神戸市で映像通話システム「Live-X」の本運用を開始―COVID-19等流行下の非接触・遠隔での行政対応を支援―

News Release


2021 年 4 月 7 日
各 位
株式会社ドーン

神戸市で映像通話システム「Live-X」の本運用を開始
―COVID-19 等流行下の非接触・遠隔での行政対応を支援―

株式会社ドーン(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:宮崎正伸)は、神戸市において、当社の映像
通話システム「Live-X」の本運用を開始しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)等の感染症流行下
の非接触・遠隔での行政対応を実現するため、スマートフォンが撮影する映像を介した相談業務等のために本格的
に利用されます。


1 概要
映像通話システム「Live-X」は、昨年 9 月より神戸市において、避難所での健康相談等に活用する試行運用
が行われていましたが(※)、2021 年 4 月1日より本運用を開始する運びになりました。
当社は今後、各地方自治体における非接触・遠隔での行政対応を支援するため、「Live-X」の本格導入を
推進してまいります。

<映像通話システム「Live-X」を活用した遠隔相談業務のイメージ(避難所での健康相談の例)>




※ 「Live-X」は、株式会社ドーンの商標です。
※ 当社報道発表資料: 2020 年 9 月 18 日付「神戸市で映像通話システム「Live-X」を試験導入―COVID-19
等流行下の非接触・遠隔での行政対応を支援―」(https://contents.xj-storage.jp/xcontents/23030/9
ae96293/1f89/4ba8/8940/312722a839a4/140120200917493903.pdf)

2 「Live-X」とは
当社が開発した映像通話システム「Live-X」は、スマートフォンが撮影する画像を確認しながらビデオ通話を行
うもので、伝送される画像(動画・静止画)を介した通話者間のリアルタイムなコミュニケーションを支援するシス
テムです。
画像伝送を求める側(行政職員等)が通話相手(相談者等)に専用ウェブサイトを案内し、相手がこれを
表示することでビデオ通話が開始される方式を採用しており、専用アプリを事前にダウンロードする必要がなく、簡
単な操作で利用できるよう配慮しているため、多くの事案に活用されることが期待できます。
3 経緯と今後の展望
近年、行政の災害対応等における現場情報の迅速かつ正確な収集が課題となっており、映像伝送による情
報共有の技術に期待が高まっています。当社は 2019 年より、消防機関向け「Live119」、警察本部向け
「Live110」を展開しておりますが、この技術を応用し、現場の映像情報のリアルタイムなコミュニケーションに広く活
用できるツールとして「Live-X」を開発しました。
5G 時代の到来により今後、映像通信の利用の広がりが見込まれるなか、この技術がさまざまなシーンで市民
生活や安全の確保に役立つことが期待されます。

当社は今後も、様々な空間情報技術を活用した新しいサービスの展開を積極的に進め、安心安全な社会の
実現に貢献してまいります。
以 上

<ご参考>株式会社ドーンについて
地理情報システム(GIS)を構築するための基本ソフトウェアやGIS関連システムの開発・販売を事
業の柱とし、近年は防災・防犯分野で使われる空間情報技術を提供するクラウドサービスに注力しています。

<問い合わせ先>
株式会社ドーン管理部 IR 担当
TEL:078-222-9700 E-mail:dawn@dawn-corp.co.jp

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