コロナで急拡大したビジネスイベントのオンライン化に関する実態調査

News Release
報道関係各位
2021年5月24日
株式会社ブイキューブ

【コロナで急拡大したビジネスイベントのオンライン化に関する実態調査】
コロナ収束後も「オンラインによるイベント」を希望する人が8割以上
〜今後への期待は参加者同士の交流、飽きない仕掛けづくりなど双方向性の高いコミュニケーション~

株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長:間下直晃、以下 ブイキューブ)は、
「コロナで急拡大したビジネスイベントのオンライン化に関する実態調査」を実施し、その結果を
発表いたします。
新型コロナウイルスの流行に伴い、各種ビジネスイベントの開催方法はオンラインへの移行が急速
に進みました。多くの企業にとって本格的なオンライン開催は初めての試みとなっていたケースも多
く、イベントDX事業を展開しオンライン開催を多数サポートしているブイキューブでは、イベントの
オンライン化に関する現状と展望、課題感を明らかにする必要があると考え、この度調査を行いまし
た。

【調査実施総括】
■ビジネス系オンラインイベントへの参加頻度が増えた人は8割以上
■イベントがオンライン化したことにより得られたメリットについて、参加者は移動時間や交通費
削減、遠方のイベントや好きな時間に参加できる。運営者は運営コストや手間の削減、遠方から
の参加者を見込めるといった様々な声が挙げられている
■コロナ後もオンライン開催の継続を望む声が8割以上
■今後のオンラインイベントへ期待することとしては、飽きない仕掛けづくり、イベントへの没入
感、参加者間の交流など、双方向性の高いコミュニケーションの実現が挙げられている

【調査結果へのコメント:株式会社ブイキューブ 代表取締役社長 CEO 間下 直晃】
コロナによって、当社のイベントDX事業は急速に成長しています。今後の市場の成長性を把握するた
めにも、今回のアンケートを実施し、「コロナ後もオンライン開催の継続を望んでいる」人が運営
者・参加者ともに多数となっていることから、改めてお客様の継続的なニーズを実感するとともに、
今後のさらなる市場成長性を感じております。
調査からは運営者側と参加者側のオンラインビジネスイベントに期待していること、言い換えれば
今後の課題感も明らかとなりましたが、運営者側は「安定した配信環境や参加者との深いコミュニケ
ーション」を求める傾向、参加者側は「飽きない仕掛けづくりや没入感、参加者間の交流」を求める
傾向となっており、いずれもオンライン上でこれまでより踏み込んだコミュニケーションを希望して
いることが分かりました。
ブイキューブでは、ニューノーマルにおけるビジネスイベントが運営者にとっても参加者にとって
も価値の高いイベントとなるよう、新たなソリューションの提供、既存製品開発とサポート体制の強
化に努めてまいります。





【調査結果詳細】
1. ビジネス系イベントのオンライン運営実態(聴取対象:オンラインイベント運営者)
(1). 新型コロナ流行後に「ビジネス系オンラインイベントの開催頻度が増えた」人は76.6%
イベント運営者に、ビジネス
系オンラインイベントの開催頻
度がどう変わったか聞きまし
た。コロナ前に比べてビジネス
系イベントをオンライン開催す
る頻度が、76.6%で増加傾向と
なりました。




(2). オンライン運営のメリット、「感染リスクの心配なし」「遠方の参加者が見込める」「運
営費の削減」
イベント運営者にビジネス系
イベントがオンライン化して良
かった点を聞くと、「感染リス
クの心配がない」が67.1%、次
いで「遠方の参加者が見込め
る」52.4%、「運営費が削減で
きる」49.6%と続き、感染対策
以外もリアル開催に比べてのメ
リットを感じているようです。



(3). ビジネス系イベントのオンライン化で困った点、「映像・音声遅延」「参加者がスムーズ
に接続できない」「参加者とコミュニケーションしづらい」
ビジネス系イベントをオンラ
イン化する中で困った点を聞く
と、「映像・音声が遅延」が50.
2%、「参加者がスムーズに接続
できない」が41.8%、「参加者
とのコミュニケーションが取り
づらい」が41.4%で、イベント
運営における課題が残っていま
す。





(4). ビジネス系オンラインイベントに今後期待したい点、「参加者同士の交流」「参加者数の
増加」「参加者の流し見、離脱を減らす」
イベント運営者に、ビジネス
系オンラインイベントに今後期
待する点を聞くと、「参加者同
士の交流を増やしたい」と「参
加者数を増やしたい」が46.
8%、「参加者の流し見や離脱を
減らしたい」が41.3%となりま
した。リアルでは難しかった遠
方参加や運営コストダウンなど
のメリットが出てきた一方、こ
れまでのオンラインイベントの
枠組みにおける新たな課題が見
えてきています。


(5). 「コロナ収束後もオンラインでビジネス系イベントを実施したい」人は84.6%
イベント運営者に、コロナ収
束後もビジネス系イベントをオ
ンラインで実施したいかどうか
聞きました。84.6%のイベント
運営者はコロナ収束後において
もビジネス系イベントのオンラ
イン実施意向を示しています。




2. ビジネス系イベントへのオンライン参加実態(聴取対象:オンラインイベント参加者)
(6). 新型コロナ流行後に「ビジネス系オンラインイベントへの参加頻度が増えた」人は82.5%
イベント参加者に、新型コロ
ナの流行前と比べ、流行後にビ
ジネス系オンラインイベントの
参加頻度がどう変わったか聞き
ました。82.5%がコロナ前に比
べてビジネス系イベントへのオ
ンライン参加頻度が増加傾向と
なっています。





(7). オンライン参加のメリット、「移動時間削減」「交通費節約」「遠方イベントに参加」
イベント参加者にビジネス系
イベントがオンライン化して良
かった点を聞くと、「移動時間
を削減できる」が76.6%、「交
通費を節約できる」が65.9%、
「遠方のイベントにも参加する
ことができる」が63.9%となり
ました。



(8). ビジネス系オンラインイベントに今後期待したい点、「飽きない仕掛けづくり・双方向性
の高いコンテンツ」「スマホ・タブレットからの参加」「参加者同士の交流」「一体感・
没入感の体験」
イベント参加者に、ビジネス
系オンラインイベントに今後期
待する点を聞くと、「飽きない
仕掛けづくり・双方向性の高い
コンテンツを用意してほしい」
が53.2%、「スマホ・タブレッ
トからも参加できるようにして
ほ し い」 が 3 9. 7 % とな り ま し
た。


(9). 「コロナ収束後もオンラインでビジネス系イベントに参加したい」人は84.9%
イベント参加者に、コロナ収束
後もビジネス系イベントにオンラ
インで参加したいかどうか聞きま
した。84.9%のイベント参加者は
コロナ収束後においても、ビジネ
ス系イベントにオンラインでの参
加意向を示しています。




<調査概要>
調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年5月
調査対象:全国の会社員または経営者 / 2020年以降に一定以上の頻度でビジネスイベントを運営・参加した人 / 504名
※ビジネスイベント:顧客向けセミナー、展示会、採用面接、社内研修、勉強会など


ブイキューブは、ニューノーマルにおけるビジネスイベントの価値向上のため、今後も様々な映像
コミュニケーションサービスを提供してまいります。

【ブイキューブとは https://jp.vcube.com/】
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニ
ケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の
解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーショ





ンの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、す
べての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。

■報道関係のお問い合わせ先: 株式会社ブイキューブ 社長室 広報担当
TEL:03-5475-7250 FAX:03-6866-5601 E-mail:release@pj.vcube.co.jp





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