国内半導体事業の組織再編に関するお知らせ

各 位

2019 年 12 月 23 日
マクニカ・富士エレ ホールディングス株式会社
(コード番号 3132 東証第1部)


国内半導体事業の組織再編に関するお知らせ
~得意先及び仕入先サポートのさらなる充実を図る~

マクニカ・富士エレ ホールディングス株式会社は、この度、当社の完全子会社が担う国内の半導体事業を組
織再編する方針を決定しましたのでお知らせいたします。具体的には、株式会社マクニカ(以下、マクニカ)
が富士エレクトロニクス株式会社(以下、富士エレクトロニクス)を吸収合併し、併せて従来マクニカ下に5つ
あった社内カンパニーを4カンパニーに集約します。

当社を取り巻く環境は、現在、前例のない規模で半導体メーカーの合従連衡(M&A)が進んでおり、半導体
産業の寡占化と同時に半導体商社の整理・淘汰が加速しています。一方、得意先からは、調達業務・取引口座
の集約による効率化、グローバル対応が強く求められています。
このような環境の中、この度の吸収合併は、従来マクニカ、富士エレクトロニクス傘下で分散していた営業
窓口、取引口座を一本化し、得意先での業務の集約化・効率化に貢献することを目指すとともに、世界24ヵ国
84拠点に展開している当社グループのグローバル拠点をより活用していただくことを目的としています。さら
に、半導体メーカーのM&Aが今後も継続することが予測される中、当社グループの仕入先間でM&Aが起こった
際に発生する得意先内での口座移管作業を未然に防ぎ、得意先の負荷を軽減することが可能となります。
また、マクニカの社内カンパニーの再編も同時に行ない、富士エレクトロニクスを含めたプロダクトライン
を4カンパニーに集約することで、組織の簡素化が図られ、得意先にとってより分かりやすい体制を目指すとと
もに、富士エレクトロニクスとマクニカの共通仕入先について窓口を一本化することで、仕入先の業務効率化
に貢献します。さらに、両社のプロダクトラインを一緒に提供することで、得意先へのより一層付加価値の高
い提案と、仕入先製品のビジネス創出の機会を広げていきます。
このように、当社は激しい環境変化の中でも柔軟性を持った取引口座を提供することで、得意先及び仕入先
へのサポートをさらに充実させてまいります。

■吸収合併の要旨
2020年4月1日に当社の完全子会社である富士エレクトロニクスの受注残及び売上債権などを残し吸収分割にて
マクニカに承継。2020年10月1日にマクニカによる吸収合併予定。

(1)会社分割
分割契約承認取締役会 2019年12月23日
分割契約締結日 2019年12月23日
分割予定日(効力発生予定日) 2020年4月1日

(2)吸収合併
吸収合併予定日(効力発生予定日) 2020年10月1日

■組織再編の要旨
従来マクニカ下に5つあった社内カンパニーを、富士エレクトロニクスのプロダクトラインを含めた4カンパ
ニーに再編し、2020年4月1日より新体制にてスタート。

■今後の見通し
本件に関して当社の連結業績に与える影響は軽微であります。




本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp
経営企画部 広報企画課 宮原 e-Mail:macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜 1-6-3 マクニカ第 1 ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853

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