経営体制変更及び今後の事業戦略に関する説明(平成29年3月1日開催説明会資料 1/2)

機関投資家、アナリスト向け説明会


アプリックスIPホールディングス株式会社

平成29年3月1日



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経営体制変更及び今後の事業戦略に関する説明

代表取締役 長橋 賢吾




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今後の事業戦略の柱

1.選択と集中:
・今後、更なる収益拡大が見込まれるIoT事業にリソースをシフト
・非中核事業の出版事業では、一部子会社の株式譲渡契約締結

2.経営体制の変更:
・過去において行っていたエンターテインメント事業の整理の見通しが立ち、
また現在当社が取り組んでいるIoT事業の今後の黒字化の見通しが
付いたことで、現役員体制へ経営の執行が移管

3.利益が出せる収益構造へのシフト:
・ハードウェア、アプリケーション、クラウド単独でも利益が取れる体制へ


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1.選択と集中

選択と集中:出版事業の整理
・今後、更なる収益拡大が見込まれるIoT事業にリソースをシフト
・非中核事業の出版事業は一部子会社の株式譲渡を決定。
現在平成29年3月31日の株式譲渡日に向けて移管中
・平成29年12月期第1四半期にて関係会社株式売却損約3億円を
連結で特別損失として計上見込み

アプリックスIP
ホールディングス(株)

中間持株会社
アプリックス出版
ホールディングス(株)


コミック事業 児童書事業
アプリックスIP フレックスコミックス 株式会社
パブリッシング(株) 株式会社 ほるぷ出版



譲渡価格 2億円 譲渡価格 2億円
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1.選択と集中
選択と集中:子会社の吸収合併並びに当社商号変更
・従来まで持株会社体制としてIoT事業を含む4つの事業を展開していたが、
その内出版事業は一部子会社を株式譲渡、IP戦略部門、
半導体開発部門は廃止
・IoT事業を展開する完全子会社と合併し、持株会社から事業会社へ移行
・4月より商号を「アプリックスIPホールディングス株式会社」から「株式会社
アプリックス」に変更

( 式
当 会
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部門廃止 部門廃止 売却 リ
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1.選択と集中
選択と集中:減資及び欠損填補
・資本金120億円及び資本準備金6億円を減少し、その他資本剰余金に
振り替えた上で、繰越利益剰余金の欠損補填に充当
・第32回定時株主総会で決議後、平成29年4月1日から効力発生予定
・法人事業税など資本金に応じた課税負担が減少見込み
【個別貸借対照表】 【個別貸借対照表】

減資前 減資後(4/1~予定)
資本金120億円及び
資産 負債 資本準備金6億円を 資産 負債
繰越利益剰余金の
欠損補填に充当

純資産 純資産
資本金 138億円 資本金 18億円
資本準備金 6億円 資本準備金 0
利益剰余金 ▲127億円 利益剰余金 0




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2.経営体制の変更

平成29年2月23日開催の当社取締役会にて、当社創業者であり
代表取締役 兼 取締役社長であった郡山龍の代表取締役辞任、及び
取締役長橋賢吾の代表取締役就任について決議。
なお郡山龍は、第32回定時株主総会において取締役任期満了となり、
以後は無報酬の社外の立場で必要に応じて当社事業を支援。
現状の役員体制
代表取締役 長橋 賢吾
取締役会長 郡山 龍
取 締 役 石黒 邦宏
社外取締役 平松 庚三
常勤監査役 根本 忍
社外監査役 新田 喜男
社外監査役 山田 奨
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3.利益の出せる会社へのシフト

利益の出せる会社へのシフト=当たり前のことを当たり前に。

2つの当たり前:
1.お客様のニーズを適切に汲み取り
2.適正価格でハードウェア、アプリケーション、クラウドを販売

IoTソリューション事業で利益の出せる会社に




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3.利益の出せる会社へのシフト


IoTソリューション事業

売上= 地域 × カテゴリ
日本 ビーコン
サービス
米国
レベニューシェア


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日本での取り組み


ビーコン
ロケーションビーコンはMyBeacon®として国内ネット販売
16年12月に価格改定(1個あたり1200円→2500円)
ビーコン販売でも利益を出せる体制に
お知らせビーコンは、家電機器への組み込み中心

サービス
国内メーカー等とのタイアップでアプリ・クラウドを提供

食品系:ユーザの嗜好把握のため今後コーヒーメーカー等
機器とスマホとの連携が拡大の見込。
ビーコン+サービスでスマホ連携の需要を取り込む
テレマティクス:自動車保険におけるユーザの乗車履歴等を
スマホアプリを通じて把握する需要が拡大、
これまでの実績をもとに保険会社とのタイアップを目指す
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欧米での取り組み

海外子会社Aplix Corporation of America (米国カリフォルニア州)が中心となり
米国・欧州向けにIoTソリューションを提供


ビーコン
お知らせビーコンが主流で、アプリ・クラウドとセット
日本にくらべて、製品導入までの意思決定スピードが速い
すでに商用製品も出荷しており、顧客数を拡大

サービス
浄水器:Aquasanaなど採用実績があり、既存顧客からのリピー
トオーダーに加えて、新規顧客へのソリューション展開
ECサイトでフィルターを購入するたびに、当社に収益
分配するレベニューシェアの売上拡大も見込む

ペット・空気清浄機:
Our Pet’s, Guardian 社など既存顧客からの
リピートオーダーにくわえて、新規顧客展開を実施
米国Amazon.comのAlexa Skill対応も実施
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その他のトピック
会計監査人の異動
・平成29年3月28日開催の第32回定時株主総会での決議を前提に
会計監査人異動予定
(有限責任監査法人トーマツ → 監査法人ハイビスカス)

①名称 監査法人ハイビスカス

主たる事務所
北海道札幌市中央区南1条西9丁目1
②所在地 番地15

従たる事務所
東京都渋谷区東2丁目23番3号
③業務執行社員の氏名 阿部海輔、髙橋克幸
④日本公認会計士協会の上場会
上場会社監査事務所名簿に登録され
社監査事務所登録制度における
ております。
登録状況

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17年12月期通期業績予想

(単位:百万円) 売上高 営業利益


2016年12月期(A) 1,526 ▲929
2017年12月期
業績予想(B) 1,054 12
増減額(B-A) ▲472 +941
増減率(%) ▲30.9% -
・出版事業における連結子会社3社の株式譲渡のため、全体の売上高は前年度より減少
・ただしIoT事業については、当社IoTモジュールを搭載した浄水器、空気清浄機等のIoT製
品の販売が開始し、またアプリケーション及びクラウドシステムの開発等のソリューション売上が
増加している等、その成果が具体化していることから、今後の事業の収益性の拡大に向けて
更なる取り組みを進めることで、前年度のIoT事業の売上高より60%増加となる見込み

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アプリックスIPホールディングス株式会社
http://www.aplix-ip.com/


株式会社アプリックス
http://www.aplix.co.jp/

ご注意:本資料は、当社の事業内容等に関する情報の提供を目的としたものであり、当社株式の投資勧誘を目的とするものではありま
せん。本資料の内容には、将来の業績に関する予測等の情報を掲載することがありますが、これらの情報は、資料作成時点の当社の判
断に基づいて作成されております。よって、その実現を約束するものではなく、また今後予告なしに変更されることがあります。



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