2020 年3月期第2四半期決算概要

2019 年 11 月 14 日
各 位
会社名 株式会社プロスペクト
代表者 代表取締役社長 田端 正人
(コード番号 3528 東証第2部)



2020 年3月期第2四半期決算概要

 連結子会社の保有する有価証券の減損による大幅減益も、キャッシュインパクト
なく、来期から増収増益基調に戻る見込み
 当該連結子会社は清算手続き中であり、個別決算では含み損を特損処理

当社はこの度、2020 年3月期第2四半期決算(2019 年4月1日から 2019 年9月 30 日ま
で)を発表いたしましたので、概略のご報告をいたします。

■連結業績概況
2019 年3月期 2020 年3月期
(百万円、%) 前年同期比
第2四半期 第2四半期
売 上 高 3,380 1,833 △45.8%
営 業 利 益 △1,907 △1,383 ―
経 常 利 益 △1,483 △477 ―
親会社株主に帰属する
△1,569 △536 ―
四 半 期 純 利 益
1株当たり四半期純利益△1 円 21 銭(前年同期△3 円 55 銭)
期中平均株式数(連結)444,310,857 株


当社グループの 2020 年3月期第2四半期連結累計期間の売上高は 18 億 33 百万円(前年
同四半期は 33 億 80 百万円) 営業損失は 13 億 83 百万円
、 (前年同四半期は 19 億 7 百万円)

経常損失は 4 億 77 百万円(前年同四半期は 14 億 83 百万円)
、親会社株主に帰属する四半期
純損失は 5 億 36 百万円(前年同四半期は 15 億 69 百万円)となりました。

なお、セグメントの業績概要につきましては、本日発表の 2020 年3月期第2四半期決
算短信をご参照ください。
当社グループは再び成長軌道へと回帰するために、現在以下の施策を実行中です。

1)ガバナンス体制の強化
・監査役会設置会社 → 監査等委員会設置会社へ統治機構を移行(監査等委員は取
締役会において議決権を有する)
・監査等委員取締役2名(公認会計士)の選任
この結果、監査等委員会の牽制機能強化(取締役会における議論の活発化、取締役
会以外の会計監査人との意見交換等の実施)等、実際の運用面でガバナンスが向上


2)不採算事業からの撤退
アセットマネジメント事業(日本株の運用業務)からの撤退
・前期末決算及び当期第1四半期並びに第2四半期において巨額の赤字要因となっ
ているグループ保有株式(福島銀行、大東銀行、シャクリー・グローバル・グル
ープ等)の運用業務からの撤退、リスク資産処分を遂行中
(シャクリー・グローバル・グループ株式については、同社の自己株式の公開買
付けに応募し、当社が保有する全株式数の売却が確定しました)
・これら有価証券処分により得るキャッシュを当社の新たな事業活動に再投資


3)再生可能エネルギー事業の進捗
・7月以降、体制を一新
・太陽光発電事業においては、成田神崎プロジェクト(19.2MWh)が今期中に竣工予
定。来期以降の売電収入倍増を見込む
・バイオマス関連事業においては、ロシア(ハバロフスク地方)森林事業者(RFP)
との共同プロジェクトで木質ペレット製造事業が進捗。加えて、海外有力事業者
との連携によりバイオマス発電事業において更なるグローバル規模のシナジー
を追求。来期以降は、RFP との合弁会社において木質ペレット販売(日本向け)
が開始され利益を計上予定


以上を前提に、来期(2021 年3月期)を初年度とする中期経営計画を現在策定中です。
その概要につきましては、当期中の発表をめざします。



(注)上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、
実際の業績は今後の経済情勢等、様々な要因により予想数値と異なる場合があります。


以上

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