新日本科学におけるDX人材育成のための研修プログラム整備 -聖マリアンナ医科大学のオンラインセミナーを利用-

PRESS RELEASE
2022 年3月 30 日
株式会社新日本科学
https://www.snbl.co.jp
(証券コード:2395 東証第一部)


新日本科学における DX 人材育成のための研修プログラム整備
-聖マリアンナ医科大学のオンラインセミナーを利用-

株式会社新日本科学(本店 鹿児島県鹿児島市、代表取締役会長兼社長:永田良一、以下
「当社」)は、お客様に提供する時間価値を最大化し、加えて付加価値を向上させる新たな
ソリューションの提供を目指すため、社内の DX 人材育成強化の研修プログラムの整備を進める
ことといたしました。

1981 年、当社は、CRO(医薬品開発受託研究機関)業界では世界に先駆けて実験データの
オンライン化を行い、89 年にはイーサネットによるデスクトップパブリッシングに業界で初めて
成功、以来、品質担保と圧倒的スピードの実現のため事業オペレーションの自動化を進めて参り
ました。今回、さらに強力に推進するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)を浸透させる
社内 DX 人材育成プログラムの整備を行います。当プログラムを組む中で、当社は AI/ICT(人工
知能および情報通信技術)の基礎的な技術を学び、それを自らの業務に展開するための最適な
教材として、聖マリアンナ医科大学が主催した「医療 AI セミナー」1)(2020 年9月~2021 年3月に
開催)のアーカイブ動画を教材(以下、本教材)として使用することにしました。本教材を用いた
研修を皮切りに、同学とも連携し、さらに研修プログラムを充実させてまいります。

研修プログラムへの参加は社内公募とし、自主的に社員の学習機会を創出することで、当社
事業活動を支えるDX人材の育成を図り、当社グループのビジネストランスフォーメーションを
推進する人材基盤を強化します。また、デジタル化による変革を進めることでオペレーションを
最適化し、顧客の視点に加えて社会的な視野でも課題を解決できる DX を推進します。


聖マリアンナ医科大学デジタルヘルス共創センター(DHCC)副センター長 小林泰之教授の
コメント:
「医療 AI セミナー」は、次世代医療を実現できる人材の育成を目的とし、本学が行っている
「未来の医療を創る”医療人 2030”育成プロジェクト」2)の一部です。AI の基礎から現場応用まで
初心者にも可能な限りわかりやすく講義させて頂きました。新日本科学様の DX 人事育成強化の
研修プログラムに使用して頂けることは望外の喜びです。今後も協力して、これからの時代を
変革する人材の育成に努力して参ります。

<参考>
1) 「医療 AI セミナー」:
聖マリアンナ医科大学 DHCC が取り組む人材育成プログラムである「未来の医療を創る“医療人
2030”育成プロジェクト」の一部で、小林泰之教授の研究室が主催した医療における AI/ICT に
PRESS RELEASE
ついての講座です。全 13 回、毎回 2 時間の講義となっており、総論(医療における AI/ICT 概論、
AI って何?など)および各論(深層学習に必要な数学、ディープラーニング基本、実際に AI を試し
てみよう、など)より構成されています。


2) 「未来の医療を創る“医療人 2030”育成プロジェクト」(https://marianna-dhcc.jp/):
医療を取り巻く状況が急激に変わりつつある中、患者・人間中心の次世代の医療を創り支えて
いくには、AI/ICT などの最新テクノロジーを活用すること、常識に捉われずにイノベーションを起こ
すこと、様々な産業とのコ・クリエーション(共創)を起こすこと、そしてデジタルネイティブ世代の
若い人材に参画してもらうことが極めて重要だとの認識の下、新時代の医療人材の育成のために
立ち上げられたプロジェクトです。当社は、同プロジェクトの趣旨に賛同し、協賛しております。


<新日本科学について>
株式会社新日本科学(2395:東証第一部)は、国内外の製薬会社や研究機関、バイオベン
チャーのパートナーとして医薬品開発業務の受託研究を行う、1957 年創業の国内初の CRO
(Contract Research Organization)です。新日本科学グループは、「環境、生命、人材を大切にする
会社であり続ける」という企業理念のもと、CRO 事業においては、基礎研究・創薬を含めた医薬品
開発の全ステージを受託できる国内唯一の企業としてパートナーの新薬開発支援に取り組むととも
に、トランスレーショナルリサーチ事業では、独自開発した経鼻投与製剤技術やデバイスを活用
した自社開発品のライセンス活動に注力しています。また、鹿児島県指宿市では、広大な森林と
自然を活用したメディポリス事業を行っており、地熱発電やリゾートホテル運営などを通じて地域
経済の振興と環境保全を推し進めるとともに、人々のウェルビーイング(Well-being)と生活の質の
向上に貢献し、幸せの連鎖を創造する 活動を展開しておりま す 。詳細については、
https://www.snbl.co.jp/をご覧ください。
以 上


【本件に関するお問い合わせ】
(株)新日本科学 IR 広報統括部 岩田
TEL: 03 - 5 5 6 5 - 6 2 1 6
E-mail: ir@snbl.co.jp

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