株式会社NOBORI、「NOBORI PAL」に新サービスを2種類追加

平成 30 年4月 10 日

各 位
会 社 名 テクマトリックス株式会社
代表者名 代表取締役社長 由利 孝
(コード:3762、東証第一部)
問合せ先 執行役員コーポレート本部長
森脇 喜生
(TEL.03-4405-7802)



株式会社 NOBORI、「NOBORI PAL」に新サービスを2種類追加



当社の連結子会社である株式会社NOBORI (本社:東京都港区、代表取締役社長:依田 佳久)は、医
療情報クラウドサービス「NOBORI」のユーザ向け多機能医療クラウドサービス「NOBORI PAL」に、新
たに2種類のサービスを追加しましたので、添付の通りお知らせします。
「NOBORI PAL」は、2018年3月末の時点で全国約800施設においてご利用いただいている「NOBORI」
のユーザである医療機関向けクラウドサービスで、現在、医療向け音声入力、検査予約、院外画像参
照などの機能を提供しています。
今回新たに追加されたサービスは、株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:
五味 勝)の胸部X線 骨組織透過/経時差分クラウドサービスと、合同会社医知悟 (本社:東京都港区、
代表者:株式会社NOBORI)が提供する遠隔画像診断依頼サービスです。


株式会社NOBORIでは2018年度中に、さらに3種類のサービスを追加し、「NOBORI PAL」のサービスを
一層拡充する予定です。
以 上
Press Release
2018 年 4 月 10 日
報道関係者各位
株式会社 NOBORI



クラウド上で多様な付加価値サービスを提供する『NOBORI PAL』に
新たなサービス『ClearRead XR-PAL』と『医知悟 PAL』を追加

株式会社 NOBORI (本社 東京都港区、 代表取締役社長 依田 佳久、 以下 NOBORI)は、クラウド PACS「NOBORI」
のユーザ向け医療クラウドサービス「NOBORI PAL」に新たなサービスを追加します。
「NOBORI PAL」は、全国約 800 施設(2018 年 3 月末時点)でご利用いただいているクラウド PACS「NOBORI」のユ
ーザからの多様なニーズに応えるため、クラウド上に構築した専用プラットフォームから提供される医療ク
ラウドサービスです。「NOBORI PAL」上で提供されるサービスは、自社開発だけでなく、他社パートナーが開
発・提供するサービスをラインナップすることで、専門性を有する診断支援/AI 機能、医療連携機能、管理
業務支援機能など幅広いサービスの提供を目指すものです。2016 年より本格的なサービス提供を開始し、こ
れまでに地域医療連携サービス「TONARI」、院外画像参照サービス「TSUNAGU」、音声認識サービス「AmiVoice
CLx」をリリースし、延べ約 60 施設でご利用いただいております。この度、既存サービスに加えて、株式会社
東陽テクニカの「ClearRead XR-PAL」、 合同会社医知悟の「医知悟 PAL」の 2 サービスの提供を開始いたします。




【胸部 X 線 骨組織透過/経時差分クラウドサービス:ClearRead XR-PAL (2018 年 6 月リリース予定)】
ClearRead XR シリーズは、胸部 X 線画像に対して肋骨・鎖骨等の骨組織を透過させ、さらに過去画像との経
時差分処理画像を生成することで、医師の読影を支援する画像処理技術です。日常診療や健診/検診における
胸部 X 線画像読影を強力にバックアップします。

<「ClearRead XR-PAL」の特徴>
「ClearRead XR-PAL」のサービスには、胸部 X 線骨組織透過処理ソリューション「ClearRead BS」と胸部 X 線経
時差分処理ソリューション「ClearRead +Compare」を含みます。また、クラウドサービスとすることで、サー
バ等の設備に掛かる初期コストは必要ありません。1 検査毎の従量課金制を採用することで、医療機関の規
模に合った低コストでの利用が可能です。
1. 肺組織の視認性を飛躍的に向上させる骨組織透過処理、経時差分画像を生成、PACS に取込みます
2. 胸部 X 線画像上の病変の見落とし防止、気づきの促進に寄与します
3. 読影時の医師の心的負担を軽減します
4. 放射線・呼吸器の専門外の医師を強力にバックアップします
5. 経営者のリスクマネジメントに貢献します
6. 国内外のあらゆる胸部 X 線装置で撮影された画像に対応します

