フィックスターズ、独自開発した画像情報ソフトウェアがOpenCVに正式実装

2021 年 2 月 8 日
各位
株式会社フィックスターズ
代表取締役社長 三木 聡
(コード番号: 3687 東証一部)
問合せ先 取締役管理本部長 堀 美奈子
(電話番号:03-6420-0751)


フィックスターズ、独自開発した画像情報ソフトウェアが OpenCV に正式実装

マルチコア CPU/GPU/FPGA を用いた高速化技術のグローバルリーダーである株式会社フィックスターズ(東
証 1 部: 3687、代表取締役社長 CEO: 三木 聡)は、同社が開発した視差計算のオープンソースソフトウェア
(OSS)「libSGM」が、コンピュータビジョン向け OSS ライブラリ「OpenCV」に正式実装されたことをお知らせし
ます。ステレオカメラの画像から視差計算をする libSGM は、複雑化・高度化する自動運転システムの前方注
視能力の向上など様々な用途に活用が期待されています。推定 1800 万ダウンロードを超える OpenCV に採
用されたことで、コミュニティを通じて世界中のデベロッパーに libSGM を活用いただきやすくなりました。




OpenCV(https://opencv.org/)にフィックスターズの libSGM が実装された


libSGM と OpenCV
libSGM は、Semi-Global Matching というアルゴリズムを用いて、ステレオカメラの画像から被写体までの距
離を計算するソフトウェアです。ソースコードは OSS として、Apache License 2.0 で公開されています
(https://github.com/fixstars/libSGM)。


フィックスターズの豊富な経験と実績を有する高速化技術を基に開発され、エヌビディア製の GPU で高速に
視差計算ができるように最適化されています。GeForce RTX 3080 を使ったベンチマークでは 650 fps を超え、
Jetson AGX Xavier でもクロック最大時で 110.7 fps、省電力モードでも 57.7 fps の計算スピードを記録しまし
た。
OpenCV(Open Source Computer Vision Library)は 4 万 7000 人以上が使うコンピュータビジョンのライブ
ラリです。「New Year's update」と銘打たれたバージョン 4.5.1 のリリースで、libSGM の実装が報告されました。
同バージョン以降の OpenCV を導入するユーザーは、libSGM も使えるようになります。


フィックスターズについて
フィックスターズ(https://www.fixstars.com/ja/)は、”Speed up your Business” をコーポレートメッセージとして
掲げるソフトウェアカンパニーです。 マルチコアプロセッサを効率的に利用するためのソフトウェアの並列化お
よび最適化と、省電力かつ高速 IO を実現する新メモリ技術を活用したアプリケーションの高速化を通じて、医
療、製造、金融、エンターテインメントなど、様々な分野のお客様のビジネスを加速し、グリーン IT を実現してい
ます。


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報道関係者の問い合わせ先
株式会社フィックスターズ マーケティング担当
Email: press@fixstars.com
Tel: 03-6420-0751

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