株式会社東芝のオープンイノベーションプログラムへの参加に関するお知らせ

2022年8月9日
各 位
会 社 名 コスモ・バイオ株式会社
代表者名 代表取締役社長 櫻井 治久
(コード3386 東証スタンダード)
問合せ先
役職・氏名 常務取締役総務部長 柴山 法彦
電 話 03-5632-9600




株式会社東芝のオープンイノベーションプログラムへの参加に関するお知らせ

当社は、このたび、株式会社東芝が参加企業の募集を行った「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM
2022」において、具体的な協業の検討に進む参加企業のうちの1社として採択され、新規事業の創出
を目指し検討(以下「本検討」)を進めることとなりましたので、お知らせいたします。


1.採択内容
(1)テーマ
「量子インスパイア―ド最適化ソリューションSQBM+™ 量子力学の原理に基づく疑似量子の

研究から生まれた大規模な組合せ最適化問題を高速に解決するイジングマシンを活用した
事業開発」
(2)協業企業
・東芝デジタルソリューションズ株式会社
・メスキュージェナシス株式会社
・アヘッド・バイオコンピューティング株式会社
(3)検討の時期
2022年9月末頃まで


2.本検討の概要
本検討では、アヘッド・バイオコンピューティング株式会社が開発する数理モデルと東芝デジタル
ソリューションズ株式会社が保有する『SQBM+™』という「組合せ最適化演算サービス」注1)を用
いて、メスキュージェナシス株式会社のペプチド創薬技術注2)におけるペプチドスクリーニングから
得られた薬剤候補ペプチド配列の最適化方法を検討します。この方法が実用化されると、薬剤候補ペ
プチドのスクリーニング技術が飛躍的に向上されます。当社は、メスキュージェナシス株式会社とは
資本提携関係にあり、また同社の提供するペプチド創薬受託サービスの独占販売を行っており、薬剤
と生体との親和性としてのペプチド分子間相互作用をモデル化およびシミュレーションするサービ
スの技術を高め、基礎医学の進捗に寄与することと併せて、さらなる販売拡大を目指します。





3.業績見通しに与える影響
本検討の結果については改めてお知らせいたしますが、当事業年度における当社グループの業
績への直接的な影響はありません。
以上



《用語解説》

注1)SQBM+™ 組合せ最適化演算サービス

東芝デジタルソリューションズ株式会社が開発し保有する技術で、株式会社東芝が開発した技術シミュレーテッ

ド分岐アルゴリズムを用いた組合せ最適化ソルバー「シミュレーテッド分岐マシン」を核にソリューションとして

体系化したもの。

詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。

https://www.global.toshiba/jp/company/digitalsolution/news/2022/0302-2.html



注2)メスキュージェナシス株式会社のペプチド創薬技術

メスキュージェナシス株式会社のペプチド創薬技術については、以下の当社プレスリリースをご覧ください。

https://www.cosmobio.co.jp/ir/pdf/pr_20180626.pdf



ペプチド創薬については以下の当社ウェブサイトをご参考ください。

https://www.cosmobio.com/jp/ir/world/rpt2018-36-2q-peptide-drug-discovery.html





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