岐阜県初 羽島市が粗大ごみ戸別収集開始を前にリユース施策を初めて導入 「おいくら」で廃棄物削減へ

報道関係者各位

2023 年 7 月 26 日
岐阜県羽島市
株式会社マーケットエンタープライズ


岐阜県初 羽島市が粗大ごみ戸別収集開始を前に
リユース施策を初めて導入 「おいくら」で廃棄物削減へ
〜市民の利便性向上によるリユース促進狙う〜

岐阜県羽島市(市長:松井 聡)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰
士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2023 年 7 月 26 日(水)より、地域社会
における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンター
プライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、リユース可能な物を捨てずに再利用する仕組み
を構築し、羽島市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
羽島市では、廃棄物減量のために精力的にリサイクル推進に注力して来ましたが、リユース施策の導入には至って
おりませんでした。市では、2023 年 10 月に粗大ごみの戸別収集制度開始を予定しており、その前に市民のリユー
ス意識向上に繋がるような施策を導入したいと考えておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事
業を中心に事業展開しており、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民
連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣
根を超えた SDGs への取組に注力してまいりました。そうした中で羽島市が働きかけ、「リユース活動促進による循
環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現しま
した。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2022 年 11 月現在)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■羽島市の課題と「おいくら」による解決策
羽島市では、事前予約による搬入施設への自己搬入で粗大ごみを回収しています。粗大ごみは、市民が自力で
運び出さなければならず、「自宅から運び出して搬入施設に直接搬入することが難しいので、戸別回収を実施して
欲しい」という声が寄せられており、2023 年 10 月から粗大ごみの自宅外での戸別収集がスタートすることになり
ました。しかし、不要品の中には、自宅の外への運び出しが困難な大型品や重量のあるものも少なくありません。
「おいくら」は、希望すれば、自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却
が容易にできるようになります。加えて、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当
日に可能となります。さらに、羽島市が回収を行なっていないテレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電リサイクル法対
象の製品も、まだ活用できるものであれば、売却が可能です。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はも
ちろん、羽島市の費用負担もありません。


■今後について
7 月 26 日(水)15 時(公開時間が前後する可能性があります)より、羽島市ホームページ内
(https://www.city.hashima.lg.jp/0000015989.html)に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定
申し込みが可能になります。羽島市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の
実現や、社会全体での不要品削減が見込まれると共に、住民の皆さま・自治体双方の廃棄コスト削減による
経済的負担の軽減へと繋がります。本取組によって、簡単にかつ廃棄ではなく売却という形で不要品のリユー
スができることを市民が認知することにより、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体
での不要品削減が見込まれると共に、住民の皆さま・自治体双方の廃棄コスト削減による経済的負担の軽減
へと繋がります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側面の双
方の課題解決を目指してまいります。


■岐阜県羽島市
羽島市は、岐阜県の南部に位置し、東は木曽川を境として愛知県に接し、北は岐阜市と羽島郡、西は長良川
を隔てて海津と安八郡に接し、南は木曽川、長良川に囲まれています。温暖な気候が特色で、水と緑豊かな
自然環境に恵まれたまちです。
人口:66,816 人(男 32,950 人、女 33,866 人) (2023 年 6 月 1 日現在)
世帯数:27,783 世帯(2023 年 6 月 1 日現在)
面積:53.66 平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.hashima.lg.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 640 万人を達成しました。羽島市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で 54
にのぼります。
「おいくら」自治体向けウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
羽島市に関すること
羽島市 生活環境部環境事業課
担当:小池、杉山
Tel:058-392-1162 Mail:kankyo@city.hashima.lg.jp


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ 広報
担当:立花、柏木
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

7649