対価支払型デマンドレスポンス「おとく節電サービス」開始のお知らせ

2022 年7月 19 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 グ リ ム ス
代 表 者 名 代表取締役社長 田 中 政 臣
(コード番号:3150 東証プライム)
問 い 合 わ せ 先 財務企画部長 阿 部 嘉 雄
T E L 03-5769-3500

対価支払型デマンドレスポンス「おとく節電サービス」開始のお知らせ

当社の連結子会社であります株式会社グリムスパワー(以下、グリムスパワー)は、対価支払型デマ
ンドレスポンスサービス(以下、DRサービス)の「おとく節電サービス」を8月1日より開始するこ
とを決定しましたので、お知らせいたします。



1.背景
当社は、当社の連結子会社であります株式会社グリムスソーラーが、2018 年度から 2020 年度
までの 3 か年に渡り、経済産業省が実施した「需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャル
パワープラント構築実証事業」 に参画するなど、DRサービスに関わるノウハウを蓄積してまいり
ました。
また、2022 年度夏季及び冬季の電力需給が厳しい状況にあることを踏まえ、政府は6月7日に
「電力需給に関する検討会合」を5年ぶりに開催し、「2022 年度の電力需給に関する総合対策」
の中で、需要対策として、DRサービスの普及拡大や節電要請の高度化などを決定しました。
グリムスパワーはこれらを踏まえて、6月より、需給ひっ迫が見込まれる場合に、需要家に対
してタイムリーな節電要請を行ってまいりましたが、更に8月1日より対価支払型のDRサービ
ス※「おとく節電サービス」を開始する運びとなりました。
※DRサービス:電力需要家が電力需要量を調整することで電力の需要と供給のバランスをと
ることをデマンドレスポンス(DR)といいます。対価支払型のDRサービ
スとは、電力需給ひっ迫時に需要抑制した需要家に対価を支払うサービスの
ことをいいます。

2.おとく節電サービスの概要
(1)サービスの流れ
(2)需要抑制量の評価方法
資源エネルギー庁が策定した「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに関す
るガイドライン」に定められた方法に従って評価します。




(3)対象顧客
当面は当社の高圧顧客を対象といたします。当社の低圧顧客や他社顧客への展開について
は、高圧顧客における実績を見てから検討します。

3.今後の展望
脱炭素の流れの中、今後も需給のひっ迫は続くものと想定されます。当社はこの度の「おとく
節電サービス」を単発のサービスで終わらせることのないよう、当社が販売する他商材を絡めた
複合的なサービスの検討や今後新たに検討する新ストックビジネスとのシナジー効果など、総合
的な視野で取り組んで行きます。

4.業績への影響
本件の当期業績へ与える影響につきましては軽微であると見込んでおります。



(参考)
「2022 年度の電力需給に関する総合対策」
(https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220607003/20220607003-1.pdf)

「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに関するガイドライン」
(https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200601001/20200601001-1.pdf)

以上

4178