受注の入力業務を自動化!伊藤園が発注書をAIでデジタル化する「発注書AI-OCR(invox)」を導入!

報道関係各位(計 5 枚) 2023 年 8 月 22 日
株式会社インフォマート




受注の入力業務を自動化!伊藤園が発注書を AI で
デジタル化する「発注書 AI-OCR(invox)」を導入!
REFAX 業務を自動化する新機能「REFAX 機能」も活用し、受注業務のさらなる効率化を実現



デジタルの力であらゆる業務を効率化する株式会社インフォマート(本社:東京都港区 代表取締役社
長:中島 健、以下「当社」)は、株式会社伊藤園(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 執行役員:
本庄 大介、以下「伊藤園」)が、当社と株式会社 Deepwork(本社:東京都新宿区 代表取締役:
横井 朗、以下「Deepwork」)が協業して提供している、発注書を AI でデジタル化する「発注書 AI-OCR
(invox)」と新機能「REFAX 機能」を導入し、受注業務の自動化が実現したことをお知らせします。




伊藤園は、清涼飲料の製造・販売、日本茶の製造・販売、烏龍茶および紅茶等の輸入・販売、健康食品の製
造・販売を行い、常に時代の先駆けとして「缶入り緑茶・烏龍茶」の開発や、飲料のペットボトル化等、斬新
な製品を開発してきました。


それに伴って取引先数が増加し、受注業務が煩雑化したことから、2016 年より飲食店とその取引先の受発
注業務をデジタル化する「BtoB プラットフォーム 受発注」、2021 年には食品卸会社とその取引先の受発注
業務をデジタル化する「BtoB プラットフォーム 受発注ライト」を導入しました。
これらの 2 つのサービスは伊藤園の基幹システムとも連携しており、現在では受注業務が大幅に効率化さ
れています。


しかしながら、受け取る発注書の中には、得意先の基幹システムから出力され FAX で送信されるものや、
インターネット FAX から自動で送信されるもの等が一定数存在し、自動化や電子化の課題となっていまし
た。これらのような個別で送信される FAX に対し、REFAX(※1)をしなければならず、手間と時間がかかるこ
とが負担となっていました。(※1)FAX で送信された発注書を使用して FAX にて返信を行う。


これらの状況から、受注業務のさらなる電子化率の向上と REFAX 業務の効率化・省人化を目的に、当社と
Deepwork が協業して提供している「発注書 AI-OCR(invox)」及び「REFAX 機能」の導入に至りました。





■「発注書 AI-OCR(invox)」(※2)及び「REFAX 機能」で実現すること
FAX やメール(PDF)で受け取った発注書を「発注書 AI-OCR(invox)」でデータ化し、「BtoB プラット
フォーム 受発注ライト」に自動で連携します。その受注データを「BtoB プラットフォーム 受発注ライト」
から自社の基幹システムに取り込むことで、全ての受注がデータ化され、入力作業を削減できます。さらに
「REFAX 機能」により、システムから自動で FAX 返信が行われるため、発注書の受け取りから REFAX 業務、
基幹システムへの受注データ入力までの手作業がデジタル化され、受注業務の大幅な効率化が実現します。



< 発注書の受け取りから REFAX 業務、基幹システムへの受注データ入力までの流れ >




■「発注書 AI-OCR(invox)」と「REFAX 機能」を利用することによる削減効果の一般的な例
受注から基幹システムへの受注データ入力までの処理時間は 1 件当たり 3 分以上かかると言われています。
仮に 1 件につき 3 分かかると想定した場合、1,500 枚の処理時間は 75 時間になります。「発注書 AI-OCR
(invox)」と「REFAX 機能」を利用すると 1 件あたり 30 秒ほどで完了するため、1,500 枚の発注書処理業務
は 12.5 時間となり 62.5 時間(83%)の労力が削減されます。


< 1 件につき 3 分かかると想定した場合 >
・紙での処理の場合:3 分×1,500 枚=4,500 分(=75 時間)
・システム利用の場合:30 秒(0.5 分)×1,500 枚=750 分(=12.5 時間)
75 時間-12.5 時間=62.5 時間



今後も「BtoB プラットフォーム 受発注」「BtoB プラットフォーム 受発注ライト」「発注書 AI-OCR
(invox)」「REFAX 機能」を通じて、基幹業務である受注業務をデジタル化することで、効率化、属人化の
解消を支援してまいります。




■ サービス概要



FAX やメール(PDF)で受け取った発注書を Deepwork の「発注書 AI-OCR(invox)」がデータ化し、
「BtoB プラットフォーム 受発注ライト」に自動で連携します。その受注データを「BtoB プラットフォーム
受発注ライト」から基幹システムに取り込むことで、全ての受注をデータ化し、入力作業を削減することが
できます。
< 画面イメージ:紙で受領した発注書を AI-OCR でデータ化 >




