「RE100」目標達成年限を2040年から2025年へ 豊かさと環境が共存する未来のため「脱炭素社会」に向けた取り組みを加速

Make More Sustainable
サステナブルインフラの「いちご」

2021 年 7 ⽉ 6 ⽇
いちご株式会社 www.ichigo.gr.jp


「RE100」⽬標達成年限を 2040 年から 2025 年へ

豊かさと環境が共存する未来のため「脱炭素社会」に向けた取り組みを加速


いちご株式会社は、⻑期 VISION「いちご 2030」のとおり、従来の⼼築(しんちく)を軸とした事業
モデルをさらに進化させ、
「100 年不動産」へチャレンジするとともに、地域および地球に優しいクリー
ンエネルギー事業を積極的に推進しており、サステナブルな社会を実現するための「サステナブルインフ
ラ企業」として⼤きな成⻑を⽬指しております。
その⽬標を達成するための⼀環として、事業活動で消費する電⼒を 100%再⽣可能エネルギーとする
ことを⽬指す国際的なイニシアティブである「RE100」に加盟しておりますが、⽬標達成年限を 2040
年から 2025 年に 15 年前倒しすることとし、脱炭素社会実現への取り組みを加速してまいります。


【 いちごの新⽬標 】

2025 年までに事業活動で消費する電⼒を 100%再⽣可能エネルギーにする

この⽬標においては、当社が運⽤する上場投資法⼈(いちごオフィス 8975、いちごホテル 3463)が
保有する不動産にて消費する電⼒を含めて 100%再⽣可能エネルギーとすることを⽬指しております。


※ ⼼築とは、いちごの不動産技術とノウハウを活⽤し、⼀つ⼀つの不動産に⼼をこめた丁寧な価値向
上を図り、現存不動産に新しい価値を創造することをいい、⽇本における「100 年不動産」の実
現を⽬指しております。




■ 「脱炭素」社会実現に向けた取り組み
当社は、現存不動産を活かし、省資源・⾼効率を図る⼼築事業に加え、遊休地を有効活⽤し、国内エネ
ルギー⾃給率への貢献に向けたクリーンエネルギー事業を展開するサステナブルインフラ企業です。

現在、いちごが開発および運営する稼働済みの太陽光および⾵⼒発電所は、52 発電所・約 157MW で
あり、開発確定済の発電所を含めますと、約 200MW に及びます。さらに、エネルギーミックスによる電
⼒供給の安定性向上に向け、森林の⾼齢化課題に対応したグリーンバイオマス事業についても計画してお
ります。今後も再⽣可能エネルギーの創出に注⼒し、国内エネルギー⾃給率向上に貢献してまいります。



また、当社の事業の軸である「⼼築」では、現存不動産を壊すのではなく「活かす」ことによる⻑寿命
化・省資源化を図っております。欧⽶諸国の建物の平均寿命が約 100 年であることに対し、わが国では、
30 年前後で半数が取り壊され、建て替えが⾏われております。不動産の解体や材料の廃棄、新たな建築の
ための材料製造における消費エネルギーは膨⼤です。当社では、わが国の不動産の寿命を 100 年にしたい
と本気で考え、その実現のため、建物診断により機器の状況とともにカルテ化し、環境負荷低減の観点か
ら評価および改修⼯事を⾏っております。持続可能な建物を増やし、街や⼈々と結びつけることで、サス
テナブルインフラを提供し、環境負荷を低減してまいります。

これらの取り組みは、わが国におけるいちごの使命であると考えており、当社の経営理念「⽇本を世界
⼀豊かに。
」の実現に向け、未来に⼼を尽くしてまいります。



■ 「RE100」の概要

世界で影響⼒のある企業が、⾃らの事業で使⽤する電⼒を、CO2 を発電時に排出しない太陽光、⾵⼒、
⽔⼒、バイオマスなどの再⽣可能エネルギーで 100%調達することにコミットし、将来的に脱炭素社会
(カーボンニュートラル)社会に移⾏することを⽬的とする国際イニシアティブです。
国際環境 NGO「The Climate Group(TCG)
」が、投資家等に向けて企業の環境情報を提供する国際的
NGO「CDP」とのパートナーシップのもとで主催しています。また、企業や投資家の温暖化対策を推進し
ている国際機関やシンクタンク、国際的 NGO 等が構成機関となって運営しているプラットフォームの
「We Mean Business」連合の⼀部としても運営しています。⽇本では、2017 年 4 ⽉より「⽇本気候リ
ーダーズ・パートナーシップ(JCLP) RE100 の地域パートナーとして⽇本企業の参加(2021 年 6 ⽉
」が
現在 56 社)を⽀援しています。
RE100 への参加対象企業は、以下のいずれか 1 つ以上に該当する企業です。
1. グローバルまたは国内で認知度・信頼度が⾼い
2. 主要な多国籍企業(フォーチュン 1000 またはそれに相当)
3. 消費電⼒量が 100GWh 以上(※)
4. RE100 の⽬的に寄与する、何らかの特徴と影響⼒を有する

(※)現在、⽇本企業は 50GWh 以上に緩和されています。


本リリースに関するお問合せ先 いちご IR 推進部 03-3502-4818


以 上





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