新規事業のご報告 地熱発電・木質バイオマス事業について

NEWS RELEASE

平成 27 年 1 月 28 日




兵庫県加古郡稲美町


新規事業のご報告

地熱発電・木質バイオマス事業について


1. 環太平洋火山帯に位置し、世界有数のクリーンエネルギーである地熱発電を、大分県九重地域を中心
に、3 年前より資源エネルギー庁のデータのもと、土地購入を続けてまいりました。
2013 年 7 月に、1 番遅延する原因であった環境省の環境アセスメント規制の緩和を受け、急進展で
地熱事業を進めることが可能になりました。なおかつ、発電量が 7.5MW 以下の売電価格が、再生エネ
ルギー事業の中で 1 番高い 1KW当たり 40 円に設定されております。
純国産のクリーンエネルギー(再生エネルギーの中でも二酸化炭素排出量が一番少ない)で、 高稼働率
が見込め、限界費用が低いため日本の再生可能エネルギー・ベース電源の中でも将来 1 番有望と考え
られます。
(環境アセスメント調査には一般的に 7~8 年間が必要であり、膨大な時間と費用がかかります)




2. 神戸物産は、2013 年 5 月に地熱発電事業用の新会社である株式会社九重町おこしエネルギーを九重
町で設立し、 地熱発電事業の掘削技術の社内での構築及びEPC*1 及びO&M*2 のシステムネットワー
クをつくり上げ、 「地熱発電量 民間企業日本一」の実現を目指し、2017 年度までに地熱発電事業と
して経常利益を 50 億円以上を目標としております。
*1 EPC:設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設(Construction)
*2 O&M:運転管理(Operation)、保守点検(Maintenance)


3. 北海道釧路白糠工業団地で、間伐材等の未利用木材で木質バイオマス発電を 2017 年 4 月をめどに、
稼働させる計画をしております。
また、木質バイオマスの廃電温水を使い、未利用資源の早生木ヤナギをおが粉菌床に使い、椎茸を
はじめ、キノコ栽培に石炭、石油等の化石燃料を使わない新規農業が可能となります。

以上




~本件に関する問い合わせ先~
株式会社 神戸物産
STB部門 坂本・森下
TEL 079-496-6623

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