(送信された発注書) (該当商品が候補として反映された画面)


データ化された発注書では、「BtoB プラットフォーム 受発注ライト」に設定されている発注マスタ(得意
先別マスタ情報)を参照し、該当商品が候補として反映されます。「発注書 AI-OCR(invox)」には商品特定
に特化した AI が搭載されており、取引先の商品名・商品コードに紐づけた「BtoB プラットフォーム 受発注
ライト」のマスタを学習していく仕組みです。
学習前の商品が発注された場合、商品名の類似度から“マスタ候補を紐づけた結果”を学習することで、2
回目以降の商品特定が可能になります。


< 学習による商品特定の例 >





この商品特定に特化した AI により、これまで商品特定ができる担当者のみで行っていた受注業務の属人化
が解消されます。
URL:https://www.infomart.co.jp/asp/seller/ai-ocr/index.asp

(※2)「発注書 AI-OCR(invox)」は「BtoB プラットフォーム 受発注ライト」の有料オプション機能です。ご利用の際は「BtoB プラットフォーム
受発注ライト」の ID が必要になります。




・ 新機能[REFAX 機能](※3)について
「発注書 AI-OCR(invox)」でデータ化された発注書(PDF)に、スタンプを押して返信 FAX を送る機能で
す。受け取った発注書に手書きのサインもしくは社名のスタンプを押印し、FAX を送信する等、手作業で行
っていた業務が、「REFAX 機能」を利用することで自動化され、作業の省力化が実現します。
「REFAX 機能」における送信方法やタイミング等は、個社ごとの条件に合った送信設定が可能です。

(※3)REFAX 機能は「発注書 AI-OCR(invox)」の有料オプション機能です。ご利用の際は別途お申し込みが必要になります。




「BtoB プラットフォーム 受発注」は、外食・給食・ホテル等と、その取引先である卸・メーカーとの間の
受発注・請求業務が行えるクラウドサービスです。日々の受発注から請求処理までをデジタル化し、計数管
理を一元化。双方の業務効率化、時間短縮、コスト削減、生産性向上が実現します。
URL:https://www.infomart.co.jp/asp/index.asp




「BtoB プラットフォーム 受発注ライト」は、食品卸会社とその取引先で行う受発注業務をデジタル化する
クラウドサービスです。食品卸会社が取引先に無料 ID を発行することで、取引先はこれまで電話や FAX で行
っていた発注業務をパソコン・スマートフォンで簡便に行うことが可能になります。これにより、食品卸会
社では、「受注ルートの一本化」「販売管理システムとの連携」「発注マスタ管理」が可能となり、データ
受注が普及・拡大するとともに、時間短縮・コスト削減が実現します。
URL:https://www.infomart.co.jp/asp/seller/light.asp


■ 会社概要
【伊藤園】
会社名:株式会社伊藤園
代表者:代表取締役社長 執行役員 本庄 大介
本社所在地:東京都渋谷区本町 3-47-10
設立:1966 年 8 月 22 日
資本金:199 億 1,230 万円
事業内容:茶葉(緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、紅茶、麦茶等)やティーバッグ、インスタント製品、
飲料(茶系、野菜、コーヒー、ミネラルウォーター、炭酸等)の開発や原料の仕入れ、加工、
包装、販売
従業員数:連結 7,928 名 単独 5,205 名(2023 年 4 月 30 日現在)
URL:https://www.itoen.co.jp/




【Deepwork】
会社名:株式会社 Deepwork
代表者:代表取締役 横井 朗
本社所在地:東京都新宿区西新宿 1-25-1 新宿センタービル 49F +OURS
設立:2019 年 2 月 1 日
資本金:1 億円(2021 年 11 月時点)
事業内容:invox シリーズの開発・運営
従業員数:50 名(2023 年 3 月時点)
URL:https://deepwk.com/


【インフォマート】
会社名:株式会社インフォマート(東証プライム市場:2492)
代表者:代表取締役社長 中島 健
本社所在地:東京都港区海岸 1-2-3 汐留芝離宮ビルディング 13 階
設立:1998 年 2 月 13 日
資本金:32 億 1,251 万円
事業内容:BtoB(企業間電子商取引)プラットフォームの運営
従業員数:767 名(2023 年 6 月末現在)
URL:https://corp.infomart.co.jp/


■ タグライン「しごと、スマート。インフォマート」について
インフォマートは 2023 年、創業 25 周年を機にコーポレートブランドを刷新しました。インフォマートの
新しいタグライン「しごと、スマート。インフォマート」には、デジタル化による効率化やコストカットの
先にある、働くひとが自分らしく、新しい価値を創造していく社会を支えていきたいという想いがこめられ
ています。




【 本リリースに関する報道関係者様のお問い合わせ先 】
株式会社インフォマート(広報部:矢内・滝澤・亀田・盛)

TEL:03-6681-0632 / E-mail:im-pr@infomart.co.jp





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