お客様・荷主・運送事業者の三者が協力 「サステナブル配送プロジェクト」初期目標 300 口を達成

2023 年 9 月 6 日

お客様・荷主・運送事業者の三者が協力
「サステナブル配送プロジェクト」初期目標 300 口を達成
次世代バイオ燃料「サステオ」を給油したトラックで配送開始

佐川急便株式会社
株式会社ユーグレナ

佐川急便株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社⻑:本村 正秀、以下「佐川急便」)と株式会
社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:出雲 充、以下「ユーグレナ社」)は、お客様・荷
主・運送事業者の三者が協力し温暖化対策に取り組む「サステナブル配送プロジェクト」※1 のご賛同数
が、本プロジェクトの初期目標である 300 口を達成し、9 月 6 日より佐川急便の配送でお届けするユー
グレナ社製品などを対象に次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を給油したトラックで配送を開始
したことをお知らせします。
※1 2023 年 6 月 26 日ニュースリリース:https://www.euglena.jp/news/20230626-2/




2023 年 9 月 6 日に実施した出発式の様子
左から佐川急便 執行役員 兼 中京支店⻑ 兼 東海支店⻑ 森、ユーグレナ社 執行役員 エネルギーカンパニー⻑ 尾立

佐川急便とユーグレナ社は、6 月 26 日より、ユーグレナ社の公式通販サイト「ユーグレナ・オンライ
ンショップ」特設ページにて、持続可能な社会の実現に向けた温室効果ガスの排出量削減に向けて「サ
ステナブル配送プロジェクト(一口ご支援 1,000 円)」の参加募集を開始しました。本プロジェクトで
は、ユーグレナ社の公式通販サイト「ユーグレナ・オンラインショップ」より、「サステナブル配送プ
ロジェクト」にご賛同いただけるお客様からのご参加を募り、集まったご支援額と同額を「サステオ」
導入費用として拠出し、佐川急便に「サステオ」を供給します。
このたび、本プロジェクトの初期目標である 300 口を達成し、佐川急便浜松営業所のインタンク(自
社敷地内の給油スタンド)に約 3,000 リットル※2 の「サステオ」を給油、9 月 6 日より佐川急便の配送
でお届けするユーグレナ社製品などを対象に、
「サステオ」の使用を開始しました。
※2 大型トラック 6 台が1ヶ月間の配送に使用する燃料=約 3,000 リットル(のべ 12,000km の走行を想定)



佐川急便とユーグレナ社は、双方が目指す持続可能な社会の実現に向けた温室効果ガスの排出量削減
に向け、本プロジェクトを、引き続き 2023 年 12 月 31 日を期限に、最大 1,000 人までの参加を継続し
て募集します。
■サステナブル配送プロジェクトの概要
従来の環境対策は、企業のみが環境対策コストを負担する構造になっており、事業活動との両立に課
題を抱えています。本来、環境対策は社会全体で解決すべき課題であることから、本プロジェクトで
は、個人のお客様と企業が共に取り組む仕組みを提案いたします。本プロジェクトは、ご参加いただけ
るお客様にバイオ燃料導入に伴うコストの一部をご支援いただくことからスタートします。その後、お
客様からのご支援額と同額を、配送を担う佐川急便と商品販売元(荷主)であるユーグレナ社がそれぞ
れ拠出することにより、三者協同での社会課題の解決を目指します。


■「サステオ」について
「サステオ」は、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原
料からつくられています。「サステオ」は燃料の燃焼段階では通常の軽油と同じように CO2 を排出しま
すが、原料となる植物や藻類が成⻑過程で光合成によって CO2 を吸収するため、燃料を使用した際の
CO2 の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待さ
れています。次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」は、化石燃料由来の軽油と同等の性質を持つ炭
化水素燃料であり、現行車両にそのまま利用可能です。


<佐川急便株式会社について>
1957 年、京都-大阪間で一個のお荷物をお届けすることから始まり、現在は飛脚宅配便を中心に国内外
で輸送に関わる様々な物流ソリューションを提供。持続可能な社会の実現に向けて「環境理念・環境方
針」を掲げ、温室効果ガス排出量の削減や 3R 活動の推進、次世代への環境教育などに取り組んでいま
す。ハイブリッドトラックや電気自動車といった環境対応車の導入、モーダルシフトの推進、エコ安全
ドライブによる燃料消費の抑制などさまざまな取組みを通じて、脱炭素社会の実現に向けた事業活動を
推進しています。


<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレ
ナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析
サービスの提供を行っています。また、2014 年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持
つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」を継続的に実施。「Sustainability
First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。
https://euglena.jp

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