大日本印刷とGMOペパボ・日比谷花壇等が連携し、アート作品の二次創作を促進する、画像ライセンス提供サービスを開始

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本状はGMOペパボ株式会社と大日本印刷株式会社、株式会社日比谷花壇の共同プレスリリースです。
各社より重複して配信される場合がございますが、あらかじめご了承ください。
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2023 年 12 月 5 日
報道関係各位
GMOペパボ株式会社
大日本印刷株式会社
株式会社日比谷花壇



大日本印刷とGMOペパボ・日比谷花壇等が連携し、
アート作品の二次創作を促進する、画像ライセンス提供サービスを開始

GMO インターネットグループの GMO ペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎 以下、GMO ペパ
ボ)は、大日本印刷株式会社(代表取締役社長:北島 義斉 以下、DNP)のグループ会社、株式会社 DNP ア
ートコミュニケーションズの画像ライセンス(利用許諾)提供サービス「イメージアーカイブ・ラボ」(URL:
https://imagingmall.com/imagearchiveslab)との連携を 2023 年 12 月 5 日(火)より開始いたしまし
た。「イメージアーカイブ・ラボ」は、2022 年 5 月より実証実験(※1)を進めていたもので、有償の画像ライ
センス+証明書販売の需要が確認できたため、正式なサービス(URL:
https://imagingmall.com/imagearchiveslab/About/5786988979476978/serv/index.html)としての提供を開始しまし
た。
なお、「イメージアーカイブ・ラボ」での提供画像は、これまでフランス国立美術館連合(RMN -Grand
Palais)に所属する美術館所蔵品・名画が対象でしたが、このたびの正式リリースに伴い、株式会社日比谷
花壇(代表取締役社長:宮島 浩彰 以下、日比谷花壇)のフラワーグラフィックと林原美術館(代表理事:
長瀬 玲ニ)の所蔵する東洋古美術品が加わりました。画像ライセンスを購入したクリエイターは、さらに
多彩な作品を素材とした創作活動が可能となります。
(※1)【プレスリリース】大日本印刷 エイベックス・テクノロジーズ GMOペパボ アート画像を素材にした“二次創作”を促進す
る実証実験を開始(2022 年 5 月 26 日)URL:https://pepabo.com/news/press/202205261100/
【「イメージアーカイブ・ラボ」とは】
(URL:https://imagingmall.com/imagearchiveslab)
「イメージアーカイブ・ラボ」は、DNPとDNPアートコミュニケーションズ提供する、多様なアート画像
の提供を通じてクリエイターの創作活動を支援するアート画像ライセンス提供サービスです。画像ライセン
スを購入したクリエイターにはブロックチェーン技術を活用し証明書を発行するため、画像データを素材と
した新しい作品を安心して創作・販売することが可能です。


【アート画像ライセンス提供サービス開始の背景】
クリエイターを中心とした経済圏(クリエイターエコノミー)の 2022 年の国内市場規模は約 1 兆 6,552
億円と推計され、2021 年の 1 兆 3,574 億円に対して 21.9%増加(※2)しており、今後も成長が見込まれ
ています。中でも、個人クリエイターが第三者の著作物を素材として新しいコンテンツを創作(「二次創
作」)し、さらに別の個人クリエイターが二次創作物を素材に別のコンテンツを創作(「n次創作」)する
循環の実現は、コンテンツ市場の拡大に大きく寄与すると考えられています。
一方で、著作物等の権利許諾を得るためには煩雑な手続きが必要で取引コストも大きく、個人クリエイタ
ーが「n次創作」を公開・販売する際の障害となっており、これによる機会損失は、潜在市場で 1 兆 4 千億
円(※3)と推定されています。
この課題に対応するため、DNPグループでは、主に法人向けに実施してきたアート画像の利用許諾サービ
ス(※4)の対象を個人クリエイターに拡大し、安心して「二次創作」を行う環境を整備する実証実験を行っ
てきました。この結果、有償での画像ライセンス+証明書販売の需要が確認できたため、正式なサービスと
して提供を開始することにいたしました。
(※2)出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング 2023 年 10 月「国内クリエイターエコノミーに関する調査結果」
(※3)出典:令和元年度 知的財産権ワーキング・グループ等侵害対策強化事業n次創作活動に関する調査(経済産業省)
(※4)イメージアーカイブ URL:https://images.dnpartcom.jp/



【アート画像ライセンス提供サービスの特長】
■個人クリエイターを中心とした画像ライセンスの提供
ミ ン ネ
GMOペパボが運営する国内最大(※5)のハンドメイドマーケット「minne byGMOペパボ」(URL:
https://minne.com/)と連携し、minne作家・ブランドを対象に、「イメージアーカイブ・ラボ」を通
じ、創作のためのアート画像の提供を行います。minne作家・ブランドは、購入した画像ライセンスを活用
して作品を創作し「minne byGMOペパボ」で販売することができます。minne作家・ブランドに対する利
用許諾費用は、ハンドメイド作品の販売価格に応じて設定されます。現時点での「イメージアーカイブ・ラ
ボ」が提供するアート画像を使用した作品販売は「minne byGMOペパボ」のみで可能となります。
(※5)ハンドメイド作品の販売を主軸とするハンドメイドマーケット運営会社 2 社の作家・ブランド数と作品数に関する IR 資料公
表数値及びサイト公表数値を比較。2023 年 10 月 12 日時点、GMO ペパボ調べ。



