アズワン殿町ソリューションリサーチラボにて、日本組織培養学会主催の細胞培養士認定講習を開催します。



News Release


2019 年 1 月 11 日



アズワン殿町ソリューションリサーチラボにて、日本組織培

養学会主催の細胞培養士認定講習を開催します。



1.趣旨
2019 年 2 月より、日本組織培養学会主催の細胞培養認定制度「細胞培養基盤技術
コース」のコースⅠを、当社のライフサイエンス機器での受託ラボである殿町ソリュ
ーションリサーチラボにて開催します。
殿町ソリューションリサーチラボが位置するライフイノベーションセンターは、殿
町国際戦略拠点キングスカイフロントに位置しており、周辺にライフサイエンス関連
企業が集積し、再生医療の中心となっています。当ラボで日本組織培養学会の細胞培
養基盤技術コースに必要な設備等を提供し、
人材の育成と輩出の一端を担ってまいります。


2.日本組織培養学会と細胞培養士認定制度
現在、細胞を用いた研究は、広範な生命科
学研究分野で極めて基本的で必要不可欠なも
のとなりました。しかし、細胞培養の方法、
技術、考え方は研究室単位で継承され、指導
書や技術研修はほとんど標準化されてきませ
んでした。
(写真左から)
その結果、研究室によって実験結果が異な
井内 卓嗣 アズワン株式会社 社長
る事例や、マイコプラズマによる細胞汚染や、
浅香 勲 日本組織培養学会 学会長、
細胞の取り違えといった研究基盤を脅かす事
京都大学 iPS 細胞研究所 教授
態が数多く報告されています。
片岡 健 日本組織培養学会 細胞培養基盤
日本組織培養学会は、そのような研究現場
教育委員会 委員長、
の状況を打開し、安全で高品質な細胞を使用
岡山理科大学 教授
し科学的に安定した研究成果が産出されるよ
古江(楠田) 美保 日本組織培養学会 評議員、
うに、培養技術を標準化することを目指して、
株式会社ニコン フェロー
細胞培養士認定制度を確立しました。細胞培

広報 IR 部
〒550-8527 大阪府大阪市西区江戸堀2-1-27 電話番号 06-6447-1210(代表)

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養士認定制度は、学会員が細胞培養基盤技術コースⅠⅡⅢを順次受講し修了すること
で、細胞培養士の資格を学会認定で授与するものです。2012 年の設立以降、これま
でに 65 名が細胞培養士に認定されました。


3.アズワンでの細胞培養基盤技術コースⅠについて


(1) 内容 日本組織培養学会主催の細胞培養認定制度「細胞培養基盤技術コース」Ⅰ~Ⅲ
のうち、コースⅠのみ開催します。コースⅠでは、細胞培養の基本を理解し、
細胞株を適切な方法で培養するための座学・実習が行われます。


(2) 時期 2019 年 2 月より年 4 回程度


(3) 場所 〒210-0821 神奈川県川崎市川崎区殿町 3 丁目 25 番 22 号
ライフイノベーションセンター 219 号室
アズワン株式会社 殿町ソリューションリサーチラボ




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(4) 受講資格 日本組織培養学会会員
※前年度から学会に入会している会員が対象。


(5) 参加予定人数 3~4 名/回


(6) 評価 学習目標に対する技能ならびに知識の到達度を評価します。


(7) 受講生の所属機関の例 大学、研究所、病院、製薬企業、バイオサイエンス関連企業、
食品関連企業など


※注意※
1. 細胞培養基盤技術コースを受講するには、受講日の前年度から日本組織培養学会に入
会していることが必要です。
2. 学会入会や受講のお申し込みは学会を通して行ってください。アズワンは一切関与で
きませんのでご了承ください。
3. 今後の開催日程は、学会委員会で決定次第、会員メールおよび学会 HP にて公開され
ます。
4. その他、受講に関する詳細は以下をご参照ください。
*日本組織培養学会細胞培養基盤技術コース
http://www.jtca.net/course-outline/


参考 URL:
*アズワン株式会社 殿町ソリューションリサーチラボ
https://axel.as-1.co.jp/contents/assre/showroom
*日本組織培養学会
http://www.jtca.net/


以上




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