東京藝術大学美術学部とADワークスグループ、「ADワークスグループ『日本画』賞」を創設

2023 年 1 月 30 日
国立大学法人東京藝術大学
株式会社 AD ワークスグループ


東京藝術大学美術学部と AD ワークスグループ、
「AD ワークスグループ『日本画』賞」を創設
~才能ある「日本画」作家の創作活動を支援し、社会貢献をめざす~

国立大学法人東京藝術大学(東京都台東区、学長:日比野 克彦、以下「東京藝術大学」 の美術学

部(学部長:光井 渉)と AD ワークスグループ(東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:田中秀夫、
以下「ADWG」 はこのほど、
) 「AD ワークスグループ『日本画』賞」(以下「本賞」 を創設いた

しました。
次世代の日本画界を担う才能のある作家を選考し、奨励金を授与して表彰するとともに、
その創作活動を2年にわたって支援します。
日本画の伝統継承と発展に寄与することを通じて、社会貢献をめざします。


1. 「AD ワークスグループ『日本画』賞」3 つの特徴

① 39 歳までを対象とし、2 年間継続支援
東京藝術大学美術学部を卒業又は同大
学大学院美術研究科を修了した 39 歳
以下の、日本画創作活動を継続的に行
っている方の中から、しかるべき審査
手続き(
「3.審査・創作・出品のプロセ
ス」参照)を経て大賞 1 名、特別賞 1 名
を選出します(対象は「作品」ではなく
「人」。
) 大賞は賞金 50 万円/翌年に活動
支援金 25 万円、特別賞は賞金 30 万円
/翌年に活動支援金 15 万円を授与、2
年間にわたって創作活動を継続支援し 東京藝術大学 美術学部長 光井 渉(左)
AD ワークスグループ代表取締役社長 CEO 田中 秀夫(右)
ます。
② 「日本画」の定義を柔軟に設定
日本画の定義や境界線は比較的曖昧であると言われております。そこで、日本画の優れた作家を
輩出している同大学美術部の日本画研究室・デザイン研究室・保存修復日本画研究室から推薦さ
れた方が創作する作品を、本賞では「 」付きで「日本画」と呼ぶものと定義いたしました。
③ 「AD ワークスグループ『日本画』展」
(仮称)への出品
また各受賞者には「ADワークスグループ『日本画』展」(仮称)に出品する権利を付与します。
活動のための資金的支援のみならず、発表の場を合わせて提供するという趣旨です。



2. なぜ日本画なのか

今般の新たな賞の創設にあたり、日本画というジャンルに絞った理由は以下の通りです。
ADWG は、前身が渋沢栄一も設立に関わった染物事業者(明治 19 年、青木染工場)であり、そ
の技術を積極的に海外展開するなど、日本文化の一端を担った経緯があります。そうした流れに鑑
み、日本文化の伝統継承に寄与するべく、まずは日本画というジャンルを選択したものであります。


3. 審査・創作・出品のプロセス(予定含む)

2023 年 1 月下旬 東京藝術大学美術学部の日本画研究室・デザイン研究室・保存修復
日本画研究室より推薦

2 月初旬 選考委員会にて、大賞 1 名・特別賞 1 名を決定、「AD ワークスグ
ループ『日本画』展」(仮称)出品に向けた創作活動開始

4 月上旬 授賞式(於:東京藝術大学美術学部長室)

~11 月 創作

2024 年 1 月下旬 「AD ワークスグループ『日本画』展」(仮称・詳細未定)開催




以上




本件に関するお問い合わせ:
株式会社 AD ワークスグループ
広報室 ⾼場
ディスクロージャー統括室 山口・中家
E-mail:pr@re-adworks.com





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