お金を払ってでも生成 AI を利用したい人はわずか 5%にとどまる-日本国内の生成 AI トレンドを追いかける定点調査をスタート-

2023 年 12 月 11 日
各 位
住 所 東 京 都 渋 谷 区 桜 丘 町 26 番 1 号
会 社 名 G M O リ サ ー チ 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 細 川 慎 一
(コード番号:3695 東証グロース)
問合せ先 取締役グローバル経営管理本部長 森 勇憲
(TEL:03-5962-0037)




お金を払ってでも生成 AI を利用したい人はわずか 5%にとどまる
~日本国内の生成 AI トレンドを追いかける定点調査をスタート~



当社は、報道機関向けに下記プレスリリースを行いましたので、 お知らせいたします。









お金を払ってでも生成 AI を利用したい人はわずか 5%にとどまる
~日本国内の生成 AI トレンドを追いかける定点調査をスタート~




詳細につきましては、次ページ以降のプレスリリースをご参照ください。
なお、本件は当社の 2023 年 12 月期連結業績に与える影響は軽微であると見込んでおります。




以 上
2023 年 12 月 8 日
報道関係各位
GMO リサーチ株式会社
GMO AI & Web3 株式会社


お金を払ってでも生成 AI を利用したい人はわずか 5%にとどまる
~日本国内の生成 AI トレンドを追いかける定点調査をスタート~

GMO インターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開する GMO リサーチ株式会社(代
表取締役社長:細川 慎一 以下、GMO リサーチ)と、Web3・AI 分野のスタートアップ支援に特化したハ
ンズオン型コーポレートキャピタル(CVC)である GMO AI & Web3 株式会社(代表取締役社長:内田 朋
ジ ャ パ ン
宏 以下、GMO AI & Web3)は共同で、GMO リサーチが保有する国内モニターパネル(※1)「JAPAN
クラウド パ ネ ル
Cloud Panel」のモニターのうち 1,126 人を対象に、AI トレンドに関する自主調査を実施しました。
本調査は、AI に対する理解を深め、多くの人が AI を活用し、社会の発展に貢献することを目的としてお
り、定期的な実施を予定しています。
(※1)パネルとは、アンケート協力の承諾を得ている会員一人ひとりであるモニターの集合体。



■調査サマリー
・生成 AI の認知率 63.6%に対して、利用率は 16.6%と低い
・有料の生成 AI ツールの利用率がわずか 5.0%にとどまる
・生成 AI を信頼していない人の割合はしている人と比べ 8.2 ポイント高く信頼していない人のほうが多い
・生成 AI への利用経験者の信頼度は未利用者と比較して 33.2 ポイント高い

「生成 AI」と言えば「ChatGPT」、生成 AI ブームの火付け役が連想キーワード第 1 位
・多くの人が具体的な生成 AI 関連のキーワードを認識していない
■調査概要
・調査テーマ:AI トレンドに関する自主調査
・調査地域 :日本国内
・回答者数 :1,126 名
・調査対象 :15~93 歳までの男女
・調査期間 :2023 年 11 月30 日
・調査方法 :オンライン調査


【調査結果】
■生成 AI の認知と利用状況
・生成 AI の認知率 63.6%に対して、利用率は 16.6%と低い
・有料の生成 AI ツールの利用率がわずか 5.0%にとどまる
生成 AI の認知と利用経験の有無についてたずねたところ、知っている人(有償版を利用している・無償
版を利用している・知っているが利用したことがない)は 63.6%と全体の半数以上に認知されていまし
た。
一方、利用したことがある人(有償版を利用している・無償版を利用している)は 16.6%にとどまり、
生成 AI について知っていても利用していないという人のほうが 47.0%と圧倒的に多いことが分かりまし
た。
利用したことがある人の中でも、有償版を利用している人は全体のわずか 5%と少なく、お金を払ってで
も利用したい、お金を払う価値があると考えている人はまだまだ少ないことがうかがえました。




(図 1)生成 AI の認知と利用状況
■生成 AI への信頼度
・生成 AI を信頼していない人の割合はしている人と比べ 8.2 ポイント高く信頼していない人のほうが多い
生成 AI が提供する情報やコンテンツをどれくらい信頼しているかについて、信頼する(非常に信頼す
る・ある程度信頼する)と答えた人は 29.5%、信頼しない(あまり信頼しない・全く信頼しない)と答え
た人は 37.7%と信頼していない人のほうが多い結果になりました。


・生成 AI への利用経験者の信頼度は未利用者と比較して 33.2 ポイント高い
生成 AI の利用経験の有無別にみると、利用経験者で信頼すると答えた人が 57.0%、未利用者は 23.8%
と 33.2 ポイントの差がありました。一方で、信頼しないと答えた人の合計は、未利用者(37.7%)と利用
経験者(35.2%)で大きな差はない結果となりました。さらに、わからない/意見がないと回答した人は利
用経験者が 7.8%、未利用者が 38.5%と、30.7 ポイントの差がありました。


この結果から、利用経験は生成 AI に対する理解を深め、肯定的な考えを持つようになる人が多いことが
明らかになりました。一方、利用経験の有無にかかわらず信頼できないと考える人の割合がほぼ変わらない
ことから、信頼できないと評価されているという気づきもあり、生成 AI についてはまだ改善の余地がある
と考えられます。




