うるる初!自社開発AIシステムを入札情報速報サービス「NJSS」に搭載

報道関係者各位

2023 年 9 月 27 日
株式会社うるる


うるる初!自社開発AIシステムを入札情報速報サービス「NJSS」に搭載
従来比178%以上の「業種検索機能」の精度を実現し、入札マーケットにおけるDXを加速
~より関連度の高い入札情報を企業に提供し、応札機会ロス防止に貢献~

労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、複数の SaaS を展開する株式会社うるる(東京都
中央区 代表取締役社長:星 知也、以下「うるる」)は、この度、自社で開発した AI システムを入札情報
速報サービス「NJSS(エヌジェス)
」に搭載し、「業種検索機能」をリニューアルいたしました。




■AI 技術を活用し入札マーケットにおける DX を加速

うるるは、日本の社会問題である「労働力不足」を解決するべく、これまで IT や AI を活用した DX 推
進と、クラウドワーカーを始めとした新たな労働力の創出・活用を組み合わせることで、企業の生産性向
上につながる事業・サービスを展開してまいりました。2008 年には、全国の官公庁・自治体・外郭団体
をはじめとした 8,300 機関の入札・落札情報を一括検索・管理できる業務支援サービス NJSS をリリー
ス。クローラーによる自動収集と、クラウドワーカーが目視・手作業で収集した最新の入札・落札情報を
企業に提供することで、 「情報収集にかかる手間を削減し、効率よく入札に参加したい」「正確な入札情報
を漏れなく収集したい」などといった、入札における課題解決に努めてまいりました。

そのような中で、入札・落札情報の収集にかかる時間や手間を削減するだけではなく、企業が効率よく応
札できるよう入札マーケットにおける DX を加速するべく、AI 技術を活用した機能改善の検証をしてお
ります。

■うるる初!自社開発した AI システムを NJSS に搭載

この度うるるでは、生成系 AI や LLM(大規模言語モデル)などの目覚ましい技術発展により、構想から
開発期間の飛躍的な短縮や、AI の活用による保有データの活用精度の向上が急激に進んでいること、ま
た NJSS ユーザーからのさらなる入札関連業務の効率化のニーズにお応えすべく、NJSS がこれまで収
集・蓄積してきた約 15 年分の入札・落札情報のビックデータと生成系 AI「ChatGPT」
、そして独自開発
の「機械学習モデル」を掛け合わせた AI システムを自社開発し、NJSS の「業種検索機能」のリニュー
アルを実施いたしました。

これにより「業種検索機能」の精度は従来機能と比較して 178%以上※1 を実現することができました。
NJSS ユーザーは本当に知りたい入札案件をスピーディーに見つけることができ、企業における入札関連
業務の効率化につながります。また入札初心者でもすぐに入札案件を見つけることが可能になり、より
関連度の高い入札情報が表示されるようになることで、応札機会ロスを防止します。
※1:178%以上…従来の業種検索機能の精度を 100 として指数化した場合の伸び率




■NJSS の業種検索機能に搭載した AI システムの特徴

 入札・落札情報の適切なデータラベリングのために、生成系 AI「ChatGPT」を活用
「業種検索機能」の精度を向上させるためには、まず膨大な量の入札・落札情報に適切なデータラ
ベリング※2 をする必要があります。そこで今回は生成系 AI「ChatGPT」を活用し、
「ChatGPT」
だからこそ生成できる「単語」を、業種のデータラベリングに応用しました。

 自社開発した「業種判定に適用した機械学習モデル」による、「業種検索機能」の精度の向上

NJSS がこれまで収集し蓄積してきた、約 15 年分の入札・落札情報(PDF データや HTML の情
報など全て)をさらい直し、業種の学習用データに変換しました。そのデータを用いて「業種判定
に適用した機械学習モデル」を自社開発し学習させることで、従来比 178%以上の「業種検索機
能」の精度を実現することに成功しました。

※2:データラベリング…AI の精度を高める上で非常に重要となる「ラベル付け作業」を指す。それぞれのデータ
に正解となる分類情報を与えていくことによって、AI モデルとして適切な振る舞いをするための準備を行う。

なお、開発にあたり、2022 年 4 月にうるるが出資した株式会社 Lightblue と協力体制を構築。また出資
先とのシナジーによる成果創出は、 今回が初めてとなります。
(https://www.uluru.biz/news/10435)
引き続き NJSS は、
「入札に関するあらゆる困りごと」を解決していくことで、中小企業を始め今後より
多くの企業の入札マーケットへの参入を後押しし、入札マーケットを盛り上げ、経済および社会への貢
献に努めてまいります。


またうるるでは「労働力不足問題の解決」を目指し、新たな労働力の創出と活用、そして IT や AI の力
を掛け合わせ、日本における DX の推進と生産性向上に貢献してまいります。


【入札情報速報サービス「NJSS」とは】 (https://www.njss.info/)
市場規模 25 兆円以上の、全国の官公庁・自治体・外郭団体をはじめとした全国 8,300 の機関の入札/
落札情報を一括検索・管理できる業務支援サービス。役務から物品、建設・工事まで、あらゆる分野の入
札情報が検索可能。情報はクラウドワーカーが目視・手作業で収集を行っているので、 プログラムのみで
は取得できない情報も網羅されていることが最大の特徴です。サービス開始は 2008 年と業界内でも長
い実績を誇ります。また 2023 年 7 月からは、入札参加資格の管理業務を効率化し、入札参加機会ロス
の防止を支援する「入札資格ポータル(β 版)(https://nsp.njss.info)の提供も開始しています。



【うるるグループ 概要】株式会社うるる(https://www.uluru.biz/)
設立:2001 年 8 月 31 日
所在地:東京都中央区晴海 3 丁目 12-1 KDX 晴海ビル 9F
代表者名:星 知也
事業内容:
◆CGS(Crowd Generated Service)事業 ※CGS とは、クラウドワーカーを活用したうるる独自のビ
ジネスモデル
・電話代行サービス「fondesk(フォンデスク) 」
・入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)「nSearch(エヌ・サーチ)※1」

・幼稚園・保育園向け写真販売システム「えんフォト」
・出張撮影サービス「OurPhoto(アワーフォト)※2」
◆クラウドソーシング事業
・プラットフォーム「シュフティ」の運営
◆BPO 事業 ※3
・総合型アウトソーシング「うるる BPO」
・高精度の AI-OCR サービス「eas(イース) 」
・障害者雇用トータル支援サービス「eas next(イース ネクスト) 」

※1 株式会社ブレインフィードにて運営
※2 OurPhoto 株式会社にて運営
※3 株式会社うるる BPO にて運営


■サービスに関するお問い合わせ先
株式会社うるる 担当:長田
E-Mail:njss-research@uluru.jp


■報道関係者のお問い合せ先
株式会社うるる ブランド戦略部 広報:小林・高橋・川添
TEL:070-8803-4325 E-Mail : pr@uluru.jp

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