クロス・ヘッド エフセキュアと連携しGDPR 対策セキュリティサービスの提供を開始

2018 年4月 19 日
各 位
会社名 テクマトリックス株式会社
代表者名 代表取締役社長 由利 孝
(コード:3762、東証第一部)
問合せ先 執行役員コーポレート本部長
森脇 喜生
(TEL.03-4405-7802)


クロス・ヘッド
エフセキュアと連携し GDPR 対策セキュリティサービスの提供を開始



当社の連結子会社であるクロス・ヘッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根 尚、以下
クロス・ヘッド)は、エフセキュア株式会社(本社:ヘルシンキ、リージョナルディレクター:キース・マー
ティン、以下 エフセキュア)と共に GDPR(一般データ保護規則)対策の包括的サイバーセキュリティサービス
の提供を5月から開始しますので、添付の通りお知らせします。

GDPR (一般データ保護規則)は、EU 加盟諸国における新しい個人情報保護の枠組みで、EU に子会社、支店
を有している日本企業、日本から EU に商品・サービスを提供している企業なども対象になります。違反と見な
された際は高額な制裁金が発生する可能性があり、EU の新セキュリティ水準を満たすため、多くの日本企業が
対応を行う必要があります。

今回クロス・ヘッドは、エフセキュアと連携して、GDPR 対策コンサルティング、運用体制の業務支援や、サ
イバー攻撃、侵入検出を通知する運用監視サービスなど、GDPR 対策のための包括的なサイバーセキュリティ
サービスを提供します。

以上
Press Release
報道関係者各位 2018 年 4 月 19 日
クロス・ヘッド株式会社


「クロス・ヘッドはエフセキュアと連携して GDPR 対策のための
包括的なセキュリティサービスを 5 月 31 日より提供開始」
クロス・ヘッド株式会社(代表取締役社長 関根尚)は、フィンランドの情報セキュリティ会社エフセ
キュア株式会社(リージョナルディレクター キース・マーティン) と共に、 月から施行される GDPR


に向けた日本企業の対策のため包括的なセキュリティサービスを 5 月 31 日より開始します。


■GDPR 対策が急がれる日本企業
GDPR とは EU 一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)の略です。EU に お け
る新しい個人情報保護の枠組みであり、個人データの処理と移転に関するルールを定めた
規 則 で 2018 年 5 月 25 日 か ら 施 行 さ れ ま す 。 GDPR は 欧 州 経 済 領 域 ( EEA: EU 加 盟 国 + 3
か 国 )域 内 で 取 得 し た 電 子 メ ー ル ア ド レ ス や クレジットカード番号情報などの個人データを域外
にいる第三者へ提供することを認めていなく、 国籍や居住地には関わらず日系企業で勤務する現地採用
者や駐在員も対象となります。違反時は巨額な制裁金が発生する可能性があります (最大で企業の年間
売上高の 4%、または 2,000 万ユーロのうちいずれか高い方の支払い) 。個人データの侵害が起きた場
合、監督機関に対して 72 時間以内に通知しなければなりません。日本企業はグローバルビジネスにお
けるパートナーとしての信頼の証として GDPR 対策を求められております。


■GDPR 対策としての包括的サイバーセキュリティサービス
クロス・ヘッドはエフセキュアと連携して、GDPR 対策コンサルティング、運用体制の構築支援や、
外部からのサイバー攻撃、侵入検出を 30 分以内にお客様に通知する”F-Secure RDS”24 時間 365 日の
運用監視サービスを提供していきます。
<クロス・ヘッド&エフセキュアが日本で提供する GDPR 関連サービス>
GDPR 対策プロセス GDPR コンサルティングサービス 情報基盤セキュリティ運用サービス
GDPR 条件可否チェック、個人情報の内容確
現状アセスメント& 認、どのシステムで個人情報を使用し外部シス 脆弱性診断サービス
評価 テムに送信しているか確認しリスクと対応を (F-Secure RADAR)
マッピング
GDPR 対策プラン/ロードマップ作成 F-Secure サイバーセキュリティサービス
導入計画検討 現在状況と対応後のビジネスリスク測定 による、セキュリティポリシーベストプラ
クティスの提供
GDPR 対応ポリシー作成、実現の支援 F-Secure サイバーセキュリティサービス
導入 による、セキュリティ運用方針ベストプラ
クティスの提供
情報漏洩時対応方法プランニング゙支援、プロ 早期侵入検出サービス
運用
セス制作支援、フォレンジック対応 (F-Secure RDS)