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Press Release
【遠隔画像診断依頼サービス:医知悟 PAL (2018 年 5 月リリース予定)】
医知悟は、2008 年 4 月のサービス開始から約 10 年に渡り遠隔画像診断のインフラサービスを提供してきま
した。2018 年 3 月時点で、約 1,400 人の読影医にご登録いただき、月間約 20 万件の検査が医知悟のインフ
ラで読影されています。これまで、遠隔読影の依頼側、読影側の双方に iCOMBOX と呼ばれる専用アプライア
ンスを設置することで読影環境を提供していましたが、「医知悟 PAL」では依頼側の専用アプライアンスは不
要となり、NOBORI ユーザに対して簡単で安全に、低コストに遠隔画像診断の環境が構築できます。

<「医知悟 PAL」の特徴>
1. 専用アプライアンス等の新たな機器設置やソフトウェアのインストールは不要です。簡単、安全に遠
隔読影依頼サービスをご利用いただけます。
2. クラウドならではの従量制プラン等の複数の料金プランで、施設毎の利用条件に合わせて最適なプラ
ンをご選択いただけます。
3. NOBORI との親和性の高いシステム連携により、現状の操作、ワークフローでご利用できます。完成し
たレポートは NOBORI で安全に保管、参照が可能です。



【販売計画】
今回追加する 2 サービスに加えて、2018 年度中に 3 サービスを追加し「NOBORI PAL」のサービスを拡充する予
定です。また、2018 年度中に延べ 120 施設での利用を目標としています。



【株式会社 NOBORI について】
株式会社 NOBORI は、会社分割によりテクマトリックス株式会社の医療システム事業を承継して設立されまし
た。 医療画像管理クラウドサービス「NOBORI」に加えて、 顧客である医療施設と連携した個人向けサービスや、
AI 技術等を活用したサービスなど新たな事業モデルの構築を目指します。また、これまでに医療画像管理ク
ラウドサービス「NOBORI」は、大学病院を含め約 800 施設の医療機関に提供し、お預かりしている画像データ
は、延べ患者数 2,000 万人分、検査数 1 億件、総容量 4PB を蓄積するに至っています。
株式会社 NOBORI Web サイト:http://nobori.ltd/

【株式会社東陽テクニカ について】
東陽テクニカは 1953 年の創立以来、世界最高水準の“はかる”技術の提供をコアコンピタンスとし、最先端
の測定機器の輸入販売と自社開発製品の提供によって、官公庁、大学ならびに企業の研究開発を支援してき
ました。技術分野は、情報通信、自動車計測技術、環境エネルギー、EMC(電磁波障害)試験、海洋調査、ソ
フトウェア開発支援、 メディカルなど幅広く、 米国や中国の現地法人などを通じて世界にも提供しています。
また、2016~2017 年にかけて新しい 3 組織「セキュリティ&ラボカンパニー」 「技術研究所」「ワン・テクノ
ロジーズ・カンパニー」を設立。サイバーセキュリティサービスの提供、自動運転車の開発支援、AI(人工
知能)を使ったデータ解析など、新しいソリューションの創造に取り組んでいます。
株式会社東陽テクニカ Web サイト:https://www.toyo.co.jp/

【合同会社医知悟 について】
医知悟は、株式会社 NOBORI の連結子会社で、遠隔画像診断を支援する IT 情報インフラ、業務支援サービス
を提供しています。2008 年 4 月より放射線画像向けに遠隔画像診断インフラの提供を開始し、2018 年 3 月時
点で、約 1,400 人の読影医にご登録いただき、月間約 20 万件の読影が行われています。また、放射線画像領
域に加えて、病理画像領域でのソリューションの提供を開始しています。
合同会社医知悟 Web サイト:http://www.ichigo-llc.co.jp/




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Press Release
【問い合わせ先】
本プレスリリースに関するお問い合わせは、下記までお願いします。
株式会社 NOBORI
TEL: 03-4405-7834 FAX: 03-6436-3534
E-mail:sales-office@nobori.ltd
URL: http://nobori.ltd/

*本原稿に記載されている社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。




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