アルフレッサ株式会社による株式会社インテグリティ・ヘルスケアとの資本提携について

2020年7月28日
各 位
会 社 名 アルフレッサ ホールディングス株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 荒川 隆治
(コード番 号 2784 東 証一 部 )
問 合 せ先 執 行 役 員 コーポレートコミュニケーション部 長 根本 壮一
(TEL:03-5219-5102)


アルフレッサ株式会社による
株式会社インテグリティ・ヘルスケアとの資本提携について

当社の子会社であるアルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福神雄介、
以下「アルフレッサ」といいます)は、株式会社インテグリティ・ヘルスケア(本社:東京都中央区、代表取
締役社長:園田愛、以下「インテグリティ・ヘルスケア」といいます)が実施する第三者割当増資により発
行する株式の一部を引き受けいたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。





1. 提携の背景と目的
現在、国内外で新型コロナウイルス感染症が急激に拡大し医療提供体制に大きな影響を与えていま
す。感染拡大防止の観点から、スマートフォンやオンライン会議システム等の様々な ICT 技術を使った、
新しい非接触型コミュニケーションの利活用が進んでいます。国内においても、政府が慢性疾患等を有
する定期受診患者等が継続的な医療・投薬を必要とする場合に、電話や情報通信機器を用いた診療や、
オンライン・電話による服薬指導等を特例的に許可しており、今後、医療分野における ICT 技術の利活
用が進むことが予想されています*1。
インテグリティ・ヘルスケアは、経営理念として「ぬくもりのある医療を、100 年先も、ずっと。」を掲げ、
「人とテクノロジーの融合で、医療にあたたかいイノベーションを起こしていくこと」を目指す企業です。同
社が開発したオンライン診療システム「YaDoc(ヤードック)」*2 は、「モニタリング」「オンライン問診」およ
び「オンライン診察」等の各種機能を医療機関向けに提供しており、これを医療機関が通常の対面診療
と組み合わせることで、さらにきめ細かな診療を継続的に行える環境を実現しています。
アルフレッサグループは、「19-21 中期経営計画 さらなる成長への挑戦 ~健康とともに、地域とと
もに~」において、グループ経営方針の一つとして「事業モデルの変革」を掲げており、成長分野への積
極的な投資により事業領域の拡大を目指しております。


アルフレッサは、今回のインテグリティ・ヘルスケアとの資本提携を通じて、YaDoc を活用したサービ
スビジネス等の新しいビジネスモデルの共同検討・共同開発を行い、アルフレッサが持つ医薬品や医
療機器の販売等と組み合わせて事業シナジーを追求してまいります。


*1. 出典:株式会社矢野経済研究所「医療 ICT 市場に関する調査(2020 年)」
*2. YaDoc:オンライン医療に必要な「問診」「診察」「モニタリング」等の各種機能を提供するオンライン診
療システム。「問診」機能は、医療機関が用意する ICT 機器や患者が所有するスマートフォンを用いて患
者が問診票を入力するとデータが自動的に分析されて、医師がサマリーやスコア等の形で患者のデータ
を確認することができる機能。「診察」機能は、患者がスマートフォンで診察予約を行うと、予約に基づい
て医師がコールインしてオンライン診療を行うことができる機能。「モニタリング」機能は、患者がスマート
フォンやウェアラブルデバイスを用いて自らの血圧や血糖、体重等のデータを入力すると、医師が継続
的に患者の日々の変化をモニタリングし、変化に応じて適切な療養指導をサポートする機能。


2.資本提携の内容
インテグリティ・ヘルスケアが実施した第三者割当増資により、同社普通株式の一部を約5億円
で取得いたしました。なお、出資比率は非公表としております。


3.提携会社の概要
(1)名称 株式会社インテグリティ・ヘルスケア
(2)本店所在地 東京都中央区日本橋蛎殻町 1-27-5 YAMATO B.L.D.
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 園田 愛
(4)事業内容 テクノロジーを活用した疾患管理システムの提供
(5)資本金 21 億 332 万円(2020 年 6 月現在、資本準備金等含む)
(6)設立年月 2009 年 10 月
資本関係 該当事項はありません。
(7)上場企業と当該会社との間
人的関係 該当事項はありません。
の関係
取引関係 該当事項はありません。


4.今後の見通し
本件による当社の通期(2021 年 3 月期)連結業績への影響は軽微です。
以 上





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