オキサイド、第9回「ものづくり日本大賞」にて優秀賞を受賞

2023 年 1 月 11 日


株式会社オキサイド
代表取締役社長 古川保典



オキサイド、第 9 回「ものづくり日本大賞」にて優秀賞を受賞




株式会社オキサイド（本社：山梨県北杜市武川町牧原 1747 番地 1 代表取締役社長 古川
保典）は、第 9 回「ものづくり日本大賞」において、優秀賞を受賞しましたことをお知らせ
いたします。


「ものづくり日本大賞」とは、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携
し開催している表彰制度で、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大き
く貢献してきた「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる
人材が顕彰されます。
今回の受賞件名は、
「PET 装置用 LGSO シンチレータの革新的生産性の向上と市場競争力
拡大」です。当社の育成する LGSO シンチレータ単結晶は、がんの早期診断に用いられる
PET（Positron Emission Tomography）装置の性能を決定する最重要部品です。当社は、こ
の単結晶育成において、コンピューターシミュレーションを活用した育成条件の最適化を
行い、生産性を大きく向上させました。また、製品の外観検査・寸法検査工程において、社
内オリジナルの自動検査装置を開発し、製品品質と信頼性の大幅な向上を実現しました。さ
らに、2,100℃を超える高温での結晶育成で使用する高価な貴金属るつぼの寿命が短いこと
が課題となっていましたが、るつぼ修理の内製化と長寿命化に成功し、価格競争力を高める
ことができました。
こうした様々な技術的改善の積み重ねによる革新的な生産性向上と競争力向上によって、
世の中の PET 装置の普及へ大きく貢献している点が高く評価されました。
なお、賞および受賞の詳細につきましては、以下の経済産業省 HP をご参照ください。
・第 9 回ものづくり日本大賞（WEB ページ）
（https://www.monodzukuri.meti.go.jp/index.html）
・第 9 回ものづくり日本大賞 受賞者一覧（経済産業大臣賞・優秀賞）
（PDF）
（https://www.meti.go.jp/press/2022/01/20230110003/20220110003-4.pdf）
・第 9 回ものづくり日本大賞 受賞概要（経済産業大臣賞・優秀賞）
（PDF）
（https://www.meti.go.jp/press/2022/01/20230110003/20220110003-6.pdf）
 本件に関する問い合わせ先
株式会社オキサイド 企画グループ
ir@opt-oxide.com
TEL: 0551-26-0022




【会社概要】
当社は、国立研究開発法人物質・材料研究機構発のベンチャー企業として 2000 年に設
立。山梨県北杜市に本社と工場、神奈川県横浜市保土ヶ谷区に事業所があります。
主力は、21 世紀の光の時代に必要不可欠な単結晶・光部品・レーザ光源・光計測装置の
開発・製造・販売で、「光計測・新領域」「半導体」「ヘルスケア」の３つの事業を展開し
、 、
ています。
2014 年には経済産業省の「グローバルニッチトップ 100 選」に選定、2021 年２月には
Forbes Japan 主催の「スモール・ジャイアンツ アワード 2021」のグランプリを受賞しま
した。
当社の特徴は、(1)単結晶・光学関連の専門家・技術者が多数在籍し、研究開発型の事業
会社として成長している、(2)国内外の企業から光学関連技術を買収し製品化・事業化する
ノウハウを有しているーことであり、これらが独創性や競争優位性の源泉となっておりま
す。