国交省通達改正、日本国内でも当社バイオジェット燃料使用可能へ

2020 年 2 月 4 日

続報!国土交通省の通達改正により、日本国内でも
当社バイオジェット燃料が使用可能になりました
~国産バイオ燃料フライト実現に向けて更に一歩前進~
株式会社ユーグレナ

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充)は、国土交通省の通達「航空機に搭載する
代替ジェット燃料(ASTM D7566 規格)の取扱いについて」の一部改正(以下「国交省通達一部改
正」)※1 が 2020 年 2 月 3 日付で交付・施行されたことにより、当社のバイオジェット・ディーゼル燃
料製造実証プラント(以下「バイオ燃料製造実証プラント」)で製造するバイオジェット燃料が日本国
内でも正式に使用可能になったことをお知らせします。
※1 2019 年 12 月 11 日に国土交通省航空局が「『航空機に搭載する代替ジェット燃料(ASTM D7566 規格)の取扱いについて』の一部改正に関する意見
募集について」にてパブリックコメントを募集。寄せられたパブリックコメントの結果は下記の通り。
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155191244&Mode=2



当社は、バイオ燃料製造実証プラントへの導入技術「BIC プロセス」※2 が、国際規格である ASTM
D7566 規格の新規格を取得したことを 2020 年 1 月 31 日付のリリースで発表しました※3。ASTM
D7566 規格の新規格取得により、当社のバイオ燃料製造実証プラントで製造したバイオジェット燃料
は、民間航空機に搭載可能な燃料であると国際的に認められることになりました。一方、日本国内での
使用については、1 月 31 日付のリリースで記載したとおり、国交省通達一部改正の交付・施行を待つ状
況でしたが、今回の国交省通達一部改正の交付・施行により、当社が製造するバイオジェット燃料が日
本国内においても正式に使用可能になりました。
今後も、当社は国産バイオジェット燃料でのフライト実現に向けて努力してまいります。
※2 正式名称はバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術。米国の Chevron Lummus Global と Applied Research Associates(以下「ARA 社」)が
共同開発した独自のバイオ燃料製造技術。ASTM D7566 規格の新規格の取得は、当社に BIC プロセスをライセンス付与する ARA 社が申請。
※3 2020 年 1 月 31 日付リリース https://euglena.jp/news/20200131-2/



<ユーグレナ バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントについて>
2018 年 10 月 31 日に竣工した、日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント。当社は完
成を機に、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、全日空、ひろしま自動車産学官連
携推進会議をサポーターとして、
「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN
(グリーンオイルジャパン)』を宣言(https://euglena.jp/news/20181102-2/)。バイオ燃料製造実証プラ
ントに導入している「BIC プロセス」が ASTM D7566 規格の新規格を取得し、この度国交省の通達が公
布・施行されたことにより、国産バイオジェット燃料でのフライト実現にまた一歩近づきました。


<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて石垣島で微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確
立に成功。石垣島で生産した微細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開
発・販売を行うほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012 年 12 月東証マザーズに上
場。2014 年 12 月に東証一部市場変更。経営理念は「人と地球を健康にする」
。https://euglena.jp
以上

4649