「たばこと塩の博物館」移転リニューアル・オープン

2015 年 1 月 26 日


展示室スペースの広さは従来の約 2 倍

「たばこと塩の博物館」移転リニューアル・オープン
個性的な博物館が多く集まる墨田区に

2015 年 4 月 25 日(土)10:00 リニューアル・オープン


JT(本社:東京都港区 社長:小泉 光臣)は、2013 年 9 月に休館した「たばこと塩の博物館」を渋谷区から墨田
区に場所を移し、2015 年 4 月 25 日(土)
、装いも新たにリニューアル・オープンします。


「たばこと塩の博物館」は、たばこと塩の歴史や文化に関するテーマを中心とし、それらを取り巻く時代や地域に
関する幅広いテーマを取り上げて紹介する総合的な博物館として、1978 年 11 月 3 日の開館から 35 年にわたり、渋谷
区神南の地で営業してきました。2012 年 8 月には来館者数が延べ 300 万人を超えるなど、多くの方々から親しまれて
2013 年 9 月より一時休館していましたが、
きました。 2015 年 4 月 25 日
このたび渋谷区から墨田区に場所を移し、 (土)
にリニューアル・オープンします。


“塩”の常設展示室と特別展示室を約 2 倍の広
この度のリニューアル・オープンにおいては、これまでの“たばこ”
さに拡充するとともに、視聴覚ホール、ワークショップルーム、図書閲覧室などの施設機能を充実します。
たばこ常設展示室は、
「たばこ文化の発生」
「世界のたばこ文化」 「近現代のたばこ文化」の 4
「江戸のたばこ文化」
カテゴリで構成され、拡大した展示スペースに、日本や世界の喫煙具や美術工芸品などをこれまで以上に数多く展示
します。また、たばこ文化の起源といえるマヤ文明の遺跡、メキシコのパレンケ遺跡「十字の神殿」の一部とそこに
刻まれたたばこを吸う神のレリーフを現地の職人の手により再現した実物大模型など、迫力のある展示を行います。
また、塩の常設展示室は、
「世界の塩資源」 「塩のサイエンス」の 3 カテゴリで構成され、世界遺
「日本の塩づくり」
産であるポーランドのヴィエリチカ岩塩坑で、坑夫たちに信仰されている「聖キンガ像」を現地の職人の手により再
現製作した岩塩彫刻などを展示します。


新所在地である墨田区横川は、浅草、両国から近い立地です。また、同地は、明治 37 (1904) 年のたばこ製造専売
制導入後、初期に設立されたたばこ製造工場が、所在・名称を少しずつ変えながら、現在も JT 生産技術センターとし
て稼働する、日本のたばこ産業にとって重要かつ縁のある地域です。また、墨田区エリアは、現在では伝統産業や文
化・芸能などに関連した大小さまざまな美術館・博物館が所在する、文化・教育的にも大変魅力的なエリアです。


たばこと塩に関する資料、そして歴史と文化をしっかりと保存・継承していくことは、当社の社会的責任のひと
つであると考えています。これからも、たばこと塩の博物館の事業活動を通じ、広く社会の皆様へ、たばこと塩の
歴史と文化の紹介に努めていきます。




JT 本社 IR 広報部 〒105-8422 東京都港区虎ノ門 2 丁目 2 番 1 号 TEL 03-5572-4291
別紙 1

<旧所在地 概要>
所 在 地 : 東京都渋谷区神南一丁目 16 番 8 号
開 館 日 : 1978 年 11 月 3 日
敷地面積 : 887.74 平方メートル
延床面積 : 3,216 平方メートル

※旧所在地(土地/不動産)の今後の取り扱いについては未定

<移転・リニューアル博物館 概要>
所 在 地 : 東京都墨田区横川一丁目 16 番 3 号 (弊社敷地内にあり、現行一部を倉庫として利用)
開 館 日 : 2015 年 4 月 25 日(土)
開館時間 : 10:00~18:00(受付終了 17:30)
敷地面積 : 6,091.27 平方メートル
延床面積 : 6,600 平方メートル(博物館使用区画)
※建物全体の延床面積:14,316 平方メートル
電 話 :03-3622-8801(代表)
F A X :03-3622-8807
休 館 日 :月曜日(ただし、祝日・振替休日にあたる場合は開館し、直後の平日が休みになります)

年末年始(12/29〜1/3)
入 館 料 :大人 100 円、子ども 50 円。特別展は別料金設定を予定
U R L :http://www.jti.co.jp/Culture/museum/


<参 考>
たばこと塩の博物館は、土地・建物・収蔵品を運営主体である当社が所有し、公益財団法人たばこ総合研
究センターへ運営委託しております。


<地 図>
【アクセス】

 都営浅草線・本所吾妻橋駅下車 徒歩5 分

 都営浅草線、京成線、東京メトロ半蔵門線、

東京スカイツリーライン・押上駅下車

徒歩10 分

 東京スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅下車


徒歩10 分
別紙 2



<博物館沿革>


1932 年~1937 年 : 大蔵省専売局長官・佐々木謙一郎の発議による、たばこ参考資料の収集事
業実施
*同時期に全国各地で「たばこ展覧会」を開催
*史料館的施設の設立も視野に入れられたが、日中戦争勃発により頓挫
太平洋戦争中 : 収蔵品は、 三菱江戸橋倉庫(後の三菱江戸橋トランクルーム)に保管され、
戦禍を逃れる
1949 年 : 日本専売公社に資料保管・収集が引き継がれる
*全国各地での「たばこ展覧会」も一部再開
1965~1973 年頃 : 社内外から常設的に公開する施設の建設を求める声が高まる
1974 年 : たばこ製造専売 70 周年記念事業の一環として「専売史料館(仮称)」の
建設が決定
1975 年 : 基本構想策定
1978 年 : 11 月 3 日 開館
1985 年 : 常設展示全面改装
日本たばこ産業株式会社発足
1996 年 : エントランス、視聴覚ホール、特別展示室・常設展示の一部を改装
1998 年 : 開館 20 周年
2001 年 : ミュージアム・ショップ他改装
2008 年 : 開館 30 周年事業開催、ミュージアム・カフェ新設
2012 年 : 来館者累計 300 万人達成
2013 年 9 月 : 移転のため休館(渋谷での営業終了)
2015 年 4 月 : 墨田にてリニューアル・オープン(予定)
別紙 3
<外観予想図>




<内装予想図>

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