スマートフォンを活用した新しいコンビニ決済サービスの提供を開始

News Release


2017 年9月7日
報道関係者各位
株式会社電算システム
(東証第一部/名証第一部:3630)




スマートフォンを活用した新しいコンビニ決済サービスの提供を開始
~電子バーコードによる決済アプリで簡単にコンビニでお支払い~


株式会社電算システム(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役社長執行役員 COO:田中 靖哲、以下
「電算システム」)は、株式会社ブリースコーポレーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役
社長:佐藤 洋史 以下、「brees」)と連携し、brees が提供するスマートフォンに電子バーコード
を表示させコンビニレジで簡単に決済ができる「PAYSLE(ペイスル)」(注 1)を利用した新し
いコンビニ決済サービスを、2017 年 9 月 15 日に全国のミニストップ株式会社(代表取締役社長:
藤本 明裕)から開始いたします。さらに 9 月末には株式会社セコマ(代表取締役社長:丸谷 智保)
の一部の店舗(セイコーマート)でも開始予定となっております。


電算システムはコンビニ決済サービスをいち早く一般事業者に提供したパイオニアであり、昨年
実績では請求事業者約 4,500 社の 1 億 6 千 7 百万件に上る払込票でのコンビニ決済サービスの取扱
いをしております。現在ではこの払込票によるコンビニ決済サービスは最もポピュラーな支払方法
の一つとして浸透しており、多くの情報が紙から WEB に移行する時代においてもコンビニ決済は
紙が主流です。このコンビニエンスストア(以下、コンビニ)の窓口で支払う利便性や、浸透性と
いった利点を生かしつつ、スマートフォンの普及を背景に、紙に印刷されたバーコードから、デジ
タル化された電子バーコードを用いた新しいコンビニ決済サービスにおいて、電算システムは素早
く請求事業者へ提供してまいります。


1. 新サービスの概要
スマートフォンアプリ「PAYSLE」を利用した新しいコンビニ決済サービスは、コンビニで公共
料金や通信販売の代金等の現金支払いの際に用いる紙の払込票に記載されたバーコードを、新技術
(注 2)を活用してスマートフォンの画面上に表示し、コンビニの店頭で決済を実現するものです。
従来、コンビニの店頭レジで支払う際、請求事業者から郵送される払込票やコンビニ店内のキオ
スク端末(注 3)で発行した払込票の提示が必要でした。新サービスでは、利用者が予めスマート
フォンにインストールしている「PAYSLE」により表示される電子バーコードを提示し、これをコ
ンビニ店頭レジのスキャナで読み取ることで、現金支払いが可能となります。
これにより、利用者の利便性向上や、請求事業者の払込票発行・郵送コストの削減、コンビニの
店頭・管理業務の効率化など、これまでのコンビニ決済サービスの利便性・効率性をさらに高めた
新しい決済サービスとなっております。
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2. 新サービスのメリット
<利用者のメリット>
 スマートフォンでいつでもすぐにお支払いができます。
 支払期限をスマートフォンにプッシュ通知でお知らせするので、払い忘れを防げます。
 コンビニレジで提示するだけで簡単にお支払いができます。


<請求事業者のメリット>
 決済手段の拡充によるお客様の利便性向上につながります。
 払込票の印刷や発送コストの軽減ができます。
 紙を使わないことによる環境への配慮とエコ企業としての貢献ができます。
 システムに請求情報を登録するだけですぐにスマートフォンアプリ上にバーコードの表示
が可能です。これにより請求~入金サイクルの短縮化も図れます。


<コンビニエンスストアのメリット>
 払込票控えの管理コストと紛失リスクが低減されます。
 店舗業務の軽減、効率化が図れます。
 レジ時間の短縮による顧客回転数の向上が図れます。




