生産性向上支援アプリ「Kizuku」を独自にカスタマイズ -建築現場の管理効率化に一翼を担う「KIzuku PRO」導入-

報道関係者各位
2020 年 10 月 20 日(火)
ケイアイスター不動産株式会社



生産性向上支援アプリ「Kizuku」を独自にカスタマイズ

~建築現場の管理効率化に一翼を担う「KIzuku PRO」導入~


この度、ケイアイスター不動産株式会社(本社 埼玉県本庄市、代表取締役 塙 圭二 以下 「当
社」と言う。)は、当社建築現場の管理効率化を促し品質確保を強化するため、コムテックス株式会社
(本社 富山県高岡市、代表取締役 後藤 敏郎 以下「コムテックス」と言う。)が提供する建築現場
向けコミュニケーションアプリ「Kizuku」(読み:キズク)を独自にカスタマイズし「KIzuku PRO」(読み:キ
ズク プロ 以下、「同アプリ」と言う。)として導入いたしました。
2018 年から 2020 年の 3 年間で約 58%増を達成するなど新築販売棟数が増えつつある中で、現場
の管理効率化が課題となっておりました。この期間中、同アプリの前身としての Kizuku の運用によって、現
場監督一人あたりの年間管理棟数が導入前に比べて平均 20%増加し、全社の建築現場の管理日数率
(用地仕入れから物件引き渡しまで)が約 20%減少いたしました。今後、Kizuku にカスタマイズを加えた
同アプリを活用することにより、現場管理業務のさらなる効率化を目指します。


■建築現場向けコミュニケーションアプリ「KIzuku PRO」について
同アプリは、当社の建築現場管理の効率化と品質確保を目的とした、建築現場に関わる企業や作業者
のための独自の「現場支援アプリ」です。クラウド環境のもと、工事の段取りから現場の進捗確認、工程表や
施工品質検査など、建築現場に関わる様々な情報を管理します。
いつでもどこでも、どの端末からでも情報の閲覧や共有が可能です。コミュニケーションの中心となるトーク機
能では、物件ごとにグループチャットができ、現場の状況を関係する全ての人とリアルタイムで共有できるので
「言った・言わない」の連絡ミス等が減少します。工事報告書の作成では、写真撮影、品質、工事完了など
の報告書作成から承認など、現場管理に必要な機能が搭載され、すべてが 1 つのシステム上で完結するた
め、取引会社の負担の軽減、時間コストの削減も可能になります。


【主な機能と特徴】
・物件ごとのグループトークを使い、当社と取引会社の双方で即時の情報共有
・その日の工事の開始・完了報告機能により、進捗をリアルタイムで把握
・図面共有、施工報告書の作成/承認、職人のスケジュール確認/共有等のドキュメント管理
・パソコン、スマートフォン、タブレットでの使用が可能
・情報セキュリティマネジメントシステムの国際基準規格を取得




【報道関係者からのお問合せ先】
ケイアイスター不動産株式会社 戦略開発本部 PR 課 細谷
TEL:03-6551-2345 FAX:03-6551-2346 E-mail:press@ki-group.co.jp 1
■導入の背景
これまで不動産業界は FAX が主流であったり電話対応の量が多かったりと、働き方において古い習慣が多く
残っていることが問題視されていました。そこで当社では現場監督の残業時間削減、建築工事の状況報告の
差異による取引会社との手配漏れ等を改善するために、建築現場の可視化を検討しておりました。


■導入までの過程
前記にあるように建築現場に関わる企業や作業者も古い体質が根強く、導入当初はコミュニケーションアプリを
受け入れてもらえず、また導入後も普及するまでに時間がかかるなど、多くの課題がありました。
そこで当社は、下記 4 点の対策を徹底することにより、アプリの効果を最大限に活用し、導入率 100%を達
成いたしました。


