スポーツIoTプラットフォーム「アスリーテック」の提供開始-9軸センサー内蔵型ボールと蓄積したデータ活用で、誰でも、どこでもIDスポーツを実現-

2019 年 7 月 1 日
<報道発表資料>
株式会社アクロディア
KDDI 株式会社


スポーツ IoT プラットフォーム

「athleːtech™」(アスリーテック)の提供開始
~9 軸センサー内蔵型ボールと蓄積したデータ活用で、誰でも、どこでも ID スポーツを実現~

株式会社アクロディア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 堤 純也、以下 アクロディア) KDDI

株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 髙橋 誠、以下 KDDI)は、2019 年 7 月 9 日より、
センサー内蔵型ボールなどの IoT デバイスから取得したデータを活用し、選手の技術向上に役立てるこ
ア ス リ ー テ ッ ク
とができる、スポーツ IoT プラットフォーム「athleːtech™」(以下 「アスリーテック」)の提供および
「アスリーテック」上に蓄積されるデータを活用したスポーツテックサービスを開始します。


「アスリーテック」は、アクロディアが持つ、センサー内蔵型ボールを使い、競技者が普段通りの投
球や競技を行うだけでそのデータが蓄積され、そのデータをスマートフォンやパソコンなどで閲覧しな
がらオンラインコーチングやコンディション管理などに活用できる IoT デバイス技術と、KDDI がこれ
までに「au スマートパス」などで培ってきたコンシューマ向けサービスプラットフォームにおけるマ
ーケティングや運営ノウハウと、KDDI の通信ネットワークを融合し、スポーツの分野を問わず、競技
データを蓄積し、技術向上に貢献するプラットフォームです。
「アスリーテック」によって、これまで精神論、経験論が主要な判断軸であったスポーツ選手育成に
おいて、特別な設備やトレーナーがない環境でも、データを軸にした練習、育成を行うことが期待で
き、また日々蓄積される投球データから、選手ごとのケガ検知・予防にも活用できると考えています。




「アスリーテック」対応デバイス第一弾として、アクロディアが 2017 年から野球競技の選手やチー
ム ( 注 1 ) に 向 け て 販 売 し て い る 「 TECHNICAL PITCH」 ユ ー ザ ー を 対 象 に 、 「 ア ス リ ー テ ッ ク 」 を 通 じ て 、
全ユーザー(注2)を対象とする「ランキング機能(注3)」を提供します。本機能により、野球競技人口
における現在の自分の技術の立ち位置や投球技術上位者のランキングデータと比較する事により、今後
の自分の目指す位置が可視化されます。また日々のランキングを振り返る事で自身やチームの成長の軌
跡が確認できます。


今後は、来る 5G 通信ネットワークの活用も視野に、より容量の大きい動画コンテンツの活用や、蓄
積されたデータを利用したオンラインコーチング、練習メニューのノウハウ共有などアスリートの技術
向上に役立つ情報や、AI による健康管理、ケガの予兆の検知などアスリートを全般的にサポートする情
報の提供を行っていきます。
また野球以外にもゴルフ、クリケット、サッカー、バレーボールなどさまざまなジャンルの IoT デバ
イスの市場投入による対応スポーツの拡充を予定しているほか、スマートウォッチなどとのデバイス連
携によるバイタルデータ管理を実装し、アスリーテックを通じたサービス拡充を行うことで、スポーツ
全体の発展・向上を目指します。


KDDI は、
「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、5G/IoT
をはじめとする最先端のテクノロジーを活用し、パートナー企業とともに、5G/IoT 時代の新しい体験
価値を創造していきます

詳細は別紙を参照ください。
別紙
■「アスリーテック」について
1.概要
対応する IoT デバイスを活用して練習を行うことにより、自動でテクニカルデータを蓄積し、
データに基づく最適なトレーニングの提供やコンディション管理等の機能を提供可能にする
プラットフォームです。

2.特長
日々の練習を通じて蓄積されていくテクニカルデータを活用し、以下の機能を提供します。

(1)公開機能
自分のデータを公開する事ができ、同じくデータを公開している人からも閲覧可能です。
公開したデータからオンラインコーチのサービスを受ける事が出来ます。

(2)共有機能
練習ノウハウを仲間と共有したり、練習データをチームで共有できます。

(3)ランキング機能
全ユーザーの公開データを元にしたランキング機能により、自分や仲間などとの
比較が可能です。
さらに、身長や年代別で同競技におけるランキングを確認、自分の競技上の立ち位置を
客観的に見る事が出来ます。




<「athleːtech™」(アスリーテック)画面イメージ図>
3.提供開始日
2019 年 7 月 9 日

4.利用料金
無料
※「TECHNICAL PITCH」を購入した方が無料で利用できます。


5.加入方法
「アスリーテック」は「TECHNICAL PITCH」アプリから申し込み可能です。
加入方法は申し込み者の「TECHNICAL PITCH」への加入状況や利用状況によって異なります。
詳細はこちらの HP をご参照ください。
https://technicalpitch.net/app/howto_atlicense.html

・対応機種
Android スマートフォン:Android5.0 以降
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.acrodea.technicalpitch&hl=ja
iPhone:iOS 9.0 以降
https://itunes.apple.com/jp/app/technicalpitch/id1237506937?l=ja&ls=1&mt=8

6.「TECHNICAL PITCH」について
2017 年 9 月より販売開始され、硬式野球ボールのスペックに準拠した IoT デバイスです。
回転数、回転軸、球速、球種、変化量 、腕の振りの強さ、時間(構えてからリリースするまでの時
間とリリースされてからキャッチャーが捕球するまでの時間) 、動画(計測時にスマホのカメラで動
画を撮影し計測結果と同期)を測定することができます。



本体質量 141.7g~148.8g
本体価格 ¥27,500(税抜)
本体外形寸法 22.9cm ~23.5cm
搭載 3 次元モーションセンサー 角速度センサー(3 軸)
加速度センサー(3 軸)
地磁気センサー(3 軸)
実使用投球回数(常温) 1 万球
※参考値であり保証するものではありません
通信方法 Bluetooth 4.1 対応
通信距離 見通しの良い場所で約 20m
※参考値であり保証するものではありません
使用温度範囲 5℃~35℃
※参考値であり保証するものではありません

<「TECHNICAL PITCH」本体イメージ図> <「TECHNICAL PITCH」本体スペック>
(参考)
株式会社アクロディア
所在地:東京都新宿区愛住町 22 第 3 山田ビル
設立:2004 年 7 月
上場:2006 年 10 月 東証第二部(3823)
代表者:代表取締役社長 堤 純也
事業内容:スマートフォン向けのサービス・ソリューションの提供
ウェブサイト:http://www.acrodea.co.jp/
(注1)プロ、アマチュア問わず提供しています。
(注2)TECHNICAL PITCH を使用して投球した全ユーザーのデータが対象です
2019 年 7 月 1 日時点で、登録投手数は 20,000 人以上、総投球数は 500,000 球を超えています。
(注3)2019 年 7 月 9 日時点での提供項目は球速と回転数です。今後項目は追加予定です。
※Android は Google LLC の商標または登録商標です。
※iPhone は米国および他の国々で登録された Apple Inc.の商標です。
iPhone の商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※画像およびサービスの仕様などにつきましては、現在準備中のものとなり、変更になる可能性がございます。
※ID スポーツの「ID」は「Important Data」の略です。
※その他、本資料に記載の会社名、各製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。

以 上

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