(図 2)生成 AI が提供する情報やコンテンツに対する信頼度


■2023 年 11 月時点の「生成 AI」から連想するキーワード

「生成 AI」と言えば「ChatGPT」、生成 AI ブームの火付け役が連想キーワード第 1 位
2023 年 11 月現在で、生成 AI という言葉から連想するキーワードについて調査しました。
選択肢は、検索エンジンや SNS 等の複数ソースで共通して頻出している一般的な単語やフレーズと自由
回答を設定し、最も連想するキーワードを最大3つまで選択する形で実施しています。
特に回答が多かったのは「ChatGPT」で 41.6%を占め、2 位以降と 30 ポイント以上差が開くなど、生
成 AI の代名詞として圧倒的に認知されていることを示しています。
続いて「Google Bard」(8.3%)や「Meta AI」(7.4%)が重要なキーワードとして挙げられ、大手企業の
AI プロジェクトの影響力を反映しています。また、「大規模言語モデル」(4.8%)や「プロンプト」(4.4%)
などの技術的な項目も注目され、AI 技術への深い興味を示しています。
しかし、全回答者の 51.5%が具体的な AI 関連キーワードについて認識していないことも明らかにし、AI
教育の必要性を示唆しています。
GMO リサーチと GMO AI&Web3 は今後の定点調査でこの変動も計測していきます。




(図 3)2023 年 11 月現在「生成 AI」という言葉から連想するキーワード


【総論】
生成 AI のトレンドに関する調査から、日本国内では生成 AI の認知度に対して、利用が進んでいないこと
が明らかになりました。
生成 AI に対する信頼度については現状未利用者が多く、判断がつかない人が多く存在しました。一方で
利用経験者では肯定的な人の割合が高く、利用による理解が信頼度に与える影響は大きいと考えられます。
生成 AI サービスが今後より充実し、利用経験者、利用シーンが増えることにより、信頼度も高まってい
くことが期待できるでしょう。


【GMO リサーチについて】
GMO リサーチは「想いを、世界に」をフィロソフィーに掲げ、企業と生活者の関係の再構築を実現す
る、新しいマーケティング・ソリューション・プラットフォームを普及させる事業を展開しています。
世界 53 の国と地域で、約 6,593 万人(※2)の消費者にインターネットリサーチが可能なパネルネットワー
ク「Global Panel」のネットワークを活用して、日本のみならず世界各国の企業から調査依頼を受けていま
す。
(※2)2023 年9月時点



【GMO AI & Web3 について】
GMO AI & Web3 株式会社は、AI・Web3 ベンチャー支援に特化したハンズオン型 CVC です。GMO イ
ンターネットグループが培ってきた AI・Web3 テクノロジーとプロダクトを新進気鋭の AI・Web3 ベンチ
ャーに提供することで、次世代のインターネットと社会の発展に貢献します。
GMO AI & Web3 では、AI・Web3 領域に関する様々な専門分野を有する GMO AI & Web3 の役員・顧
問が出席する「GMO AI & Web3 ミートアップ」を定期的に開催しております。GMO インターネットグル
ープとの接点を持ちたい起業家の皆様、革新的なビジネスの立ち上げに意欲を燃やす起業家の皆様からのご
応募をお待ちしております。


以上




【報道関係お問い合わせ先】 【サービスに関するお問い合わせ先】
●GMO リサーチ株式会社 ●GMO リサーチ株式会社
グローバル経営管理本部 森 まゆあ 営業開発部 北澤
TEL:03-5962-0037(代表) TEL:03-5459-5565
E-mail:info@gmo-research.jp E-mail:info@gmo-research.jp

●GMO インターネットグループ株式会社 ●GMO AI & Web3 株式会社
グループコミュニケーション部 広報担当 山崎
E-mail:ai-web3@gmo.jp
TEL:03-5456-2695
E-mail:pr@gmo.jp





【GMO リサーチ株式会社】(URL:https://gmo-research.jp/)
会 社 名 GMO リサーチ株式会社(東証グロース市場 証券コード:3695)
所 在 地 東京都渋谷区桜丘町 26 番 1 号 セルリアンタワー
代 表 者 代表取締役社長 細川 慎一
事 業 内 容 インターネットリサーチ事業
資 本 金 2 億 9,903 万円


【GMO AI & Web3 株式会社】(URL:https://ai-web3.gmo/)
会 社 名 GMO AI & Web3 株式会社

所 在 地 東京都渋谷区桜丘町 26 番 1 号 セルリアンタワー

代 表 者 代表取締役社長 内田 朋宏
事 業 内 容 AI・Web3 ベンチャーに特化した、GMO インターネットグループのリソースをフル活
用するハンズオン型 CVC
資 本 金 1億円



【GMO インターネットグループ株式会社】
(URL:https://www.gmo.jp/)
会 社 名 GMO インターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所 在 地 東京都渋谷区桜丘町 26 番 1 号 セルリアンタワー
代 表 者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事 業 内 容 ■インターネットインフラ事業 ■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業 ■暗号資産事業
資 本 金 50 億円
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