①慎重なツール選定
一度導入してしまうと変更することが難しいため、導入前に試験期間を設け、様々なアプリの中から簡単で
シンプルなものを慎重に選びました。
②スマートフォンの導入から着手
アプリの導入を検討していた当時はフィーチャーフォンを使用している人も多く、アプリの導入率 100%を達
成するにはフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が必要不可欠と考え、携帯会社と連携して説明会
を開催するなどして、スマートフォンの導入から始めました。
③取引会社のご協力
現場での仕事を円滑に進めるために、当社の社員だけでなく取引会社にもご理解を頂いたうえで、ご協力
いただき導入にいたりました。
④アプリのカスタマイズ
使いやすさを追求し、実際の現場の声を参考にコムテックスと共同で独自のカスタマイズを行いました。具体
的には、オリジナルの Kizuku に対し、土地仕入れ後の造成から建物の最終工程である外構完成まで、
分譲住宅事業と請負住宅事業の生産工程で広範囲に利用できるようカスタマイズを施すなどし、当社独
自の「KIzuku PRO」として導入しました。




■実績
同アプリの導入率が 100%に達した結果、現場監督一人あたりの年間管理棟数が導入前よりも平均で
20%増を達成し、現場管理の効率化だけでなく一定の品質を保つことも可能となりました。さらに現場写真や
業者提出報告書の提出率が導入前の 15%から 90%に上昇し、現場写真管理が著しく向上しました。その
結果、2018 年から 2020 年の 3 年間で新築販売棟数が約 58%増加し現場の管理効率化が課題となる
中で、全社の建築現場の管理日数率(用地仕入れから物件引き渡しまで)が約 20%減少いたしました。
また、スマートフォンや PC にて、工程変更や報告書の確認等の事務処理が可能となったことで、リモートワーク
にも柔軟に対応することが出来ました。


【報道関係者からのお問合せ先】
ケイアイスター不動産株式会社 戦略開発本部 PR 課 細谷
TEL:03-6551-2345 FAX:03-6551-2346 E-mail:press@ki-group.co.jp 2
■今後について
当社では、より建築業界の負担を減らし現場の管理効率化を実現できるよう様々なテクノロジーを導入し今
後は請求・発注書のデジタル化にするなど、IT 化を進め、現場監督一人あたりの年間管理棟数においてはさら
に平均 30%増を目指します。




■コムテックスとは
【会社概要】
社 名 コムテックス株式会社
設 立 平成元年 4 月 26 日
資 本 金 3,600 万円
所 在 地 富山県高岡市東中川町 7-18
U R L https://www.ctx.co.jp/
事業内容 建設業界向け IT コンサルティング及びアプリケーション企画/開発/販売




【報道関係者からのお問合せ先】
ケイアイスター不動産株式会社 戦略開発本部 PR 課 細谷
TEL:03-6551-2345 FAX:03-6551-2346 E-mail:press@ki-group.co.jp 3
■ケイアイスター不動産とは
「豊かで楽しく快適な暮らしの創造」を経営理念に、『高品質だけど低価格なデザイン住宅』の提供を行っていま
す。地域密着型の総合不動産業として、関東を中心に 1 都 11 県(埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈
川、福岡、愛知、静岡、宮城、福島)で多角的な事業を展開。新築戸建を中心に年間 4,153 棟(土地含
む)を販売(※)。2020 年 3 月期の売上高は 1,207 億円(※)。デザイン性を重視し「KEIAI FiT」「カーザス
タイル」「テラス」等、価格帯の異なる商品展開や地域特性を考慮し、お客様のニーズに対応しています。
また、昨今は女性管理職を積極的に登用し、多様な働き方の実践が評価を頂き「なでしこ銘柄」選定をは
じめ様々な認定を頂きました。その他、外国人実習生の積極的な採用など、ダイバーシティ推進に注力しており
ます。(※グループ連結数値)




【会社概要】
社 名 ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証一部上場)
代 表 代表取締役 塙 圭二
所 在 地 〒367-0035 埼玉県本庄市西富田 762-1
資 本 金 82,105 万円
設 立 1990 年 11 月
従業員数 1,448 名(連結 / 2020.4.1 現在)
U R L https://ki-group.co.jp/
事業内容 戸建分譲事業、注文住宅事業、総合不動産流通事業 ほか




【報道関係者からのお問合せ先】
ケイアイスター不動産株式会社 戦略開発本部 PR 課 細谷
TEL:03-6551-2345 FAX:03-6551-2346 E-mail:press@ki-group.co.jp 4

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