■最先端のサイバーセキュリティ技術によってグローバルビジネスの安全を保障する
F-Secure RDS(Rapid Detection Service)とは、F-Secure RDS Center にてサイバーセキュリティ
アナリストが端末とネットワークの状態を監視し、 リアルタイムな行動学習及び機械学習を用いて分
析し、侵害の検出から通知までを 30 分以内で対応します。
クロス・ヘッドは、F-Secure RDS Center と自社のセキュリティオペレーションセンター(SOC)
を連携させ、お客様環境を把握した上での日本企業様向けのサービスを提供します。 このような外部
からの不正侵入に対する早期検出を SLA で保障をする F-Secure RDS を活用したサービスは日本初
となります。
当初は日勤帯(平日ビジネスタイム)体制より始め、お客様のご要望に応じて 24 時間 365 日体制の
対応も提供していきます。


■エフセキュア株式会社様からのエンドースメント
GDPR 対策をご希望するお客様と、 急成長を遂げるクラウド環境、IoT 向けシステムに対するセキュリ
ティ対策が求められつつある中、クロス・ヘッドが GDPR 対策のサイバーセキュリティコンサルティ
ングサービス、 F-Secure RDS 運用監視サービスの提供を開始する事を、 エフセキュアは心より歓迎い
たします。
エフセキュアは今後更にクロス・ヘッドとの協業を強化し、 お客様環境に対するセキュリティソリュー
ション、サービス・サポートを広く、世界中のお客様に提供して参ります。
エフセキュア株式会社 リージョナルディレクター キース・マーティン


■クロス・ヘッド 代表 関根からのコメント
現在、GDPR は EU による厳しい罰則規定の面がクローズアップされ、GDPR そのものが「脅威」
のように捉えられておりますが、そうではありません。 重要なことは日本企業がグローバルビジネスに
おいて成功するためには、EU のセキュリティ水準を満足する信頼に値するパートナーであることを証
明することが必要であるということです。当社は一連のコンサルティングサービスや RDS 等の早期侵
入検出サービスと共に、包括的なセキュリティ運用代行サービスも準備しております。 ぜひご相談いた
だければと思います。


■エフセキュア社とは
エフセキュアは、あらゆる脅威から企業や個人ユーザーを守る、 数十年に及ぶ経験を持つサイバーセキ
ュリティのリーディングカンパニーです。 その包括的な一連のサービスと数多くの受賞歴を誇る製品は、
セキュリティを革新する特許技術と、洗練された脅威対策の知見を駆使して、 数多くの企業や人々を保
護します。エフセキュアは、他のどの企業をも凌ぐ多数のセキュリティエキスパートを擁しており、ヨ
ーロッパのサイバーセキュリティの調査にも参加しています。
エフセキュアの製品は、 200 以上のオペレータや数千社のパートナーによって世界中で販売されていま
す。
エフセキュア URL:http://www.f-secure.com/ja_JP/


■会社概要
社名: クロス・ヘッド株式会社
代表: 代表取締役社長 関根 尚
本社所在地: 東京都渋谷区恵比寿 4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー27F

URL: http://www.crosshead.co.jp/
資本金: 3 億 9,500 万円
従業員数: 399 名(2018 年 4 月 1 日現在)
事業内容: ソリューション事業(IT 基盤のコンサルティング、設計、構築) 、プロダクト事業(海
外 IT 製品の輸入・販売・サポート) 、エンジニアサービス事業(ネットワークエンジニ
ア常駐派遣)など


■製品・サービスおよびプレスリリースに関するお問い合わせ先
クロス・ヘッド株式会社 事業推進室
電話:03-5793-3376
E-mail:cyber_sec@crosshead.co.jp
URL:https://www.crosshead.co.jp/products/sec_all/rds/
https://www.crosshead.co.jp/products/sec_all/gdpr/





10825