トレードピアお台場における建築環境総合性能評価システム(CASBEE)認証 最高評価(Sランク)取得のお知らせ

Make More Sustainable
サステナブルインフラの「いちご」


2021 年 9 月 15 日
各 位
会社名 い ち ご 株 式 会 社
代表者 代表執行役会長 スコット キャロン
(コード番号 2337 東証第一部)
問合せ先 上席執行役財務本部長 坂松 孝紀
(電話番号 03-3502-4818)
www.ichigo.gr.jp

トレードピアお台場における建築環境総合性能評価システム(CASBEE)認証
最高評価(S ランク)取得のお知らせ

当社は、企業の存在意義は社会貢献であると考えており、サステナブル(持続可能)な社会を実
現するための「サステナブルインフラ企業」として大きな成長を図るとともに、事業活動を通じて
社会的責任を果たすことを最大の目標としております。

このたび、当社が保有するオフィスビル「トレードピアお台場」にて、建築物の環境性能を評価
し格付けする「CASBEE」における最高評価である ランク」
「S を取得いたしましたので、下記のと
おりお知らせいたします。




1. 認証取得物件および評価結果
対象物件:トレードピアお台場

物件名 トレードピアお台場

所在地 東京都港区台場2-3-1

延床面積 76,580m2

構造/階数 S/SRC造 B2F / 23F

建築時期 2001年2月1日

【評価ランク】

S(最高評価)





2. 評価のポイント
(1)制震システムを採用し、耐震性を有する点
(2)躯体材料の耐用年数は「等級 3(概ね 75~90 年)
」相当の対策が講じられている点
(3)公共交通機関の利便性が高く、公共交通機関の利用を促進している点
(4)維持管理(清掃管理業務と衛生管理業務)における環境配慮について、充実した取り組みを
行っている点
(5)20%以上の緑化率、生物資源の管理と利用を行い、生物多様性の向上に努めている点
(6)運用会社が管理会社と連携し、年度ごとに省エネ目標の設定・実績検証を実施することで、
運営面においても省エネに向けた運営管理体制を構築し共同で改善を実施している点

3. CASBEE の概要
CASBEE は、建築物の環境性能を評価し格付けするもので、省エネルギーや省資源、リサイク
ル性能など環境負荷低減の側面に加え、景観への配慮なども含めた建築物の環境性能を総合的に評
価するシステムです。
CASBEE 不動産の特徴は、環境に配慮された建物が不動産価値に与える影響の度合いを測り、
以下の分類でそれぞれ評価項目が点数化されます。また、評価結果は 5 段階のランキング(S、
A、B+、B-、C)となっております。
[評価項目]
① エネルギー / 温暖化ガス
②水
③ 資源利用 / 安全
④ 生物多様性 / 敷地
⑤ 屋内環境

CASBEE 不動産評価認証物件一覧については以下をご参照下さい。
運営サイト : www.ibec.or.jp/CASBEE/MP_certification/CASBEE_MP_certified_buld_list.htm

4. 環境課題に向けたいちごの取り組み
当社は、人類、社会そして地球の一員として、 「サステナブル経営」の実現を重要な経営課題と
しております。豊かさと環境が共存する未来のため「脱炭素社会」に向けた取り組みを加速してお
り、RE100(※1)の目標達成年限を 2040 年から 2025 年へ 15 年前倒しし、さらなる早期実現に向
け、再生可能エネルギーの導入を進めております。また、 「クライメート(気候) ・ポジティブ」の
実現を目指し、温室効果ガスの排出量削減とともに、当社のクリーンエネルギー事業による再生可
能エネルギーの創出に全力で取り組んでおります。
当社は、社会をより良い状態で次世代へ継承するため、当社の「心築(※2) 」と「クリーンエ
ネルギー」事業を通じ、資源・エネルギーを守り、引き続き、環境循環型社会の実現を目指してま
いります。

(※1)
RE100 とは、世界で影響力のある企業が自らの事業で使用する電力を、発電時に CO2 を排出
しない太陽光、風力、水力、バイオマスなどの再生可能エネルギーで 100%調達することにコミ
ットし、将来的に脱炭素(カーボンニュートラル)社会に移行することを目的とする国際イニ
シアティブです。

(※2)
心築(しんちく)とは、いちごの不動産技術とノウハウを活用し、一つ一つの不動産に心を込
めた丁寧な価値向上を図り、現存不動産に新しい価値を創造することをいい、日本における
「100 年不動産」の実現を目指しております。

以 上

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