2018年 年頭所感

2018 年 1 月 4 日
各 位
2018年 年頭所感
セーレン株式会社
代表取締役会長 兼 最高経営責任者
川田 達男

明けましておめでとうございます。新年にあたりご挨拶申し上げます。

昨年は、企業を取り巻く環境を大きく変える、IoT・AIを中心とした第4次産業革命の幕開けと
なる年となりました。セーレンにおきましては、新時代に対応した BtoC ビジネスモデルの「Viscotecs
make your brand」の拡大に積極的に取り組み、“BtoC 事業の構築”に向けて前進することができた年でし
た。また、グローバル展開におきましては、新拠点メキシコが本格稼働を開始し、さらに、蘇州での本
革を超える新素材 QUOLE®の新工場建設、河北でのエアバッグ工場建設に着手するなど、海外事業の拡大
に向けても、大きく前進することができました。そして業績面では、昨年 11 月の第2四半期決算で3期
連続最高益を達成することができ、今春の通期決算におきましても6期連続増収・増益、3期連続の最高
益更新が出来そうです。

本 2018 年、大きな時代の転換期を、さらなるセーレン飛躍のチャンスと捉え、セーレングループは以
下に掲げる重点戦略に取り組んでまいります。

1.市場は世界(グローバリゼーション)
成長を続ける世界市場への集中をさらに深め、セーレングループのバリュープロポジション(付加価
値)を活かせる市場・顧客をダイレクトに攻め、可能性をグローバルに広げていきたいと思います。

2.情報化(IT戦略)
IoT(Internet of Things)やAI(人工知能)の技術が大きく進展する中、独自のデジタルプロ
ダクションシステム「ビスコテックス」を軸に、さらなるIoT・AI活用を進め、省人、省資源、省
エネルギー、カスタマイズを進めていきます。

3.ダイレクト、そして「素材」から「製品・商品」へ
セーレングループの一貫機能にさらに磨きをかけ、BtoCおよびダイレクト化を拡大していきます。
さらに環境生活資材事業、エレクトロニクス事業、メディカル事業など、非衣料分野における「製品化・
商品化」を増やし、消費者へ魅力ある商品をお届けします。

セーレングループの 2018 年の経営目標を、「提案型の仕事」といたします。
社員一人ひとりが、担当する仕事を自分自身の課題と捉え、指示を待つのではなく、自発的に何が問
題なのか、何が出来ていないのか、そして、何をやらなければならないのかを考え、改善や問題解決に
ついて積極的に提案・実行し、やりがいと自己成長を実感し、会社成長へとつなげていきたいと思いま
す。
そしてIoT、AIの進化で、仕事の質も変わってきます。新しい時代の働き方はどうあるべきか、
労働時間や質、仕事に対する考え方、やり方を変えていく“働き方改革”に取り組んでまいります。
セーレングループは全員参加で会社を変え、 「夢」の実現に向けて邁進してまいります。みなさまの
ご支援をお願いしますとともに、本年がみなさまにとりまして良い年となりますことを祈念し、新年の
挨拶とさせていただきます。
以上


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