ベトナムの物流施設開発事業に阪急阪神不動産が参画

2020 年 7 月 2 日
株式会社シーアールイー


報道関係者各位




ベトナムの物流施設開発事業に阪急阪神不動産が参画

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)の連結子会社である CRE Asia
Pte. Ltd.(以下「CRE Asia」)と Sembcorp Development Ltd(以下「セムコープ」)(※1)が共同で
出資する Sembcorp Infra Services Pte. Ltd.(以下「SIS SG」)は、傘下の Sembcorp Infra
Services Hai Phong を通じ、ベトナムの VSIP ハイフォン複合都市・工業団地内において物流施設の開発計画
(以下、「本事業」)を進めておりますが、このたび本事業に阪急阪神不動産株式会社(以下、「阪急阪神不動
産」)を迎え入れ、共同で本事業を推進することになりました。


※1 セムコープはシンガポール政府が所有する国際的な投資会社 Temasek Holdings(テマセクホールディングス)の傘下企業。
テマセクホールディングスの投資先の産業は金融、通信、メディア、テクノロジー、交通、運輸、不動産、エネルギー、資源など多岐にわた
ります。


阪急阪神不動産は、これまでにアセアンにおいてインドネシア及びシンガポールで物流不動産の開発運営の経験
を有しております。 また、当社は、2020 年 4 月末現在、物流不動産を中心に約 1,600 物件、約 157 万坪
(約 520 万㎡)の不動産の管理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模
となり、サービス領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プロパティ
マネジメントまでのトータルサービスをワンストップで提供しております。両社が有するノウハウ及び経験を活用すること
で、より質の高い物流施設を提供し、本事業のさらなる拡大と成長を図ってまいります。
ベトナムでの物流不動産市場は、インフラ整備や e コマースの拡大を背景に大きな成長を続けており、今後も引
き続き成長が期待されています。特にハイフォン市はベトナム北部最大の港湾都市であり、近年は高速道路や国際
空港、港の整備が進み、輸出加工を主とする電気機械、電子機器、輸送機器等を扱う日系企業による進出も多
く、今後も国際港湾都市として大きな発展が見込まれるエリアです。


今後、工業団地開発分野において 20 年以上の経験をもつセムコープ、またアセアンで物流不動産の開発ノウハ
ウを持つ阪急阪神不動産と協働し、ベトナムにおける物流施設の開発・賃貸事業をさらに拡大し、日系企業のベト
ナム進出をサポートしてまいります。


1. SIS SG の概要
(1)名称 Sembcorp Infra Services Pte. Ltd.
(2)所在地 30 Hill Street, #03-01, Singapore (179360)
(3)代表者の役職・氏名 Director: Ang Kim Hong Yvonne
Teo Ban Seng
(4)事業内容 倉庫、物流事業への投資
(5)資本金 1,682 万 US ドル
(6)設立年月日 2014 年 1 月 20 日
(7)従業員数 0人


2. 阪急阪神不動産の概要
(1)名称 阪急阪神不動産株式会社
(2)所在地 大阪市北区芝田 1 丁目 1 番 4 号 阪急ターミナルビル内
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 諸冨 隆一
(4)事業内容 オフィス・商業施設の賃貸、不動産開発、エリアマネジメント、
不動産ファンド、マンション・戸建住宅・宅地の分譲、仲介、リ
フォーム、賃貸管理、土地活用など
(5)資本金 124 億円
(6)設立年月日 1947 年 2 月 17 日
(7)従業員数 約 860 名(2020 年 4 月 1 日現在)


以上



<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社シーアールイー
TEL:03-5572-6600(代表)
企業サイト https://www.cre-jpn.com/
ロジスクエア https://www.logi-square.com/

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