3. 今後の展開
今回の「PAYSLE」アプリを利用した新サービスの展開において、上記のミニストップ株式会
社、株式会社セコマの他、株式会社ローソン(代表取締役社長:竹増 貞信)が 2018 年上期に取
扱い開始を予定、その他の大手コンビニでも 2018 年中の開始を予定しているなど、取扱いがで
きるコンビニを順次拡大してまいります。また、請求事業者に向けた営業活動は既存の払込票サ
ービスユーザーだけでなく、ペーパーレスサービスユーザーや新規ユーザーに対しても積極的に
電子バーコードを活用した本サービスを提案してまいります。




4. 電算システムの取り組み
電算システムは上記の他にもすでに、いくつかのスマートフォンを活用した決済サービスの提
供を開始しており、総合決済サービスプロバイダとして、社会の動向をいち早くキャッチし、利
用者のさらなる利便性をめざして、決済サービスの多様化と充実化に積極的に取り組んでまいり
ます。
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(注 1)「 PAYSLE」は、株式会社ブリースコーポレーションが提供するコンビニ収納サービススマ
ートフォンアプリです。

※株式会社ブリースコーポレーションの概要
名称 :株式会社ブリースコーポレーション(brees)
所在地 :東京都渋谷区
設立日 :2014 年 12 月 5 日
事業内容:決済プラットフォーム事業
企業サイト:http://www.brees.co.jp/
資本金 :9 億 8 千万円(含む資本準備金)
代表者 :佐藤 洋史

(注 2) スマートフォンの画面上に表示するバーコード。従来の技術では、一次元バーコードをスマ
ートフォンの画面上に表示すると POS スキャナで読み取れないという課題がありました。

(注 3) コンビニ等の店舗内に設置されている、情報通信端末 。略称 MMK 端末。


■電算システムについて
電算システムは 1967 年(昭和 42 年)に岐阜県で創業し、独立系総合型情報処理サービス企
業として、情報サービス事業と収納代行サービス事業を展開しております。

情報サービス事業はさらに、①ソフト開発とシステム環境の構築までを行うシステムインテグ
レーション②データ処理や各種帳票の発行の運用等を提供するビジネスプロセスアウトソーシ
ング事業とデータセンター事業を行う情報処理サービス③アプリケーションソフトやシステム
機器・サプライ用品の販売を行う商品販売の3つのサービスで構成されております。
収納代行サービス事業は、1997 年(平成9年)に民間企業初のコンビニ収納代行サービスを
開始してより、総合決済サービスプロバイダとして決済サービスと国内外の送金サービスを提
供しております。

現在はデータセンターを中心にしたクラウドサービス事業を 3 つめの主要事業にすべく、積極
的に取り組んでおります。

詳細については電算システムのホームページ(http://www.densan-s.co.jp/)をご覧ください。

本リリースに関する問合わせ先
<報道関係者様からのお問合せ先> <製品・サービスに関するお問合せ先>
株式会社電算システム 株式会社電算システム
総務部 後藤 決済サービス事業部
電話:058-279-3456 電話:058-279-3482
E-mail: kikaku@po.densan-s.co.jp E-mail: ec-tokyo@densan-s.co.jp
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【参考資料】
<PAYSLE の利用イメージ>




<サービスの具体的な流れ>

①請求事業者から ②通知されたURLに ③PAYSLE アプリ ID ④「PAYSLE」アプリを
のメール アクセス とパスワードを入力 プッシュ 起動し、「支払い」を
通知でお タップ
知らせ





いつもご利用をいただきあ
りがとうございます。
―――
―――
下記 URL リンク先へアクセ
スし、支払先を選択し、お
支払いを行ってください。
https://〇〇〇・・・


(注)この前に、PAYSLE
アプリのインストールを
している必要があります

支払期限の3日前に
なるとプッシュ通知
でもお知らせ
⑤お支払いバーコード
⑦支払履歴画面 ⑥レジのプリンタから の表示
印刷される受付票を
受け取り、支払い完了


支払完了後は PAYSLE アプリの
画面から、支払履歴や電子受
領書が確認できます。




電子受領書(PDF形式)

10458