいたします。


以 上





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