<作品例>




左:ルノワールの「桃」をもとに Asahi art style さんが制作した作品
中:「竹図屏風(右隻)」をもとに ami さんが制作した作品
右:「Spring Blossom Delight-tulip 03」をもとに Shizuku さんが制作した作品
■ブロックチェーン技術で安心してアート画像が使える
minne作家・ブランドが創作した作品を「minne byGMOペパボ」に出品する際に、ブロックチェーン技
術を活用したデジタル証明書サービス「A trust (エートラスト)」(※6)を利用して証明書にリンクするこ
とで、正規に画像の利用許諾を受けていることを証明できます。
(※6)A trust(エートラスト):ブロックチェーン技術を活用したデジタル証明書を提供するエイベックス・エンタテインメント株
式会社のサービス


■画像ライセンス提供プラットフォームにDNPの「Imaging Mall®(イメージングモール)」
を採用
今回、株式会社DNPフォトイメージングジャパンが提供する法人向けクラウド型画像販売ソリューション
「Imaging Mall®︎」(URL:https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/10161941_1567.html)を活用し、
「イメージアーカイブ・ラボ」の画像ダウンロードと同時にブロックチェーン証明書を発行する仕組みを新
たに開発することで、画像の貸出サービスを行います。


■日比谷花壇 フラワーグラフィックサービス「花屋さんのお花柄」との連携
(URL:https://www.hk-business.biz/flowerpattern/)
日比谷花壇の長年のノウハウをもとに、企画やコンセプトメイキング、販売等の総合的なプロデュースを
手掛けるフラワーグラフィックサービス「花屋さんのお花柄」が、今回の正式サービスリリースに伴い提供
画像に追加となりました。「花屋さんのお花柄」は、多くの企業向けにオリジナルのフラワーデザインをゼ
ロから制作し、広告やパッケージ、商品に採用され、これまで多数のアパレル商品や雑貨が誕生していま
す。また、シーズンごとに新作発表も行っており、人々の生活に彩りを提案しています。数多くの高品質の
フラワーフォトストックからお選びいただける画像はもとより、企業や商品のイメージに叶う、オリジナル
フラワーデザインの監修、商品化まで、それぞれのニーズに応じたサービスを展開しています。


■「minne byGMOペパボ」での作品販売をクリエイターから募集する企画の実施
初回企画名:minne ART MUSEUM ― 歴史的名作とハンドメイド
募集期間:2023 年 12 月 5 日(火)~2024 年 1 月 22 日(月)
その他、随時企画を実施予定です。
詳細は「minne byGMOペパボ」のnote(URL:https://note.minne.com/n/na75141599bfb)をご確認くださ
い。

【権利許諾するアート画像】
所蔵元 作品
フランス国立美術館連合 フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ≪自画像≫
ピエール=オーギュスト・ルノワール≪桃≫
(RMN -Grand Palais)
…ほか計 12 点
一般財団法人林原美術館 狩野養信≪源氏物語図屏風≫、菱川師宣≪立美人図≫
…ほか計 10 点
株式会社日比谷花壇 日比谷花壇フラワーグラフィックシリーズ「花屋さんのお花柄」
「Spring Blossom Delight」 計 10 点

【今後の展開】
今後も本取り組みに賛同する企業や団体と連携し、多くの個人クリエイターがアートをより身近に感じる
とともに、安心して「n次創作」を行える環境を提供できるよう、クリエイターのニーズも踏まえた取り扱
いジャンル・コンテンツの拡大や、「minne byGMOペパボ」を利用する作家・ブランドの作品募集企画の
実施などを通じ、“ホワイトマーケット”の醸成に貢献して行きます。

以上
【報道関係お問い合わせ先】
●GMOペパボ株式会社 社長室 広報 伊早坂 ●株式会社日比谷花壇 広報室 青木・中村
TEL:03-5456-2622 TEL:03-5444-8715
E-mail:pr@pepabo.com E-mail:hibiyakadan-pr@hibiya.co.jp


●大日本印刷株式会社 IR・広報本部 野田 ●GMO インターネットグループ株式会社
TEL:080-2242-9220 グループコミュニケーション部 広報担当 山崎
E-mail:Noda-M4@mail.dnp.co.jp TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp

【GMOペパボ株式会社】(URL:https://pepabo.com/)

会 社 名 GMOペパボ株式会社(東証スタンダード 証券コード:3633)
所 在 地 東京都渋谷区桜丘町 26 番 1 号 セルリアンタワー

代 表 者 代表取締役社長 佐藤 健太郎

事 業 内 容 ■ホスティング事業 ■EC支援事業 ■ハンドメイド事業 ■金融支援事業

資 本 金 2 億 6,222 万円

【大日本印刷株式会社】(URL:https://www.dnp.co.jp/)

会 社 名 大日本印刷株式会社(東証プライム 証券コード:7912)

所 在 地 東京都新宿区市谷加賀町 1 丁目 1 番 1 号

代 表 者 代表取締役社長 北島 義斉

事 業 内 容 ■出版イノベーション事業 ■情報イノベーション事業
■イメージングコミュニケーション事業 ■Lifeデザイン事業
■生活空間事業 ■モビリティ事業 ■高機能マテリアル事業 等
資 本 金 1,144 億円

【株式会社日比谷花壇】(URL:https://www.hibiya.co.jp/)

会 社 名 株式会社日比谷花壇

所 在 地 東京都港区南麻布 1 丁目 6 番 30 号

代 表 者 代表取締役社長 宮島 浩彰

事 業 内 容 ■リテール事業 ■法人事業 ■バンケット事業
■ライフサポート事業 ■地域創生事業
資 本 金 1 億円


【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/)
会 社 名 GMOインターネットグループ株式会社(東証プライム 証券コード:9449)

所 在 地 東京都渋谷区桜丘町 26 番 1 号 セルリアンタワー

代 表 者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事 業 内 容 ■インターネットインフラ事業 ■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業 ■暗号資産事業
資 本 金 50 億円

Copyright (C) 2023 GMO Pepabo, Inc. All Rights Reserved.
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